オンライン【2025年10月開講】秋の印刷入門2025

2025年秋、印刷業界の未来を切り拓く第一歩を！

概要
印刷業界はデジタル化や多様化の進展により、かつてないスピードで変化しています。そんな時代に求められるのは、基礎から最新技術までの幅広い知識と実践力。JAGATの「秋の印刷入門」では、業界のエキスパートがわかりやすく解説し、これからの印刷現場で活躍できるスキルをしっかり身につけられます。

特長
印刷会社・関連会社の社員として知っておかなければならないテーマを網羅し、これからの印刷ビジネスに必要な印刷業務・技術の基礎知識を学べます。

専門分野のエキスパート講師が事例を交えてわかりやすく解説します。受講者の疑問にも明確に回答し、これまで抱えていた業務上の不安が払拭できます。

新登場！【秋の印刷スキルコンプリートセット】
3つの講座をまとめて受講できるお得なセットが登場！単品購入よりも約3,300円お得で、印刷の基礎から応用まで体系的に学べるベストチョイスです。

セット購入のメリット
①お得な価格設定
　JAGAT会員は単品3講座合計49,500円（税込）が、セット価格46,200円（税込）で受講可能！

②体系的な学びで確実にスキルアップ
　基礎から最新のデジタル印刷技術まで、段階的に理解を深められます。

③申込・受講管理がスムーズ
　一度の手続きで3講座すべての受講が完了。スケジュール調整も簡単です。

対象　印刷会社、関連会社の新入社員、入社年次の浅い中途社員、基本を復習したい方など。

形式　オンライン　※「Zoom」を使用します。1人1台のPCをご用意ください。

カリキュラム / 日程　※内容は予告なく変更する場合があります。

2025年10月1日(水) 13時～16時
【S1】印刷基礎知識：概論・DTP・プリプレス編　

印刷業界の特徴と業務の全体像を解説し、DTP・プリプレス工程の基礎を理解できる講座です。
商業印刷・出版印刷・事務用印刷・包装印刷など、多様な印刷物の基礎知識から、工程・用紙・インキ・加工・DTPの基本、色校正やカラーマネジメントの実際まで、初心者にもわかりやすく解説します。

◇内容：
印刷物の分類と業界の特徴

印刷の基本的な流れ（受注～納品まで）
印刷用紙やインキの規格・種類

DTP作業の流れと必要な要素
解像度・ファイル形式・データ管理の基礎
印刷工程の面付け・RIP・CTPの基礎
カラーマネジメントと色校正の実際

◇講師
浅野　桜　(デザイナー、株式会社タガス代表取締役)
印刷会社、メーカーの販促・PR担当を経て株式会社タガス設立。広告・販促領域を中心に中小企業に向けたウェブ・グラフィックの企画制作業務や、アプリケーションの研修、書籍の執筆、講師などをおこなう。

古谷　芸文　(JAGAT 教育サポートチーム)

◇卒業生の声
・新入社員研修で受けた内容を半年たった今、再度振り返れたいい機会だった。

・印刷業界に入ったばかりで右も左も分からなかったのですが、商業印刷から
　出版、包装印刷まで幅広い種類の特徴を丁寧に解説してもらえたので、仕事の
　全体像がつかめました。

・印刷の流れが曖昧なままでしたが、お客様への説明や社内でのやりとりに自信が持てるように
　なりました。特にDTP作業や色校正、カラーマネジメントの注意点が分かりやすく、実務に
　直結する内容でした。

10月2日(木) 13時～17時
【S2】印刷基礎知識：印刷・製本・後加工編　

本講座は、印刷技術の基礎を体系的に学びたい方のために、4大印刷方式（凸版・凹版・孔版・平版）、印刷の5大要素、印刷機の機構、製本・後加工、印刷資材の基礎知識まで、現場で役立つ知識を幅広く解説します。印刷機のメンテナンスやカラーマネジメント支援を行うタケミ株式会社による、実践的で分かりやすい内容です。初心者から現場担当者まで、印刷工程の全体像と注意点、トラブル防止や安全管理まで、印刷物づくりの基礎をしっかり身につけられます。

◇内容：
印刷の主要方式とその特徴
印刷の5大要素と7つ道具
枚葉オフセット印刷機の種類と機構

印刷機のメンテナンスと資材管理
・ローラーの劣化とメンテナンス
・湿し水（エッチ液）の管理
・ブランケット・刷版・インキの基礎と注意点

印刷インキ・パウダーの基礎
・インキの種類と乾燥方式
・パウダーの役割と種類

製本・後加工の基礎知識
印刷現場の予防保全と安全管理

◇講師
稲葉　徹　　(タケミ株式会社技術部部長)
片岡　健一　(同技術部課長)
タケミ株式会社は、印刷会社の品質の向上と安定化をサポートし発展に貢献する企業です。オフセット印刷機はメンテナンス状態により、その性能は大きく左右されます。タケミでは問題点の指摘だけではなく経験豊富なスタッフがお客様と一緒にメンテナンスを実施し、印刷品質の安定化に取り組みます。また、様々な角度でお客様をサポートし、予防保全の構築や生産性向上を支援致します。

◇卒業生の声
・印刷機の仕組みなど、想像で補っていた部分の解説が聞けた。

・普段はオペレーターとして働いていますが、用紙の紙目や重さ、
　インキの乾燥方式など、今まで曖昧だった知識がクリアになりました。
　仕上がりやトラブル防止のために、これからは用紙管理やインキの
　扱いに、もっと気を配ろうと思います。

・営業として半年間勤めていて質問自体があいまいなことが多くあった。
　そのような状況をこの講座で身に付けた知識で変えられると感じた。

10月3日(金) 14時~17時　　
【S3】デジタル印刷とデータ管理の基本　

本講座は、デジタル印刷とデータ管理の基本を体系的に学ぶ入門講座です。印刷業界におけるデジタルデータの基礎知識、デジタル印刷の種類やバリアブル印刷の特徴、印刷物の目的と顧客ニーズ、そして印刷ワークフローの全体像まで、現場で役立つ知識を分かりやすく解説します。

また、デジタル時代の印刷会社が対応すべき多様なニーズや、Web・マーケティング連携、データ入稿・管理のポイント、印刷用素材の扱い方、バリアブル印刷の設計・運用まで、実践的な内容を網羅しています。初心者はもちろん、デジタル印刷の活用を検討する方にも最適な内容です。

内容：
デジタルデータの基礎知識
・さまざまなデジタルデータの種類と特徴
・Web、動画、印刷用データの違いと管理

デジタルデータによる仕事の特徴
・デジタル印刷のワークフロー
・デジタル印刷と従来印刷の違い
・バリアブル印刷（可変印刷）の基本と活用例
・バリアブル印刷の設計・データ処理・運用のポイント

印刷物の目的と顧客ニーズ
・顧客DB管理やBPOなど付帯サービス

印刷会社のワークフローと業務構成
・企画・設計からデータチェック、印刷、後加工、納品までの流れ
・Web to Printやクラウド活用など最新動向
・入稿データのチェックポイント
・自動組版やWeb用素材との連携

◇講師
影山　史枝　(株式会社スイッチ、DTPスペシャリスト)
複写機メーカー・精密機器メーカーのサポートを経て、PCスクール、派遣企業の教育センターでトレーナーとして勤務。現在は印刷企業の技術顧問、業界団体のDTP・マーケティング系講座・企業研修を多数行う。

◇卒業生の声
・バリアブル印刷という言葉だけ知っていましたが、実際にどんなデータが
　必要で、どんな工程で進むのかイメージできていませんでした。
　今回の講座では、名刺やDM、チケットなどの実例とともに、
　データの受け渡しやレイアウト、校正の流れまで具体的に解説があり、現場でどう動けばいいかが
　明確になりました。