小太郎くん
「JAGATくん、前に【Webを受注するための営業術】を受けてから、Webの案件にも少しずつ関わるようになったよ。でも一緒に動いているディレクターさんが、毎回トラブル続きでさ…。」
「顧客とのやり取りも、デザイナーやエンジニアとの調整もうまくいかず、現場はいつもバタバタ。デザイナーのせいだ、顧客がわがままだって愚痴も多くて、見ていて歯がゆいんだ。現場の混乱を何とかしたくて、いっそ自分がディレクターに挑戦してみようって決心したんだ。」
JAGATくん
「その決断、すごくいいと思うよ!Webディレクターって、現場の監督や進行管理者って呼ばれるけど、本質は顧客が満足するWebサイトを納品する責任者なんだ。営業は“案件を取ってくる”のが役目だけど、ディレクターは“プロジェクト全体を成功に導く”のがミッション。クライアントの要望を整理して、制作チームと連携しながら、納期や品質を守るんだ。つまり、みんなの橋渡し役だね。でも、役割が曖昧なまま進めてしまうと、トラブルや炎上が起きやすい。小太郎くんが感じている現場の混乱は、ミッションを見失っていることが原因なんだよ。」
小太郎くん
「たしかに、伝言ゲームみたいに顧客の要望が正しく伝わっていなかったり、ディレクターが自分の好みを混ぜちゃって現場が混乱したり…。誰が何をやるのかも曖昧で、結局みんなが困る結果になってる。」
JAGATくん
「そうそう。ディレクターの最大の役割は完璧なメッセンジャーになること。顧客の要望をしっかり引き出して、チーム全員が同じゴールを見て動けるように調整する。これが最初に身につけるべき力なんだ。」
小太郎くん
「なるほど…。でも実際、現場で見てるとWebディレクターって本当に大変そうだよね。
顧客とのやり取りだけじゃなくて、デザイナーやエンジニアとも話さなきゃいけないし、企画を考えて、デザインのイメージも伝えて、コーディングやサーバーの知識まで必要って、まるで全部できる“Web全能の神”みたいな人じゃないとダメなのかな?って思っちゃうんだ。」
JAGATくん
「焦らないで。今の自分にできることを見極めて、まずは伝える力を磨くことが大事。そして、企画・デザイン・コーディングの『3つの扉』にも少しずつチャレンジしていけば、より頼られるディレクターになれるよ。」
小太郎くん
「そういえば、【Webを受注するための営業術】の布施講師も『できないことは無理にやらなくていい。でもミッションを見失わず、今できる行動に集中しよう』と言っていた。営業もディレクションもミッション思考でつながっているなら、現場で本当に役立ちそうだ!」
JAGATくん
「その通り!6月に開催する【ゼロから始めるWebディレクター】セミナーは、営業術と同じく布施貴規さんが講師だよ。現場のリアルな事例を交えながら、ミッション達成を軸にした本質的なディレクションを学べるよ。今の悩みや疑問を解消したい小太郎くんに、ぴったりの内容だと思う!」
小太郎くん
「よし、セミナーで“Webディレクターの本当の役割”をしっかり学んで、現場で頼られる存在を目指してみるよ!」
(研究・教育部 河原 啓太)
ゼロから始めるWebディレクター 6月5日(木)14:00~17:00