産業連関表で印刷産業の費用構成を見ると、材料費や同業者間取引は印刷市場の縮小を反映して2000年から2005年に大幅に減少し、その後も減少傾向にあるのに対して、商業(卸売マージン額など)は増加傾向にある。(数字で読み解く印刷産業2017その4) 続きを読む
「経営動向」タグアーカイブ
『JAGAT info』2017年4月号
■私の若手社員時代
不満を抱え焦燥感にかられた20代
新規営業部門立ち上げで経営者としての基礎を作った30代
株式会社金羊社 代表取締役会長 浅野 健氏
■特集
2016年の印刷ビジネスを振り返る
■特別企画
page2017カンファレンス報告
コンテンツの「質と売り方」を考える
■マーケティング情報
「デジタルコンテンツ白書2016」に見る静止画・テキストの状況
業種横断的にコンテンツビジネスを俯瞰する
■技術トレンド/クロスメディア
アンケート調査から見る、情報発信の仕方とデータ活用意向
■技術トレンド/グラフィックス
LTV向上に寄与するDM戦略
■技術トレンド/グラフィックス
印刷会社のリソースを生かしたドローン空撮
■Education
伸びる新入社員は聞き上手
■エキスパート資格
企業の取り組み事例と今後の見通しとは
■デザイン・トレンド
地域プロジェクトが集い交流した「地域×デザイン2017―まちが魅えるプロジェクト」
■メディア業界動向
全国紙、地方紙の紙面改革本格化
〜少子高齢化時代の読者対応と付加価値向上を目指す
井上 秋男
■森裕司のデジタル未来塾
過去の常識を捨てよう
■デジタル印刷最前線
30台の大判インクジェット機で全国の看板会社からの要望に応える
株式会社原町サイン
■海外レポート
Hunkeler Innovationdays 2017 視察概要
New連帳IJデジタル印刷機+後加工機によるパラダイムシフトを実感
井上 秋男
■見える化実践レポート
ゼロから始めよう!私たちの“見える化”
■DTPエキスパートのための注目キーワード
解像度と画素
野尻 研一
■クロスメディアエキスパート試験で役立つメディアコーディネート入門
課題解決入門 メディアプラン作成②
影山 史枝
印刷営業20日間集中ゼミのお知らせ/巻頭言/印刷界OUTLOOK
図書のご案内/キーワード2017/印刷後継者・経営幹部ゼミナールのお知らせ
ニュースラウンジ/西部支社便り/工場マネージャー養成講座のお知らせ
印刷経営ウオッチング/印刷白書2016のお知らせ
2017年4月15日発行 A4判
工業統計と経済センサスはどう違うの?
全産業・全事業所を対象とする「平成28年経済センサス‐活動調査」(2016年6月1日実施)は今年5月より順次公表されます。経済センサスに合わせて「平成29年工業統計調査」も6月1日実施となります。(数字で読み解く印刷産業2017その1) 続きを読む
『JAGAT info』2016年10月号
■経営者インタビュー
お客様に感動を与える会社を目指して
フォーム印刷で培ってきたノウハウを生かして新たなビジネス展開に取り組む
株式会社マクビーカタガイ 代表取締役社長 清水 正雄氏
■特集 「JAGAT「印刷産業経営動向調査2016」より
業績良好な印刷会社経営者の思考を探る
印刷会社の業績と経営戦略
■特別企画
独自商品・サービスで新市場の開拓へ
株式会社プライズコミュニケーション
株式会社マルモ印刷
株式会社大成美術印刷所
■マーケティング情報
印刷会社とマーケティングについて
その基本的な背景と考え方
■技術トレンド/クロスメディア
活用シーンで変える動画戦略
■技術トレンド/グラフィックス
Book of Oneを可能にするフィニッシングライン
■Education
中小印刷企業の採用活動に必要なブランディングの視点
■エキスパート資格
2016年8月エキスパート認証試験実施状況
■経営情報
事業戦略展開における協業・連携の重要性
第3回 協業・連携の失敗・落とし穴
株式会社GIMS 寳積 昌彦
■メディア業界動向
リオ五輪に見る新聞界の取り組み
ICTを活用してアスリートの躍動と感動を伝える
井上 秋男
■森裕司のデジタル未来塾
Adobe MAXを終えて
■デジタル印刷最前線
透明厚盛+箔押+ホログラム処理
デジタル加飾システムを分析する
■工場見学レポート
揺るぎない信念を企業のすべてに浸透させ正々堂々、ムダの無い印刷会社を目指す
株式会社吉田印刷所
■DTPエキスパートのための注目キーワード
RAW画像
■クロスメディアエキスパートのための注目キーワード
ソーシャルメディアとSNS
印刷白書2016発行のお知らせ/JAGAT印刷業経営動向調査2016発行のお知らせ
印刷界OUTLOOK/キーワード2016/西部支社便り/図書のご案内
通信教育のお知らせ/JUMP報告/ニュースラウンジ
デジタル印刷レポート2016-2017発行のお知らせ/印刷経営ウオッチング
消息/デジタルハンドブックのお知らせ
2016年10月15日発行 A4判
読めて役立つ白書であり続けたい
印刷白書は印刷産業に関連するデータを網羅しオリジナルの図版を多数掲載しているが、資料価値だけでなく読み物としても印刷経営のヒントとなるものを目指している。 続きを読む
『JAGAT info』2016年9月号
■経営者インタビュー
顧客の高い品質ニーズに応える表現力が強み
―受け継がれるノウハウと人材こそが会社の財産―
株式会社文化カラー印刷 代表取締役社長 小林 勉氏
■特集 「印刷産業経営動向調査2016」印刷会社の設備動向編
設備投資意欲はやや低下、クリエイティブ強化の傾向は一段と強まる
■特別企画
新入社員が描く印刷業のイメージと将来像
JAGAT「2016年度新入社員意識調査」より
■マーケティング情報
印刷市場の景気はいいのか悪いのか
改善を示す印刷関連指標の解釈をめぐる諸状況の論考
■技術トレンド/クロスメディア
デザインとブランドのパワー
■技術トレンド/グラフィックス
予防保全に大切な「教育」と「仕組みづくり」
■技術トレンド/グラフィックス
紙とデジタルの組み合わせにより売り上げ増を目指す
■Education
利益を生み出す印刷工場の姿とは
■エキスパート資格
メディアビジネスの動向に向き合う
■メディア業界動向
次代向け新聞メディアへの取り組み進展
〜未来の読者「子ども、若者」に役割や重要性を知見
井上 秋男
■森裕司のデジタル未来塾
スキルアップするために
■デジタル印刷最前線
自社の強みを組み合わせたビジネスを展開
株式会社グッドクロス
■DTPエキスパートのための注目キーワード
写真の2色刷り
■クロスメディアエキスパートのための注目キーワード
CRM
page2017出展者募集案内/デジタルハンドブックのお知らせ
印刷会社と地域活性vol.3のお知らせ/JAGAT大会2016のお知らせ
JAGAT印刷業経営動向調査2016発行のお知らせ/印刷界OUTLOOK/キーワード2016
西部支社便り/図書のご案内/プリンティングコーディネータ講座のお知らせ
新入社員および若手社員 秋のスキルアップ研修のご案内/ニュースラウンジ
印刷総合研究会のご案内/通信教育のお知らせ/印刷経営ウオッチング/消息
2016年9月15日発行 A4判
上場印刷企業の真の実力を探る
企業の価値が売上規模や従業員規模で評価される時代から、業績とCSR・コンプライアンスの両面で評価される時代となっています。(数字で読み解く印刷産業2016その10) 続きを読む
印刷業の10年の歩みを「印刷統計」で見てみよう
工業統計の印刷産業出荷額の推移からデジタル化の影響が明らかになります。印刷統計の生産金額の推移からは出版印刷の低迷や包装印刷の漸増などが見えてきます。(数字で読み解く印刷産業2016その7) 続きを読む
印刷統計で何がわかるの?
印刷統計によると、2015年の印刷業の生産金額は3971億円(前年比0.3%減)、商業印刷と出版印刷で5割以上を占め、商業印刷の動向が市場を左右しています。(数字で読み解く印刷産業2016その6)
※本稿は2016年3月22日公表の数字に基づくものです。「平成27年経済産業省生産動態統計年報」(2016年6月)で2015年の印刷業の生産金額は3973億円(前年比1.8%増)に訂正されました。
統計調査には、特定の時点における状況を把握する静態統計と、一定の期間内の変化を把握する動態統計の2種類があります。例えば、総務省統計局の「国勢調査2015」は2015年10月1日現在の全国すべての人を対象に行われた静態統計です。これに対して、戸籍上の出生・死亡などの届け出を集計して厚生労働省が毎月作成している「人口動態調査」が動態統計になります。また、5年ごとの国勢調査ではとらえられない現在あるいは将来の人口については、総務省統計局が「現在推計人口」を、厚生労働省国立社会保障・人口問題研究所が「将来推計人口」を作成しています。
製造業に関しては経済産業省が従業者4人以上の約22万事業所を対象に毎年12月31日に実施している「工業統計調査」が静態統計で、約2万の事業所を対象に毎月実施している「経済産業省生産動態統計」が動態統計になります。
「経済産業省生産動態統計」の中でも印刷業を対象とした調査が「印刷統計」で、従事者100人以上の印刷業を対象に、毎月月末現在で1カ月の生産金額、月末従事者数を調査しています。
印刷統計の「生産金額」は、製品別内訳(出版印刷、商業印刷、証券印刷、事務用印刷、包装印刷、建装材印刷、その他の印刷)と印刷方式別内訳(凸版印刷、平版印刷、凹版印刷、孔版印刷、フレキソ印刷、その他の印刷方式)で集計されて、両者の合計額は一致します。なお、生産金額=出荷金額ではなく、以下の式により算出されます。
生産金額=出荷(販売)金額-[(企画・編集費+製版費+製本・加工費)+(印刷媒体費)+(積込み料+運賃+保険料+その他の諸掛り)]
工業統計の出荷額5兆円に対して、印刷統計の2015年年計では生産金額は3970億87百万円です。この差はもちろん静態統計と動態統計の差ではなく、印刷統計は100人以上の印刷業を対象とした標本調査で、印刷前工程(企画・編集・製版など)と印刷後工程(製本・加工など)、用紙代などを除いた、印刷工程の生産金額に限定された数字だからです。
印刷製品別生産金額の構成比を見ると、商業印刷と出版印刷で5割以上を占めています。印刷方式別では平版印刷(オフセット印刷)が7割弱と圧倒的ですが、その他の印刷方式(デジタル印刷など)が毎年少しずつ増えています。
2015年の生産金額3971億円は、前年の3902億円と単純比較では増加していますが、時系列データが不連続なために接続係数により前年比を算出すると、2015年は0.3%減となります。2013年の3.5%減から2014年は0.6%減と少しずつ好転しています。伸び率寄与度では商業印刷が2014年1.4%、2015年2.7%と健闘しています。
「印刷統計」の2004年調査開始以来の製品別シェアを見ると、この11年間で大きく減少したのは出版印刷(30.0%→18.7%)と証券印刷(2.0%→1.5%)で、包装印刷は逆に13.0%→18.5%と大きくシェアを伸ばし、建装材印刷も3.2%→4.3%と着実に増加しています。出版不況の長期化、証券印刷物関連の電子化、包装材や建装材の多様化などを反映した数字となっています。
時系列表で過去61カ月分の推移を見ると、商業印刷の動向がそのまま印刷業全体の動向となっていることがよくわかります。商業印刷の動向はクライアント産業の動向によって決まるわけで、また違う統計データを見る必要があります。
(JAGAT CS部 吉村マチ子)
『JAGAT info』2016年4月号
■経営者インタビュー
「伝える」より「伝わる」を重視し、成果・効果にこだわる
—変革を続ける100年企業の新しい挑戦—
株式会社アサヒコミュニケーションズ 代表取締役 新井 貴之氏
■特集
2015年の印刷ビジネス動向と2016年の展望
■page2016カンファレンス報告
マスメディアの新たな挑戦
■印刷会社と地域活性化
印刷会社と地域活性ビジネス、インバウンドとニューツーリズム
page2016カンファレンス開催報告
■マーケティング情報
紙メディアと電子メディア、その比較研究の必要性
科学的に使い分けて効果を最大化するためには
■技術トレンド/クロスメディア
総スマホ時代に受け入れられる動画コンテンツとは
■技術トレンド/テキスト
次世代の編集制作はデスクトップからクラウドへ
■技術トレンド/グラフィックス
動画制作ビジネスのポイントとテクニック
■エキスパート資格
人材育成に求められる資格試験のあり方とは
■MIS
見える化を実現するために最も大切なものは?
■Education
自社ブランディングで勝ち残る
■デジタル印刷最前線
フォトブックビジネスに活路 ダンクセキ株式会社
■メディア業界動向
最近の新聞印刷の新潮流
費用対効果の追求+高付加価値印刷への取り組み進展
井上 秋男
■森裕司のデジタル未来塾
CC Librariesが便利!
■エキスパートのための注目キーワード
カメラと撮影5(レンズの種類と用途)
■クロスメディアエキスパート認証試験でも役立つ メディアコーディネート入門
クラウドコンピューティング
デジタルハンドブック発行のお知らせ/巻頭言/印刷界OUTLOOK
キーワード2016/西部支社便り/図書のご案内
第33期 印刷後継者・経営幹部ゼミナールのお知らせ/ニュースラウンジ
印刷経営ウオッチング/ニューメンバー・消息/印刷会社と地域活性vol.3発行のお知らせ
2016年4月15日発行 A4判