水元ローラーのスキューについて(039)

掲載日:2014年9月15日

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:ダンプニング

 

水元ローラーのスキューについて(039)

【概要】
 水元ローラーがひねられてセンターの水がしぼられますが,見ているとツマミがあるL側しか動いていないような気がします。

 【解決方法】
L側(操作側)だけ水元ローラが可動なのは,機械の構造上および調整上の理由のよるものです。
 両側で調整(ひねり)が可能であれば左右単動で回しているうちに,基準となるべきポイントがなくなってしまうからです。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)