お客様の視点に立った営業を育む新人教育

掲載日:2016年3月1日

お客様の視点に立ち、新しい需要を掘り起こしていける 印刷営業の育成を目指します。2016年5月9日より「第44期印刷営業20日間集中ゼミ」が開講。

 時代の変化に対応できる印刷営業の育成

お客様のニーズが多様化した今、これからの印刷営業は、お客様の悩みや要望を聞きながら、自社の強みを価格に拠らない形で活かす対応力を身につけていかなければなりません。刻々と変化する情報社会において、印刷営業が備えるべき知識や提案力は、質量ともに増大しています。1日も早く、即戦力として自立するためには、新人のうちから広範な基礎力を積み上げ、自分で考える力を育むことが必要です。

新入社員の早期戦力化とはいえ、実務を覚え、仕事を回していけるようになりさえすれば一人前というのではなく、「営業」という仕事の意味、役割を理解した上で、どうすればお客様に満足していただけるか、会社の発展になるかを、試行錯誤しながら身をもって体験し、考えることが新人営業の教育に求められています。
「顧客視点」に立った発想、提案力ができるようになるための種蒔きの時間。
そのための土台づくりこそが重要です。

「知識」から「実践」へ

2016年5月9日(月)に開講する「第44期印刷営業20日間ゼミ」 では、知識習得だけでなく、学んだことをその場で実践する演習や実習などの体験学習を織り交ぜ、短期間で総合的に印刷営業の育成を目指します。

講座のねらい

1.「印刷とは何かを知る」

*印刷物製作の基本知識を体系的に解説します。印刷物製作の各工程や印刷材料、DTP制作など基礎事項を学ぶとともに、「印刷物製作実習」を通して、企画デザインからオフセット印刷までの流れを実際に体得していただきます。また印刷メディアの変遷や業界動向を交え、印刷産業の全体像を解説します。

2.「印刷営業」として必要なビジネススキルを習得する

*前半の「営業日常活動の基本」では、印刷営業の役割やお客様とのコミュニケーションの方法、新規顧客獲得の取り組み方など、営業活動の実践に必要な事項を解説。後半は印刷見積り、仕様設計、デジタルデータの入稿ポイントなどスムーズに仕事を進める上で必須のビジネススキルとともに、お客様の課題解決を考えるために必要な対応力や企画提案力のベースづくり目指します。

3.「印刷+アルファ」の考え方の基礎を育む

*「デジタルメディアの活用法」や「印刷メディアをめぐる新市場」などを紹介し、また外部施設を利用して印刷表現の可能性や製本加工の現場から見た様々なアイデアの事例に触れる機会を提供します。

 新人営業職だけでなく、後継者の早期育成や他業種からの中途入社社員の即戦力化プログラムとして、
ぜひご利用ください。

関連情報
印刷営業20日間集中ゼミ(2016/5/9~6/3)
http://www.jagat.or.jp/archives/922

                                                      (CS部 原淳子)