カラーマネジメントは、印刷のワークフローにおいて重要なテーマであることは今も変わらない。国内印刷業界でのカラーマネジメントは、紙媒体中心の標準色に色差最小にするための仕組みとして普及してきた。媒体別広告費の推移を見ると、2000年以降は、新聞・雑誌の紙媒体は減少し、インターネット広告が急激に伸びている。したがって、紙媒体に限定しないフレキシブルなカラーマネジメントにも対応できないといけない状況にある。

印刷製品・生産手法・付帯サービスの需要（PPM）分析も加え、広告・通販・印刷の3視点から俯瞰的に考察する。いよいよ4月から直面する物流2024年問題は、印刷も含むメディアにどのようなインパクトを与えるのだろうか。広告と通販における可能性と対応も参考に考える。

本セミナーは、page2024の総括として基調講演・カンファレンスについての報告、印刷業界トレンドとデジタル印刷の技術動向、クロスメディアとビジネスソリューションについて報告する。

本研究会では、RGB混在型ワークフロー実践編として『JAGAT Info』（デジタル印刷）での検証状況と課題、対応策について報告する。また、実際に使用したカラープロファイルの解説、および海外でのデジタル印刷ワークフローの紹介を行う。

本研究会では、「生成AIと印刷・デザイン」をテーマとし、印刷・デザインの実務で生成AIがどのような影響があり、どのように活用できるのか、を考察する。

本研究会では、SPビジネスの動向と大判プリンターについて取り上げる。2023年は、新型コロナの5類移行やインバウンド需要の回復などから消費の活発化が顕著となっており、プロモーションメディア（SP広告）の回復も期待されている。