カンファレンス」カテゴリーアーカイブ

page2026終了のご報告と次回page2027日程

page2026にご参加いただきました皆様のご協力のおかげで盛況裡に終了することが出来ました。 心より御礼申し上げます。


2026年2月5日より開始したオンラインカンファレンスセミナーを皮切りに、東京・池袋サンシャインシティにて2月18日~20日まで開催した展示会まで、全日程を終了することが出来ました。出展いただきました企業・団体の皆様、登壇いただいた講師の皆様、そしてご参加・ご来場いただいた皆様にあらためて御礼申し上げます。page2026の展示会の来場者数をご報告申し上げます。


2/18(水) 7,642名(前回6,645名)
2/19(木) 9,584名(前回7,920名)
2/20(金) 10,252名(前回10,015名)

合計  27,478名(前回24,580名、前回比111.1%)


次回page2027についてお知らせいたします。


<次回page2027開催場所及び日程>

2027年2月17日(水)~2月19日(金)@サンシャインシティ


次回も多くの皆様にご参加いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

<page事務局>

生成AI活用のリスク管理と価値創造を両立させる「ガイドライン」

印刷会社は情報漏洩・著作権・品質の3大リスクを理解し、入稿データを正しく扱い、安全な環境下で生成AIを活用することで、営業効率化と付加価値創造につなげることができる。

中小企業の半数が生成AIの活用方針を定めていない

総務省の2024年度調査によると、日本企業における生成AIの利用状況は、「積極的に活用する方針」と「活用する領域を限定して利用する方針」が49.7%(大企業55.7%、中小企業34.3%)となった。ただし、中小企業では「方針を明確に定めていない」47.6%が最も多い。また、生成AIの活用が想定される業務に関しては、55.2%が「業務で使用中」である。

JAGAT会員企業を対象とした「印刷産業経営動向調査」の2024年度調査では、18項目の新技術・サービスの導入状況・満足度などを調査した。生成AIの導入率は、テキスト系が33.7%で8位(前年22.1%)、画像系が32.7%で9位(同24.2%)と導入は進んでいるが、満足度は画像系が14位、テキスト系は15位と低い。

生成AI導入の懸念事項としては、総務省調査では「効果的な活用方法がわからない」が最も多く、次いで「社内情報の漏洩などのセキュリティリスク」「ランニングコスト」「初期コスト」が挙げられている。

生成AIのリスクを減らし活用するために必要なガイドライン

中小印刷会社にとって、生成AI導入の懸念事項としては、①情報漏洩リスク、②著作権・知財リスク、③品質・信頼性リスクの3点が大きな不安要素となる。顧客の情報を預かる印刷会社にとって、これらのリスクに対応することは、以前から当然のこととして行われてきた。ただし、生成AIによって新たな脅威が生まれてきていることに留意する必要がある。

例えば、無料版や個人アカウントのAIサービスに入力したデータは、AIの学習データとして再利用され、競合他社への回答として流出する可能性がある。インターネット上の画像を無断で学習しているツールは、生成物が既存の著作権を侵害する可能性がある。また、事実とは異なる情報をさも真実であるかのように生成する「ハルシネーション」にも注意する必要がある。

page2026セミナー「リスクを価値に変えるAI戦略」では、情報漏洩・著作権・品質の3大リスクを正しく理解し、入稿データの正しい扱い方を学び、安全な環境下で生成AIを活用することで価値創造につなげる具体策を提案する。「データの安全管理代行」を構築するための第一歩として、自社用の「生成AI利用ガイドライン」の策定を勧めている。

セミナー参加者特典として、印刷会社の業務特性に合った「生成AI利用ガイドライン」のひな形をWordデータで提供する。利用可能な生成AIの範囲、入力データに関する禁止事項、生成物の取扱いなどを明確にすることで、実務で使える明文化ルールを構築できる。自社の生成AI利用ルールを整備したい経営者・担当者に役立つものとなるだろう。

(JAGAT 研究・教育部 吉村マチ子)

★page2026オンラインカンファレンス・セミナー
2月12日(木) 14:30~16:00
【S14】リスクを価値に変えるAI戦略 ~3年後に企業を救う「印刷データの真正性」

★参加者特典
自社の「生成AI利用ガイドライン」策定に向けた参考資料として、ガイドライン(案)をWordデータで提供します。

サプライチェーンを含めたセキュリティ強化が重要課題

サプライチェーン上の弱点を狙ったサイバー攻撃が頻発していることから、経済産業省は「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」を2026年度末に開始する。評価結果は新規取引先の選定や既存取引の見直しなどの判断材料となり、企業は自社の対策状況を把握し改善につなげられる。

ランサムウェア攻撃が大きな被害をもたらした2025年

2025年は、アサヒグループホールディングスやアスクルのような大手有名企業がランサムウェア(身代金ウイルス)攻撃の被害に遭い、事業停止が長期化する事態となった。ビールが店頭から消えて、事務用品や生活雑貨のネット注文ができなくなって、改めてセキュリティ対策の重要性を感じさせられたのではないか。

警察庁によると、2025年上半期におけるランサムウェアの被害報告件数は116件に上り、被害企業は大企業35件、中小企業77件、業種では製造業が52件と最も多い。

生産や出荷など幅広い業務でデジタル化が進んでいる中で、サプライチェーン全体でのセキュリティ強化が、業種を問わず最重要の経営課題となってきている。

ランサムウェアの被害企業・団体等の規模別/業種別内訳(2025年上半期)

出典:警視庁ウェブサイト
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/joho/ransomware_threat.html

2026年度末スタートの経済産業省「セキュリティ対策評価制度」

経済産業省「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」は、セキュリティ対策を可視化する仕組みで、サプライチェーン全体でのセキュリティ対策水準の向上を目的とする。具体的には、2社間の取引契約等において、発注元企業が、委託先企業側に適切な段階(★)を提示し、示された対策を促すとともに実施状況を確認することを想定している。

★3は一般的なサイバー攻撃に対して最低限実装すべき対策レベル、★4は内外に大きな影響をもたらす攻撃に対して標準的に目指すべき対策レベルで、どちらも2026年度末の制度開始を目指している。★5は未知の攻撃も含めた高度なサイバー攻撃に対して到達点として目指すべき対策として、2026年度以降、対策基準や評価スキームの具体化の検討を進めていく。★1・★2はIPA「SECURITY ACTION」による情報セキュリティ対策の自己宣言になる。

段階別評価の概要

出典:経済産業省ウェブサイト
https://www.meti.go.jp/press/2025/12/20251226001/20251226001.html

複数の取引先からさまざまな対策を要求されている委託先企業にとっては、「セキュリティ対策評価制度」によって、限られたリソースの中で自社に本当に必要なセキュリティ対策を決定できるようになることが期待される。

page2026セミナー「2026年の“セキュリティ格付け”が始まる前に」では、「セキュリティ対策評価制度」の要点を整理した上で、中小印刷会社がどのような準備を進めるべきかを解説する。限られたリソースでも現実的に回せる進め方とは何か。顧客の信頼を勝ち取るためにも早めの準備を進めてほしい。

(JAGAT 研究・教育部 吉村マチ子)

★page2026オンラインカンファレンス・セミナー
2月5日(木) 16:30~18:00
【S3】2026年の“セキュリティ格付け”が始まる前に ~印刷会社がいまやるべき対策

page2026オンラインカンファレンス・セミナー「無制限ALLパス」のご案内

2月5日(木)~13日で開催する「page2026オンラインカンファレンスセミナー」において、この度、全24講座・本数制限なし/人数制限なしの特別プランを設定しました。

page2026オンラインカンファレンス・セミナーは、6日間にわたり全24本を配信し、業界動向、最新技術、ビジネスモデル、経営視点まで、印刷・メディアビジネスの「今」と「次」を体系的に学べる内容となっています。従来は1講座13,000円(税込)での受講に加え、6本以上、10本以上の本数別割引プランを提供していましたが、今回新設する「無制限ALLパス」では、全24本をすべて受講可能、かつ受講人数に制限はありません。

これにより、個人での学習はもちろん、企業・団体におけるチーム単位、部署単位、全社での同時受講も可能となり、社内研修や人材育成、情報共有の場としても幅広く活用いただけます。例えば20名の部員がいらっしゃる営業部署にて、営業系セミナーを3本受講いただくこともできますし、15名のAI推進チームにて、AI関連のセミナー4本受講いただくことも可能です。また全社員に対して期間中、どのセッションに申込んでも良い旨、告知していただき、受講費用を一括で管理することが出来ます。

「選ぶ」受講から、「すべてを共有する」学びへ。page2026は、業界全体の知識基盤の底上げを目指し、より多くの方に価値ある情報を届けてまいります。

【page2026オンラインカンファレンス・セミナー無制限ALLパス】
・申込締め切り:2026年2月2日(月)
・受講料:500,000円(税込み)

詳細はpage@jagat.or.jp までお問い合わせください。宜しくお願い致します。

(日本印刷技術協会 page事務局)

page2026 オンラインカンファレンス・セミナーも展示会もパワーアップして開催へ

今回で39回目を迎える印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2026」は、「Re:Connect ~再びつなぐ、印刷のチカラ」をテーマに、2月5日(木)~13日(金)まで開催するオンラインカンファレンス・セミナーと、2月18日(水)~20日(金)の3日間、東京・池袋サンシャインシティで開催する展示会で構成する。

オンラインカンファレンス・セミナーは6日間24本開催

page2026では展示会の開催に先駆けて、オンラインカンファレンス・セミナーを2月5日(木)~2月13日(金)までの期間で計24本開催する。テーマも生成AI関連をはじめ、印刷ビジネス展望、組織変革、デザイン、カラーマネジメント、動画、営業手法など多岐に渡る。受講手法はすべてオンライン、1本あたりの開催時間もすべて90分となり、より皆様が参加しやすい形式とした。コンテンツの詳細の公開及び受講申し込みの開始は12月22日を予定しているので、今少しお待ちいただきたい。
 pageイベントでは、コロナ前のpage2020までは、カンファレンス・セミナーを展示会場と同じサンシャインシティのワールドインポートマート5階のコンファレンスルームで、3日間で30本以上を開催していた。時代の流れを受け、オンラインでの開催とはなるが、カンファレンス・セミナーの開催規模はコロナ前に近づいた。かつては展示会場で、次のカンファレンス・セミナーに参加するべく急ぎ足でセミナー会場に向かう方々の姿をたくさんお見受けした。オンラインの画面上で、ご参加いただく皆様のそんな姿を想像しつつ、より良いコンテンツをお届けできればと思う。

page2026展示会は企画ゾーンで

今回のpage2026展示会では、前回page2025で実施した、新聞製作技術展「JANPS」とのジョイントゾーン「JANPS in page2025」の設置は無いが、新しい企画ゾーンを複数立ち上げて、出展社を募った結果、前回よりも出展小間数が増加する見通しとなった。特に展示ホールD(文化会館2階)に設置する新企画「紙以外印刷ゾーン」は12社18小間が出展する。出展企業は機器メーカーと、ユーザーである印刷会社が混在しており、非常に面白いゾーンが出来上がった。
 印刷業界における人手不足の解消のための自動化、省力化、無人化を実現する機器、サービス、ソリューションを紹介する新企画「自動化ゾーン」は、出展各社が複数機器を展示し、また他企業とのコラボレーションの予定もあり、インパクトのある展示が予想される。「2030年問題」と呼ばれる労働力人口の減少が喫緊に迫る中、来場者の方々に解決のヒントを提示できるのではないか。
 これらの新企画ゾーンに加え、前回から実施の工場ソリューションゾーンも引き続き設置するため、、前回の新聞製作技術展とのコラボゾーンを補って余りある規模の小間数となった。こちらもコロナ前のpage2020の水準に近くなってきた。バラエティーに富んだ出展企業が立ち並ぶ展示会にぜひ足をお運びいただきたい。

自社の「印刷のチカラ」でビジネスを構築

今回のpage2026のテーマは「Re:Connect ~再びつなぐ、印刷のチカラ」である。「Connect」ではなく、「Re:Connect」としたのは、前回page2025のテーマ「協奏」、前々回page2024の「連携」からの流れを受け、「再びつなぐ」という意図を込めている。また「つながる」ではなく、「つなぐ」という点にこだわりたいと思っている。意図せず自然と「つながる」のではなく、主体的に「つなぐ」ために、オンラインカンファレンス・セミナーのコンテンツを倍増し、展示会にも多くの出展企業にお集まりいただき、パワーアップしたpage2026の体制は整った。来場される方も、カンファレンス・セミナーの受講や展示会への来場を通じ、自社のビジネスにつながる何かを探すのではなく、自社の「印刷のチカラ」で「つなぐ」という思いを持ってもらえればこんなにうれしいことはない。それが出来るよう、準備を進めていきたいと思います。

(研究・教育部 堀雄亮)