知らないと損する工場レイアウト

掲載日:2026年1月23日

印刷工場のレイアウトは、生産効率と収益性を左右する重要な要素です。しかし多くの現場では経験則や慣習だけに基づく配置が続き、ムリ・ムダ・ムラが常態化しています。

経済産業省2025年版ものづくり白書によると、製造業全体では個社単位のデジタル化・業務効率化は一定の成果を上げている一方、労働力不足の中での広範な生産プロセス最適化や付加価値創出は進まず、現場のボトルネックが競争力を阻害しています。

ロボット・AI活用が求められる中、物理的な機械配置や動線設計の非効率がムリ・ムダ・ムラを助長し、中長期的な成長投資の判断を難しくしているのが現状です。この工場の課題を解消するのが、page2026オンラインカンファレンス・セミナー【S7】「知らないと損をする工場レイアウト標準設計アプローチ」です。

 

講師はMEマネジメントサービス代表取締役の添田英敬氏。添田講師は独立系システムインテグレーターでのシステム開発、会計事務所勤務を経て、日本生産性本部で生産技術研修の企画・運営を手がけた後、現職で電機・自動車部品・印刷・医薬品メーカーなど多様な業種に対し、原価低減コンサルティングを展開しています。原価管理を基軸に、生産管理・現場改善・自動化・デジタル化まで一貫した支援を得意とし、国内外で実績を積んでいます。

セミナーでは、印刷工場特有の生産フローを踏まえたレイアウト改善の基礎を網羅します。まず、生産効率を阻害するムリ・ムダ・ムラの見える化手法から着手し、改善策の立案へつなげます。核心はSLP(Systematic Layout Planning)と呼ばれる標準設計アプローチで、敷地全体の基本レイアウトから建屋内の詳細レイアウトまで、論理的かつ実践的に解説します。さらに、レイアウトシミュレーション技術を活用した検証方法や、設備投資の費用対効果・投資限度額算定の基礎を学びます。これにより、単なる現場整理を超え、投資判断に耐えうる数値根拠を構築可能です。

 

印刷工場の経営者・工場管理者は、生産効率向上と設備更新の意思決定に活用できます。生産管理・製造技術担当者は、機械配置や動線設計の実務に直結する知見を得られます。現場リーダー・監督者にとっても、日常改善の具体的手法として有効です。このようなレイアウト最適化は、作業環境の向上と納期短縮を実現し、競争力強化に直結します。デジタル変革が進む印刷業界において、物理的な工場レイアウトは依然として基盤です。皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

(研究・教育部 河原 啓太)

 

【S7】知らないと損をする工場レイアウト標準設計アプローチ
    2月9日(月) 10:00~11:30

 

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