コンペで勝つための企画提案書作成

掲載日:2021年6月4日

企画提案書を作成する際には、見た目は勿論、収集した情報を基に企画のポイントを抑えた表現や章立てにより、だれにでも分かりやすく納得してもらえるものを作成する必要がある。


顧客のニーズに適合したプレゼンをできるかが鍵

 ビジネス上でのコンペとは複数の業者が発注元の企業に対し商品のプレゼンを行い、発注元の企業はもっとも条件に合う業者に仕事を発注することである。コンペが行われる理由は、発注企業がより高い品質の商品をできるだけ安価で買えるようにするためだ。そのため発注企業としては特定の業者と契約するよりも満足いく結果を出しやすくなる。
 印刷会社としては新規顧客を開拓し、既存の顧客との継続的な関係を維持し、顧客のビジネス支援や課題解決に向けた企画提案が求められる。そのためにも、印刷営業や企画担当は顧客ニーズを得るためのヒアリングの訓練や、魅力的な企画書・提案書作成のスキルを学んでおく必要がある。
 コンペで勝つために大切なのは顧客が求めていること困っていることをいち早く察知して集めた情報を正確に分析して解決策を考案できるかである。情報収取と分析はコンペの勝敗を決める大きな要因となる。
 さらに、印刷会社にとっては企画提案のために過大な労力と時間を費やすので、受注できるか否かは担当者個人の精神的にも会社の利益にも大きな影響がある。そのため、どこの会社も売上・利益を上げるため必死で取り組んでくる。しかし、大切なことは、収集した情報を活かした企画提案書を作成して顧客の期待に応えられるかだ。収集した情報を論理的に分析し、顧客の心理を的確に捉え、そこからどのようにアイデア出したらいいか、印刷物の読み手であるエンドユーザーの心にどうやって訴求できるかを考えないといけない。

 JAGATでは営業や企画担当者が情報収集能力を高めて企画提案力を身につけることを目的に「コンペで勝つ!企画提案の3つの極意」セミナーを開催する。コンペで70%の勝率を誇る現役プレゼンターが情報収集のポイントや企画提案のノウハウを解説する。 
どうやって情報を収集するべきかわからない、企画書の設計方法がわからない、プレゼンテーションは苦手で上手に話すこともできないし緊張する、などで悩んでいる方に最適の内容となっている。奮ってご参加ください。                    (CS部 伊藤禎昭)
 
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