新入社員が退職代行サービスで突然…!

掲載日:2025年5月14日

フジオカ部長(印刷会社の人事担当)
「新入社員が退職代行サービスを使って、突然辞めると言ってきてね。会社に一言も相談せず、急なことで驚いているよ…!」
JAGATくん
「フジオカ部長、それは大変ですね。新入社員が突然辞める背景には、どんなことがあると感じていますか?」

フジオカ部長
「そうだね…。新人は、困ったことがあってもなかなか相談しづらい雰囲気があるみたいだ。業務の進め方やスキルの習得、現場での不安や疑問を自分だけで抱えてしまう傾向が強いのかな。」

JAGATくん
「なるほど。そうした不安を解消し、スムーズに仕事を覚えてもらうために、OJT(On-the-Job Training)が重要なんです。OJTとは、職場で実際の業務を通じて必要な知識やスキルを身につけてもらう育成方法のこと。先輩や上司がトレーナーとなり、仕事のやり方を見せたり、説明したりしながら、段階的に教えていきます。」

フジオカ部長
「うちでもOJT自体は行っているよ。でも、どうしても現場の忙しさに押されて、つい場当たり的な指導になってしまうんだよ。そうなると、新人がちゃんと育ててもらえているのかと不安を感じてしまうのかな。」

JAGATくん
「それはよくある課題です。OJTは多くの企業で導入されていますが、指導者に余裕がない、指導にバラツキがあるといった問題もあります。そこで組織として計画的に新人を育てるOJTトレーナー制度が注目されています。」

「OJTトレーナー制度は、新人に専属のトレーナーをつけて、段階的に必要な知識やスキルを教え、定期的に振り返りを行いながら成長を支援する仕組みです。トレーナーは単に業務を教えるだけでなく、新人の悩みや不安にも寄り添い、信頼関係を築きます。この制度を導入することで、新人の早期離職防止や職場の風通しの良さ向上につながり、トレーナー自身も指導力やマネジメント力を高めることができます。」

フジオカ部長
「なるほど。新人を孤立させず、じっくり育てる環境を作ることが大切なんだね。うちもOJTトレーナー制度を取り入れて、新人が安心して働ける職場にしていきたいね。」

JAGATくん
「それなら、JAGATのオンラインセミナー【OJTトレーナー制度入門】がぴったりです!OJTの基本から、トレーナーの役割、計画書の作り方まで、新人を育てるノウハウをしっかり学べますよ。ぜひ、参加をご検討ください!」

フジオカ部長
「JAGATくん、ありがとう。これからは新人がいきなり辞めると言う前に、しっかり育てて信頼関係を築くことに全力を尽くすよ。セミナーに参加して、OJTトレーナー制度をしっかり学ぶぞ!」

(研究・教育部 河原 啓太)

OJTトレーナー制度入門 6月6日(金)14:00~17:00