印刷ビジネスの可能性を追求する~JAGAT地域大会スタートする

掲載日:2017年9月15日

JAGAT地域大会(JUMP)が、9月8日の東北地区(仙台)からスタートした。JAGAT創立50周年記念イベントとして、テーマに“印刷ビジネスの可能性を追求する!~アナログとデジタルの融合による印刷会社の戦略を考える”を掲げ、全国5か所を巡って開催していく。

 

今年度のJUMP(JAGAT地域大会)の共通テーマは、”印刷ビジネスの可能性を追求する!~アナログとデジタルの融合による印刷会社の戦略を考える”とした。
ネットワーク、モバイル端末等の発展により生活者の行動は変化し、デジタルマーケティング全盛の時代となり、紙メディア(印刷物)は厳しい状況におかれている。
しかし、実はデジタルメディアだけでマーケティングやプロモーションが完結できるものではなく、成果を出すためにはデジタルとアナログの組み合わせによる相乗効果を生み出すシナリオが必須である。
そこで、今こそ紙(アナログ)の強みを発揮させ、デジタルとの融合により、相乗効果を出すシナリオを、印刷会社側から提案していきたい。そうした戦略を考える機会にしたいとの思いで内容を構成している。

去る9月8日に実施したJUMP東北は58人が参加し、企画推進メンバーを代表して東北地区印刷協議会会長の藤井治夫氏の開会の辞で幕を開けた。
講演はJAGAT塚田司郎会長のkeynote「JAGATと印刷の昨日、今日、明日」を皮切りに、JAGATからの報告へと続く。

報告その1では、JAGATの新しい研究会「見える化実践研究会」の担当部長花房賢により「やり切る“見える化”~JAGATからのサポートの提案」と題し“見える化”の有効性と研究会の活動を解説した。
報告その2として「印刷ビジネスの最新動向」を藤井建人研究調査部長が解説。産業、市場、メディア、経営の4視点からデータで捉えて、業界と印刷経営の将来を考察した。

 

休憩を挟んで特別講演には、フュージョン(株)代表取締役会長の花井 秀勝氏を招いた。
「印刷・マーケティング戦略と法改正の中、新たなる市場と対策」と題し、法改正が進むデジタル社会の中、ビックデータ・クライアントデータ等の利活用について解説。
そのうえでコンサル・運用・解析・分析・コピーライティング・クリエイティブ・Web・ソーシャルメディア・印刷封入封緘・発送など、経営基盤として業務範囲が格段に増える状況における社員教育の重要性と共に、顧客識別ダイレクトマーケテイング等の事例を紹介した。

最後に、JAGAT専務理事の郡司秀明が今回のJUMPを総括し、今後の印刷業界が利益を生み出すために何をすべきか。進むべき方向性について展望した。

JAGAT地域大会は、基本的に同等の構成で、今後中国・四国(9/15広島)、州(10/21福岡)、近畿(11/29大阪)、中部(2018/1/25名古屋)と各地を巡って開催する。

(CS部 橋本 和弥)

 

<関連情報>
JUMP九州2017&ジョイントセミナー 10月21日(土) 於:福岡印刷会館