明るい未来を自ら創る後継者・経営幹部の方を育成します

掲載日:2015年2月27日

次代を担う印刷会社の後継者・経営幹部を育成する「印刷後継者・経営幹部ゼミナール」。2014年に修了した方の生の声をお伝えします。

経営者として最も重要な仕事は、自分の会社の経営戦略についていつも考え続けることである。徹底的に調べ、相談すべき人に相談し、自社の方向性について「考え抜く」こと。そうすることで、自分の考えが信念に変わる。経営戦略に対する信念が人を動かし、自分自身をも動機づける。

JAGATでは、企業の成長と命運を決定づける、次代を担う印刷会社の後継者・経営幹部育成のために「印刷後継者・経営幹部ゼミナール」を開催している。
2015年度は5月に開講し、9月までの1泊2日(全5回)を予定し、経営者に必要な「資質」「能力」「技術」を22テーマのカリキュラムで学んでいただく。
2014年度に修了した、株式会社サンエー印刷 岡村 和哉氏(写真左)と株式会社クイックス 鹿島 裕介氏(写真右)に受講した感想を伺った。
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──お二人の自己紹介をお願いします。

岡村 大学卒業後、日本電気オフィスシステム(現在NECネクサソリューションズ)に入社。入社後の担当業務は、印刷受注、進捗、工程管理システム「SP-1」及びDTPシステム「PUBLISH PRO4800」「SUPER PROST」の販売に携わっていました。主に新規活動を中心とし、展示会、セミナー会場で応対したお客様への販売活動を行っていました。
その後、日能研を経て、サンエー印刷の営業部に入社。営業部で広告代理店、企画会社、デザイン会社の提案する販促用印刷物を中心に、不動産のチラシ、専門書籍、教育業界の教材等の一般商業印刷の受注業務をまんべんなく担当し、現在、取締役営業本部長をしています。

鹿島 1995年4月にクイックスに入社。製版(テーブルワークや面付)/DTP制作/マニュアル制作(海外取説の制作・翻訳管理等)/Web制作(コーポレートサイト・スペシャルサイト等の制作・開発・運用)/XML開発(マニュアル等のXML構造開発)/システム開発(XMLドキュメント編集システム開発)/企画全般(販促カタログ/マニュアル/Webシステム等)を経て、現在、統合企画部兼情報開発部 部長をしています。

──講座を受けようと思ったきっかけ、動機を教えてください。

岡村 私は後継者として入社しました。社長より「お前も年だから、こういう研修を受けられるのもあとわずかだから、しっかり勉強してこい!」と言われ、受講することにしました。また、久しぶりの外部研修なので、新しい刺激を受けたいと思い参加しました。

鹿島 当社の次期中期計画策定プロジェクトメンバー(リーダー)に選出されたことがきっかけで、会社より受講を勧められました。
私自身はこれまで印刷のソフト分野を中心に活動していたため、ハードに対する見識が偏っていたため、自身の経験だけでなく、経営視点や印刷業界の課題と方向性(トレンド)などを幅広く理解できる場としての活用を心掛けました。

──受講してみていかがでしたか?

岡村 自分の思考整理ができました。同期受講者からは、若い経営幹部の人達、年齢の近い人達、それぞれから、若いパワーとむき出しのライバル心といった良い刺激を受けました。
各講師からは、経営幹部、経営者の最新の知識、経験談等、とても興味深く聞くことができ、自分に足らないもの、直さなければいけないものを整理することができました。
また、講義が終わってすぐ会社で実践した内容も多く、営業本部の仕組みの中に組み込んだ手法もあります。

鹿島 実際に印刷会社の経営やマネジメントを行っている方の講義により、部や課などのレベルとは異なる経営視点が非常に勉強になりました。また、自身の解釈との相違点を明確にすることで、今後の活動に不足している課題が明確になったところもポイントになりました。特に経営理念の追求、企業の成長における事業戦略、経営数値の見方など理解が深まりました。
また、印刷業界の中でも「印刷に固執しない」新たなメディアへのアプローチや、マーケティングの重要性などの講義は大変刺激になり、実際に中期計画を検討する上でも「挑戦課題」や「実践課題」に分けて考えることができ、非常に有意義な講義が多かったように思います。

──今後、この講義で得た知識、人脈をどのようにお仕事の中で活かしたいとお考えですか?

岡村 知識については、まだ実践できていないこと、会社で未解決になっている問題について、研修で教わった手法を活用し解決していきたいと考えています。
人脈については、全国に仲間ができたので、地方との連携という意味で活用できるかと思います。

鹿島 この講座では、同業界にいながらそれぞれのコアコンピタンスや事業ドメインが異なる企業の次世代幹部の皆さんが、それぞれ違った課題を持って学び、吸収していました。お互いに立場も異なりますが、課題を発表するシーンなどで、考え方や感じ方を共有することで、ある種の一体感が生まれたように思います。今後は、この講座で得た人脈を活かして、相互の課題解決のパートナーのような関係ができればと思っています。

─ありがとうございました。

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■第36期 印刷経営幹部ゼミナール 9月リニューアル開講
https://www.jagat.or.jp/archives/61871