「第66回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2022」では、印刷関連企業が、自社の強みを生かしたユニークな製品をアピールしていた。
「展示会」タグアーカイブ
ギフト・ショー秋2022に見る印刷関連会社のチャレンジ
9月7日〜9日に開催中の「第94回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022」に出展している印刷関連会社を紹介する。
動きつつあるリアルプロモーションとWeb連携
Japan マーケティング Weekに出展した印刷関連企業の提案を中心に、Webとリアルをつなぐ販促手法のトレンドを探る。 続きを読む
「page2022」を“予習”するためのテキストとして 〜『JAGAT info』2022年1月号のご案内
通算35回目となる国内最大規模の印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2022」では、2年ぶりとなるリアル展示会を2月2日(水)から2月4日(金)まで、お馴染みの東京・池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開催する。 続きを読む
多様なニーズにデザインと印刷の強みで応える
第30回 日本文具大賞2021では印刷会社がグランプリと優秀賞を獲得した。競争の厳しい文具分野で健闘する印刷会社の取り組みを紹介する。
コンテンツ東京2021に見る印刷会社のビジネス展開
4月14日~16日に行われたコンテンツ東京 2021には、印刷関連企業も多く出展し、多彩なビジネスをアピールした。 続きを読む
page2021オンライン展でわかった動画の重要性
コロナ禍によりライフスタイルが大きく変わり、仕事や生活のなかで動画コンテンツに触れることは多いだろう。page2021オンラインを経て、動画の有効性と課題について紹介する。
続きを読む
リアル、デジタルの特長を生かしたイベント・セミナーの考え方
Withコロナ時代に適したリアルとデジタルのイベントのあり方について考える。
2020年の展示会に見る印刷会社の提案
コロナ禍のなかでもいくつかのリアル展示会は開催されている。厳しい経済状況のなかで販路開拓に挑む出展者のなかには、印刷・加工関連企業の姿も見える。
ユーザーとともに育つアイデア商品「himekuri」
株式会社ケープランニングが開発した卓上型の日めくり付せんカレンダー、himekuri(ヒメクリ)が、第27回日本文具大賞で機能部門の優秀賞を受賞し、第29回 国際 文具・紙製品展 ISOT(2018年7月4日(水)〜6日(金)/東京ビッグサイト)の会期初日に表彰式が行われた。
himekuriの特徴は365日全ての絵柄を変えていることと、付箋加工されていることだ。
一週間・7日分の日付が一列に並び、左から順に剥がしていく仕組み。
週ごとに基調色を変えているので、今日の日付が一目で分かる。2018年に実用新案を取得している。
▲週ごとに基調色が変わる。今週と来週の色の切れ目が今日だと分かる。
剥がした付箋は、ノートやメモ帳に貼ってオリジナルダイアリーに、また手作り料理を入れた容器に貼って作った日の記録にと、アイデア次第でいろいろな使い方ができる。
ケープランニングのメイン業務は紙卸売業であるが、別会社のカンベビジュアルとともに企画・印刷も手がけている。商品開発も行い、自社運営のECショップ「be-on」を通じて販売している。
himekuriも「be-on」の取り組みから生まれた商品だ。当初はモノトーンの日付だけが印字されたシンプルなデザインで、2017年7月のISOTに出展して注目された。その後、新柄を開発するためにクラウドファンディングを実施すると、目標金額 500,000円に対し1,511,000円と、達成率300%を超える資金が寄せられた。
参考記事:インスタ映えする日付シートとしても使える日めくり付箋カレンダーの新柄を作りたい! | Makuake(マクアケ)
新柄が発売されると、ユーザーが、イラスト日記にhimekuriを貼った紙面を撮影し、インスタグラムにアップするムーブメントが起きた。
インスタグラムで #himekuri や #日めくり付箋カレンダー で検索すると、ユーザーがアップした画像を見ることができる。
2019年版は、サイズを一回り小さくし、ノートに貼りやすくした。ライアンアップは、白とグレーのモノトーンに加え、ツートンカラーを基調に数字を配した「colorkuri(カラクリ)」イラストレーター萩原まお氏のデザインによる「文房具柄」と「ねこ柄」の計4種類。
「文房具柄」と「ねこ柄」は、一週ごとにテーマをもたせている。文房具柄では、穴あけパンチの週や鉛筆の週、ねこ柄では箱入り猫の週、ひな祭りの週など、毎日めくることが楽しくなる仕掛けとなっている。
▲「文房具柄」と「ねこ柄」
himekuriはノートに貼って使うユーザーが多いことから、専用の「himekuri note」も開発した。A5スリムサイズで糸かがり製本によって180度開くことができる。用紙は、薄くて裏に透けない万年筆向きの「トモエリバー」を採用している。
▲himekuri note
バリアブル印刷のユニークな活用事例であり、またSNSを通じてユーザーとともに開発を進めている点が、現代にふさわしいビジネスのあり方を示している。
※掲載画像は、第29回 国際 文具・紙製品展 ISOTでの展示風景。
*初出:「紙とデジタルと私たち」2018年7月26日
(JAGAT 研究調査部 石島 暁子)







