クリエイティブ業界に身を置く多くの方が「本来の創造的な仕事に集中したいのに、ルーティンワークや事務作業に追われてしまう」「新しいアイデアや表現を生み出す余裕が持てない」といった課題を感じているのではないでしょうか。
こうした悩みは、デジタル化と業務の高度化が進む今、ますます顕在化しています。さらに日本では少子高齢化と労働人口の減少が進み、一人ひとりの生産性向上がこれまで以上に求められています。このような背景のもと、生成AIは単なるトレンドではなく、働き方そのものを変える基盤技術として急速に存在感を高めています。
経済産業省・総務省が公表した「AI事業者ガイドライン(2026年)」でも、AIの活用が業務効率化と新たな価値創出の両立に寄与することが明示されています。特に生成AIは、画像・テキスト・音声といった多様なコンテンツを生み出し、これまで時間を要していた情報収集やアイデア出し、試作といった工程を大幅に効率化します。つまり、AIを活用することで作業は減り、創造に集中できる環境が整うのです。
一方で「AIに仕事を奪われるのではないか」「AIの出力はどこまで信頼できるのか」といった不安の声も少なくありません。実際、ガイドラインでも誤情報や片寄った見方といったリスクが指摘されています。しかし重要なのは、AIを過信することでも、拒絶することでもありません。AIの特性を理解し、人間の判断や感性と組み合わせて活用することこそが、これからのクリエイティブに求められる姿勢です。
AIは代替者ではなく拡張装置です。繰り返し作業や下準備を任せることで、人はより本質的な価値づくりに時間を使えるようになります。この発想の転換が、これからのクリエイターにとって大きな差を生みます。
こうした背景を踏まえ、JAGATでは【AIと楽しく働く!クリエイターのための生成AIマインドセット】を開催します。本講座では、AIを脅威ではなくパートナーとして活用するための考え方と実践を、具体的な事例とともに学びます。
例えば、Adobe Photoshopの生成AI機能のデモをご覧いただき、日々の業務をどのように効率化できるか、さらにAIを活用することでどのように発想が広がるのかを体感していただきます。単なる知識習得にとどまらず、明日から使える実践力を身につけられる内容です。
AI時代のクリエイターに求められるのは、技術そのものではなく、「どう使うか」という視点です。今こそ、AIとともに新しい創造の可能性を切り拓いてみませんか。
(研究・教育部 河原 啓太)
AIと楽しく働く!クリエイターのための生成AIマインドセット
7月28日(火) 13:00~15:00


