人手不足が深刻化するなか、印刷会社の採用は「待遇を上げる」だけでは限界があります。いま注目されているのが、給与や知名度に頼らず、自社の魅力で選ばれる会社をつくる「採用ブランディング」です。
求職者に選ばれる理由を言語化し、採用活動全体に一貫性を持たせることで、採用難の時代でも自社らしい人材に出会う可能性が高まります。
人手不足時代の採用戦略
採用ブランディングの出発点は、「何を伝えるか」ではなく「どんな会社として選ばれたいか」を明確にすることです。たとえば、技術力の高さ、提案力、チームの一体感、成長できる環境、社会に役立つ実感など、印刷会社ならではの価値は多くあります。これらを求職者目線で整理し、ビジョンとして言語化することで、単なる求人票では伝わらない魅力が届くようになります。
JAGATが8月に開催するオンラインセミナー【待遇に頼らずに「選ばれる会社」をつくる採用戦略 印刷会社のための採用ブランディング実践講座】では、印刷会社が採用活動にブランディングを取り入れるための考え方と実践方法を、わかりやすく解説します。採用サイト任せではない導線づくり、SNSや自社発信を活用した認知・共感の高め方、社員と方向性をそろえるための採用コンセプトづくりなど、現場で活かせる内容が特徴です。
採用難を突破する鍵は「魅力の見える化」
採用ブランディングは「人を集める」だけで終わりません。社員の意識統一やモチベーション向上、離職率の低下にもつながり、さらに外部への発信が新規顧客獲得のきっかけになることもあります。つまり、採用と経営、そして営業をつなぐ取り組みとして活用できるのです。
求職者に選ばれる印刷会社へ
講師の小澤歩氏は、デザイン会社として価格競争を乗り越え、自社ブランディングによって単価を10倍以上に引き上げた実績を持ちます。印刷会社をはじめ、価格競争に悩む中小企業への支援を多数手がけてきた経験から、現場で活かせるリアルな視点で語られる点も大きな魅力です。採用に苦戦している印刷会社の経営者、幹部、人事担当者にとって、自社の価値を見直し、選ばれる会社へ変わるためのヒントが詰まった内容です。
(研究・教育部 河原 啓太)
【待遇に頼らずに「選ばれる会社」をつくる採用戦略
印刷会社のための採用ブランディング実践講座】 2026年8月26日(水) 14:00~17:00


