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CCO(Chief Customer Officer 最高顧客責任者)を目指そう!

今年のpage2016のテーマは「未来を創る -メディアビジネスの可能性を拡げる-」に決定した。このテーマはもちろん、弊協会で今年4月に刊行した「未来を創る」に起因していることは言うまでもない。そこで今一度「未来を創る」を再読してみた。

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刊行直後に読んだ時と比べて、心に刺さる部分は大きく異なった。以前は正直、第3章の冒頭の著者からの投げかけに対する答えはゼロ(つまり、マーケティングオートメーションベンダー企業に関する知識はほぼ皆無)であり、当然、その後のマーケティングオートメーション関連の企業紹介も斜め読みしてしまっていた。しかし今となっては、著者の見解と自身の理解を確認することが出来た。感じることは人材の重要性であろう。著者の見解として、旧来の人材と、今後必要な人材への表現の違いは明確だ。

 

「印刷業に従事する人は、この章を読んでこう思っているかもしれない。『自分に何の関係があるのだ?」

「今日マーケティングコミュニケーションに従事する者は、高いスキルを持ったデジタルメディアの専門家である。」

あまり聞きたくない表現である。しかし、次の表現には今後へのヒントがある。

 

「必要なのは、コミュニケーションやメディアのあらゆる側面に精通した人材であり、その知識とスキルを使って顧客の為に印刷物と他のメディアを適切に組み合わせることのできる人材である。」

この表現は以前読んだときにも心に響いていたがそれは「印刷物と他のメディアを適切に組み合わせる」の部分であった。これなら印刷物の出番があるではないかと。しかし人材の観点で考えると、重要なのはそこではない。「コミュニケーションやメディアのあらゆる側面に精通した人材」こそがこれから必要であるという事なのだ。

 

「まだ他人事のつもり?」の小見出しで始まる本文108pを引用すると、メディアやマーケティングについて意思決定する人は「印刷物に眼中にない」。その為にどうすればよいかと言うと、彼らと「対話を持つこと」だと説いている。しかし一方で彼らは「創造力に満ち、顧客の支援を第一に考えることが出来、顧客がビジネスコミュニケーションに求めるものを実現する能力を持っている。要するに「顧客第一主義」なのである。その事を「CCO(Chief Customer officer、最高顧客責任者)」と呼ぶ。

 

私自身、この半年でマーケティング関連業界の人々と交流する事は出来た。その結果、マーケティングオートメーションについて書かれている第3章「岐路に立つ Turning Point」の部分を読み飛ばすことは無くなった。しかし本当に大事なことは、マーケティングに精通する事ではない。顧客の立場に立って、顧客の支援を第一に考え、顧客が求めるビジネスコミュニケーションを使い分けることである。それこそが、マーケティングオートメーションの要諦であり、バリアブル印刷の要諦でもある「適切なタイミングで、適切な人々に、適切なメッセージを届ける」という事に繋がる事が出来るのではないか。

 

目指せ、CCO!

(CS部 堀 雄亮)

 

page2016のテーマが決まりました!

page2016のテーマが決まりました。

 

2016年2月3日から5日に開催される「page2016」のテーマが決まりました。

 

今年のテーマは・・・

 

 

 

 

 

 

「未来を創る -メディアビジネスの可能性を拡げる-」

 

 

 

 

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

<page2016事務局>

page2016 出展社募集説明会 開催のお知らせ(8月26日(水)15時~)

6万8千人が来場する印刷・メディアビジネスの一大プラットフォームに参加しませんか?

 

弊協会主催の印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2016」を2016年2月3日~5日、サンシャインシティにて開催いたします。

今回で29回目を迎える”page”は、機材展にとどまらず、デジタルメディア分野までとらえた展示内容。
その動員力とインパクトは、業界の方向性を示唆する展示会として、出展社・来場者双方から高い評価をいただいております。

つきましては、新規のご出展を検討いただく皆さま向けの説明会を、
8/26(水)15時より、
JAGATセミナールームにて開催いたします。

pageのミッションと機能、出展のメリット、さらには今回のpage2016のテーマや企画案に関してお話しさせていただきます。また質疑応答、個別のご相談も承ります。

つきましては、添付のご案内資料をご参照ください。
ご参加の際は、こちらの資料の下部に記載をいただき、FAXにてお戻しください。(FAX:03-3384-3116)
page2016 出展社募集説明会のお知らせ(2016.08.26 15時)

何卒、よろしくお願いいたします。

『page2016』出展社募集開始 2015年10月16日(金)まで

公益社団法人日本印刷技術協会(本社:東京都杉並区 会長:塚田司郎 以下、JAGAT)は、『page2016』を2016年2月3日(水)から5日(金)までの3日間、サンシャインシティコンベンションセンターにて開催、この度、出展社の募集を開始いたしました。

page展は、「カンファレンス」「セミナー」「展示会」で構成される印刷メディアビジネスの総合イベントで、今回で29 回目を迎えます。機材展にとどまらずデジタルメディア分野までとらえた展示内容で、その動員力とインパクトは業界の方向性を示唆する展示会として、出展社・来場者双方から評価を得ています。

 

<出展募集期間>

2015年8月3日(月)~2015年10月16日(金)まで

 

<申込方法>

出展申込書に必要事項記入の上、page2016事務局宛てに郵送してください。

◆出展案内・出展申込書

JAGAT公式Webサイトよりダウンロード可能

※締切日前であっても、申込小間数が予定小間数に達したときは、予告なく締切日を繰り上げることがあります。

 

<開催概要>

展示会名称:                              page2016

展示会会期:                              2016年2月3日(水)~5日(金) 10:00~17:00

展示会場:                                  サンシャインシティコンベンションセンター 展示ホールB・C・D

主催団体:                                  公益社団法人 日本印刷技術協会(JAGAT)

後援・協賛:                                経済産業省、他関連業界団体を予定

展示会出展社数・小間数:        140社・508小間(page2015実績)

入場料:                                      1,000円(税込)

来場者数見込み:                      68,000人

公式Webサイト:                        http://www.jagat.or.jp/page

以上

公益社団法人日本印刷技術協会について

公益社団法人日本印刷技術協会(Japan Association of Graphic Arts Technology:JAGAT)は、印刷に関する技術の開発・向上により、印刷および関連産業の発展、貢献を目的として1967年に創立いたしました。2012年4月1日より新たに公益社団法人へ移行登記いたしました。

 

【出展に関するお問い合せ】

〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11

公益社団法人日本印刷技術協会 page2016事務局 堀・新井・奥田

TEL:03-3384-3112 FAX:03-3384-3116 Mail: 

【リリースに関するお問い合せ】

公益社団法人 日本印刷技術協会 研究調査部宛

TEL:03-3384-3113 FAX:03-3384-3168

展示会はプラットフォームだ

先日、インテックス大阪で開催されたJP2015情報・印刷機材展に伺った。その前日には東京ビックサイトでのJapan IT Week 2015春、また翌日には高崎でのシタラフェア2015にも伺ったので、いわば展示会行脚の3日間となった。 続きを読む