画像生成AIで実現する新時代のクリエイティブ

掲載日:2025年9月30日

デザイン制作で画像生成AIを取り入れる最大の利点は、創造性の幅を大きく広げると同時に、作業時間を劇的に短縮できる点にあります。
実際に、パルコや伊藤園、日本コカ・コーラ、パナソニックといった大手企業が広告制作やデザインワークに生成AIを積極的に活用し、その効果や将来性を高く評価しています。

 

2025年、画像生成AIは単なる流行の技術を超え、デザインや広告の現場に根本的な変革をもたらしています。例えば、これまで何時間もかかっていた写真の修正や背景の補完、低解像度の画像を高画質に変換する作業が、数分という短時間かつ高いクオリティで完了するようになったのです。これにより、制作側はコストを抑えながら、より多くのデザイン案を素早く検討できるようになり、市場のニーズにより合致したクリエイティブが生み出される好循環が生まれています。

 

また、画像生成AIは単に作業の省力化に貢献するだけではありません。AIが提案する多様なビジュアルアイデアは、従来の人間のセンスや経験だけでは到達しえなかった新しいクリエイティブの可能性を広げます。これにより、企画やブレインストーミングの段階から、より多彩で斬新なビジュアル展開が可能となるのです。

 

このような背景を踏まえ、JAGATでは10月17日(金)に【今、仕事に活用できる画像生成AIとその進化】と題したオンラインセミナーを開催します。本セミナーでは、最新のPhotoshopやAdobe Fireflyの生成塗りつぶし機能や、画像自動拡張技術など、現場で直ちに活用できる機能を余すところなく解説します。さらに、著作権や倫理面で注意すべきポイントにも焦点を当て、安全かつ効果的に生成AIを利用するための知識も併せて提供されます。

 

講師は、グラフィックデザイナーとして第一線で活躍し、Adobe Community Expertとしても知られる樋口泰行氏を迎えます。樋口講師のライブデモを通じて、単なる理論ではなく、すぐに実務に活用できる具体的なテクニックを獲得することが可能です。

 

画像生成AIはもはや未来の技術ではなく、現在のクリエイティブおよびビジネスの現場で不可欠なツールです。これからの時代、AIの力を借りて質の高い成果物をスピーディに生み出せる人材がより高く評価されるでしょう。まだAIを活用したことがない方も、既に取り入れている方も、このセミナーで最新の技術と知識を体系的に身につけ、次世代のクリエイティブワークを一緒に切り拓きませんか。未来の仕事を変えるその第一歩が、ここにあります。

(研究・教育部 河原 啓太)

【オンライン】今、仕事に活用できる画像生成AIとその進化
10月17日(金) 14:00~16:00


講師:樋口 泰行 (樋口デザイン事務所)