投稿者「石島暁子」のアーカイブ

『JAGAT info』2024年11月号

JAGAT info 2024年11月号表紙

特集

人材力強化に向けてのDTPエキスパート認証試験

―全国各地の身近な会場で取り組めるCBT方式―
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 丹羽 朋子

第61期DTPエキスパート認証試験 合格者インタビュー
宜保 春香 氏

特別インタビュー
『DTPエキスパート・マイスターBOOK』発刊記念 樋口泰行氏に聞く
分析力を磨いて、プロフェッショナルの意識を持とう

特別企画

ユニバーサルコミュニケーションデザイン(UCD)とは

〜わかりやすい情報は顧客満足度の向上になる〜
一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会 専務理事 武田 一孝 氏

連載

■印刷界OUTLOOK
印刷会社の経営資源
藤井 建人

■Recreating the future―印刷の現在とこれから―
第25回 印刷機の動力源の技術的変遷をたどる
山口 実

■キーワード2024
レギュラー、オルソ、パンクロフィルム
専務理事 郡司 秀明

■デジ印奏論 66
トップランナーを目指せ! 笹沼 信篤

■技術トレンド グラフィックス
階調特性はグラフィックスの肝
デジタル印刷に最適な工程管理は?
笹沼 信篤

■デザイン・トレンド
写真植字の歴史と功績
印刷博物館企画展「写真植字の百年」
石島 暁子

■マーケティング情報
需要分析:全体最適視点の事業戦略 ③付帯サービス編 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント分析による示唆
藤井 建人

■Education
社員の心と向き合うマネジメントと印刷工場長養成講座
古谷 芸文

■ワールド・プリント・サテライト
アドビのオンラインプリント連携の動き ほか
丹羽 朋子

■デジタル印刷最前線
インクジェット高速ロール機と相性抜群のポストプレスシステム
Hunkeler AG

■専務のつぶやき 44
リモートワークのススメ
専務理事 郡司 秀明

■西部支社便り
人生のゴールを見据える
西部支社長 大沢 昭博

■森 裕司のデジタル未来塾 152
Acrobatを使いこなす

■DTPエキスパートのための注目キーワード
版面設計と文字の配置
千葉 弘幸

■クロスメディアのトレンドワード
インスタントウィンキャンペーンと印刷会社のQRコード施策
影山 史枝

■ニュースラウンジ
DNPメディア・アートと竹尾の共催で写真展「紙の光 光のしるし」を開催 ほか

■印刷経営ウォッチング

■ニューメンバー・消息

■JAGAT事業のご案内
『印刷白書2024』のご案内/第63期DTPエキスパート認証試験のご案内/『DTPエキスパート・マイスターBOOK』のご案内/第5期「印刷工場長養成講座」のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/図書のご案内/『印刷マネジメントブック2024』のご案内/「DTPエキスパート学科問題演習ドリル」のご案内/印刷総合研究会のご案内

2024年11月15日発行 A4判68ページ オールカラー

JAGAT info 最新号

JAGAT info バックナンバー

『JAGAT info』2024年10月号

JAGAT info 2024年10月号表紙

特集

地域プロモーションメディア3種の成功事例と動向
―パンフレットと動画、フリーペーパーの動向―

株式会社電通 電通メディアイノベーションラボ 主任研究員 森永 陸一郎 氏
一般財団法人地域活性化センター メディアマーケティングマネージャー 畠田 千鶴 氏
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 シニアフェロー 藤井 建人

特別企画

page2025開催予告
他団体とのコラボレーションと新企画ゾーンで「共奏」を体現

公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 堀 雄亮

連載

■マーケティング・ナウ
第24回 AIによる事業変革と、印刷産業への影響予測(2)
本間 充

■キーワード2024
推し活 専務理事 郡司 秀明

■デジ印奏論 65
開発・設計の実際とこれからの取り組み
笹沼 信篤

■経営情報
経営分析の手法 ―収益性・安全性・効率性の観点から―
株式会社GIMS 佐藤 穣

■ワールド・プリント・サテライト
ファクトチェックを巡る国際的動向
丹羽 朋子

■技術トレンド グラフィックス
ヨーロッパの印刷認証制度
〜Fograに認証制度の運営とISO活動とのリンクを学ぶ
笹沼 信篤

■デザイン・トレンド
印刷技術と素材が生きるギフト商材
第98回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2024
石島 暁子

■マーケティング情報
需要分析:全体最適視点の事業戦略 ②生産方式編
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント分析による示唆
藤井 建人

■Education
印刷会社が開発する新事業・新サービス
~「印刷ビジネス開発実践講座2024」開催報告
河原 啓太

■デジタル印刷最前線
京都から世界に羽ばたくSCREEN
「思考展開」でさまざまな技術・事業にチャレンジ
株式会社SCREENホールディングス
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ

■専務のつぶやき 43
イメージ戦略の難しさ
専務理事 郡司 秀明

■西部支社便り
「仕事の向き不向き」よりも、「どう楽しむか」
西部支社長 大沢 昭博

■森 裕司のデジタル未来塾 151
Illustratorの生成AI

■エキスパート資格
ビジネスモデルの変化とデザイン制作人材のスキルシフト
丹羽 朋子

■DTPエキスパートのための注目キーワード
PCの文字・フォント環境
千葉 弘幸

■クロスメディアのトレンドワード
気候変動リスクと印刷ビジネス
影山 史枝

■ニュースラウンジ
光村グラフィック・ギャラリー 津上みゆき展「めぐりくる時と風景」開催

■印刷経営ウォッチング

■消息

■JAGAT事業のご案内
JAGAT大会2024リアル&オンライン開催のご案内/『JAGAT印刷マネジメントブック2024』のご案内/page2025 出展のご案内/JAGAT印刷総合研究会のご案内/「DTPエキスパート学科問題演習ドリル」のご案内/「講師派遣プログラム」のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/図書のご案内/『DTPエキスパート・マイスターBOOK』のご案内/『新版 DTPベーシックガイダンス』のご案内/『DTPエキスパート受験サポートガイド』のご案内/「よくわかる印刷技術・基本コース」のご案内

2024年10月15日発行 A4判60ページ オールカラー

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2000年代の広告を振り返る

アドミュージアム東京で開催された「『コレって広告?!』展 ―拡張する21世紀の広告クリエイティブ―」の展示内容を通じて、21世紀に入り急速に変容している広告の役割について考える。

(さらに…)

『JAGAT info』2024年9月号

JAGAT info 2024年9月号表紙

特集

「2023年度印刷産業経営力調査」設備投資分析

設備投資から人材投資へ、非印刷事業の拡大を目指す

公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 部長 花房 賢

特別企画

2024年度下半期のJAGAT主催イベントについて

公益社団法人日本印刷技術協会 専務理事 郡司 秀明

連載

■ワールド・プリント・サテライト
「紙のリサイクルに関する欧州宣言」目標値を達成
丹羽 朋子

■マーケティング情報
需要分析:全体最適視点の事業戦略 ①製品編 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント分析による示唆
藤井 建人

■Recreating the future ―印刷の現在とこれから―
第24回 画期的でユニークなシステムであった「Scan-A-Web」
山口 実

■キーワード2024
写真植字機
専務理事 郡司 秀明

■デジ印奏論 64
国内デジタル印刷機メーカーの強み
笹沼 信篤

■技術トレンド グラフィックス
日本はルール厳守が大好き?
ルールの制定・実行・監視の視点から海外と状況を比較する
笹沼 信篤

■デザイン・トレンド
グラフィックデザインの領域の広がりを示す展覧会
日本のグラフィックデザイン2024
石島 暁子

■Education
知識の共有がコミュニケーションエラーを防ぐ
花房 賢

■デジタル印刷最前線
多様な機種をそろえたラインアップで、顧客からのさまざまなニーズに応える
セイコーエプソン株式会社/エプソン販売株式会社

■専務のつぶやき 42
印刷会社の営業マンに言いたいこと
専務理事 郡司 秀明

■西部支社便り
管理職は罰ゲームか、またはご褒美か
西部支社長 大沢 昭博

■森 裕司のデジタル未来塾 150
Creative Cloudストレージ

■エキスパート資格
コミュニケーションを促進する情報デザイン
丹羽 朋子

■DTPエキスパートのための注目キーワード
コミック同人誌と広色域印刷
千葉 弘幸

■クロスメディアのトレンドワード
外食業におけるDXの動向と印刷
影山 史枝

■ニュースラウンジ
印刷博物館 P&Pギャラリーで「欧文活字の銀河 The Galaxy of Letterpress」展開催

■印刷経営ウォッチング

■消息

■JAGAT事業のご案内
『JAGAT印刷マネジメントブック2024』のご案内/研究会セミナー「高収益企業の選択から読み解く経営戦略」のご案内/JAGAT印刷総合研究会のご案内/研究会セミナー「マーケティングをフル活用したデジタル印刷ビジネス」のご案内/「秋の印刷入門」「講師派遣プログラム」のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/図書のご案内/「DTPエキスパート学科問題演習ドリル」のご案内/「よくわかる印刷技術・基本コース」のご案内

2024年9月15日発行 A4判 68ページ オールカラー

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『JAGAT info』2024年8月号

『JAGAT info』2024年8月号表紙

特集

「2023年度印刷産業経営力調査」戦略分析
事業多角化時代の印刷会社経営

成長投資の新領域を探せ
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 シニアフェロー 藤井 建人

特別企画

“安定”と“挑戦”という印刷業の強みを生かした新卒採用を

「新入社員意識調査2024」の結果から考える
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 古谷 芸文

連載

■ワールド・プリント・サテライト
ブランドロイヤルティーの低下とパッケージのソリューション ほか
丹羽 朋子

■マーケティング・ナウ
第23回 AIによる事業変革と、印刷産業への影響予測(1)
本間 充

■技術トレンド グラフィックス
生成AIの導入率は20%強、導入意欲も強い
「2023年度印刷産業経営力調査」より
新技術・サービスの導入状況、満足度、導入意向を紹介
花房 賢

■キーワード2024
VUCAの時代
PDCAからOODAへ
専務理事 郡司 秀明

■デジ印奏論 63
世のトレンドとデジタル印刷
笹沼 信篤

■デザイン・トレンド
2000年代の広告を振り返る展覧会
「コレって広告?!」展 ―拡張する21世紀の広告クリエイティブ―
石島 暁子

■Education
「チーム営業マネジメント」の必要性
〜属人性を克服して組織力を高める〜
河原 啓太

■デジタル印刷最前線
デジタルを活用して地元・福島の活性化に貢献する
日進堂グループ
株式会社日進堂印刷所・トキワ印刷株式会社

■専務のつぶやき 41
紙とタブレット、教育効果が高いのは?
専務理事 郡司 秀明

■西部支社便り
睡眠と瞑想で心と身体を健康に
西部支社長 大沢 昭博

■森 裕司のデジタル未来塾 149
Adobe Bridgeを活用する

■エキスパート資格
人的資本経営とリスキリング
~各種調査・アンケートの結果から
丹羽 朋子

■DTPエキスパートのための注目キーワード
欧文組版と和欧混植
千葉 弘幸

■クロスメディアのトレンドワード
推し活人口の拡大と市場の成長
影山 史枝

■ニュースラウンジ
エコーインテック QRコード関連商品を発売中

■消息

■JAGAT事業のご案内
JAGAT印刷総合研究会のご案内/『JAGAT印刷マネジメントブック2024』のご案内/「秋の印刷入門」「印刷営業マネージャー養成講座」のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/図書のご案内/「DTPエキスパート学科問題演習ドリル」のご案内/「よくわかる印刷技術・基本コース」のご案内/『DTPエキスパート受験サポートガイド』のご案内/『新版 DTPベーシックガイダンス』のご案内/『印刷白書2023』のご案内

2024年8月15日発行 A4判 68ページ オールカラー

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最先端の科学技術を身近に感じる展覧会

デザイン専門の展示施設 21_21 DESIGN SIGHTで9月8日まで開催中の企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」は、最先端の科学技術とデザインの融合によって生み出されたプロトタイプを通して、未来の社会や暮らしの姿を想像するきっかけを提供している。

「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」展示風景(ギャラリー2)

展示風景(ギャラリー2)

未来のかけらとは、今すぐ実用化には至らないもの、未来の社会や暮らしの姿を予感させるものといった意味合いである。

その名のとおり、本展は最先端の科学技術の成果と、これを具現化したデザイン実験を通じて、来場者が未来の姿を想像するきっかけとなることを目指したものである。

本展の展覧会ディレクターを務めるデザインエンジニアの山中俊治氏は、工業製品のデザインを手掛けながら、各分野の専門家との協働で科学技術とデザインを融合させながら、数多くのプロトタイプ(試作品)を発表してきた。

会場では山中氏らの研究成果をアイデアスケッチを交えて紹介するほか、デザイナー・クリエイター・科学者・技術者の参加を得て、多彩なコラボレーション作品を展示している。触って楽しむことのできる展示もあり、科学技術の世界を身近に感じられるような工夫がなされていた。

山中氏によるアイデアスケッチ

山中氏によるアイデアスケッチ

「触れるプロトタイプ」(山中研究室+新野俊樹)

「触れるプロトタイプ」(山中研究室+新野俊樹)

以下、展示の一部を紹介する。

nomena+郡司 芽久 「関節する」

nomena+郡司芽久「関節する」よりフタユビナマケモノの前肢骨の模型

nomena+郡司芽久「関節する」よりフタユビナマケモノの前肢骨の模型

動物の関節の仕組みを再現した骨格模型を展示している。模型のモデルはアビシニアコロブスの頭蓋骨、フタユビナマケモノの前肢骨、キリンの後肢骨の3種類で、いずれも立体パズルのように、骨の部位をバラしたり組み立てたりすることができる。個々の部位の接続位置には目安となるマークが付けられ、内部にはしっかり接続させるためのマグネットが仕込まれている。

とはいえ骨の構造は複雑であるため、一度バラすと元に戻すのが思いのほか難しく、それだけにピッタリと合わせたときは達成感を味わえる。

このように遊びながら学べるところがユニークで、動物の骨格構造を体感的に理解するのに資するのではないか。

千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)+山中 俊治 「Robotic World」

 

千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)+山中俊治「Robotic World」よりHalluc IIχ

千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)+山中俊治「Robotic World」よりHalluc IIχ

開発中の移動ロボットなどのプロトタイプを、アイデアスケッチや設計図と合わせて紹介している。それらに共通するのは、モーターやケーブルなどの構造を美しくデザインしていることと、生き物の姿を思わせる柔軟な形と動きである。

例えば移動ロボットのHalluc IIχは、多関節ホイール・車輪モジュール8脚とモーター56個を装備しており、車両モード・昆虫モード・動物モードに形態を変化させることで、車輪による走行のほか、歩行のように一歩ずつ脚を上げ下げして進んだり、進行方向を自由に変えたり、段差を乗り越えたりすることができる。

人が容易に入り込めない場所での作業などに活用できるのではないか。

東京大学 DLX Design Lab+東京大学 池内与志穂研究室 「Talking with Neurons」

東京大学 DLX Design Lab+東京大学 池内与志穂研究室「Talking with Neurons」

東京大学 DLX Design Lab+東京大学 池内与志穂研究室「Talking with Neurons」

iPS細胞からできた脳の神経細胞(ニューロン)と遠隔で「会話」をする作品である。会場では過去のインスタレーションの映像を展示している。

その仕組みは、まず神経細胞が集まってできた神経組織(神経オルガノイド)に電極を付け、参加者がマイクを通して入力した音声を電気信号に変換し、電極を通して神経細胞を刺激する。そこで神経細胞から発せられた信号をリアルタイムで音や映像データに変換し、スクリーンに映し出している。

神経細胞を既存の技術に組み込むことでどのような未来が待ち受けるのか、考えさせられる研究である。

A-POC ABLE ISSEY MIYAKE+Nature Architects  「TYPE-V Nature Architects project」

A-POC ABLE ISSEY MIYAKE +Nature Architects 「TYPE-V Nature Architects project」より一枚の布から縫製せずに立体化して作られたブルゾン

A-POC ABLE ISSEY MIYAKE +Nature Architects 「TYPE-V Nature Architects project」より一枚の布から縫製せずに立体化して作られたブルゾン

衣服を作る際、通常は多数の布のパーツを縫製して身体のラインに沿った形に仕上げる。しかし本プロジェクトでは、熱を加えて布を収縮させるスチームストレッチ技術と、布の収縮パターンを計算して自動で服の折り目を設計する技術を組み合わせることにより、一枚の布を縫製せずに立体化させている。

会場では、この手法で作られたブルゾンのほか、半円形のランプシェードや折り鶴など、布で作ることが難しい形状のプロトタイプを展示している。

衣服の自由な形とともに、布を利用した新しいプロダクトの可能性も示している。

山中研究室+新野 俊樹 「Ready to Crawl」

山中研究室+新野俊樹「Ready to Crawl」

山中研究室+新野俊樹「Ready to Crawl」

3Dプリント技術で作られた生物型機械のシリーズを展示している。これらは、パーツの全てが連結した状態で設計・出力するため、組み立てる作業がほとんど不要であり、内部にモーターを挿入して電源を入れると動き始める。

複雑曲面や柔軟構造を生かした機構によって、本物の生き物そっくりの有機的な動きを実現している。このような研究が進めば、複雑な機構を持つ装置を低コストかつ短期間で開発できるようになるかもしれない。

山中研究室+稲見自在化身体プロジェクト 「自在肢」

山中研究室+稲見自在化身体プロジェクト「自在肢」よりロボットアームを装着したイメージの展示

山中研究室+稲見自在化身体プロジェクト「自在肢」よりロボットアームを装着したイメージの展示

「自動化」が人間の作業を機械に置き換えるのに対し、「自在化」は主体的な行動を支援する技術であると定義し、その研究の一環として「自在肢」を開発した。ロボットアームを装着したベースユニットを背負って使用する仕組みである。

また、装置の開発と同時に、使用することで脳の働きにどのような変化が起きるのかについても研究している。

身体に装着する装置といえば眼鏡や義手など機能の不足を補うものが思い浮かぶが、「自在肢」は機能拡張という視点が斬新であり、これが普及した場合、人間の暮らしや思考にどのような変化が起きるのか、興味深い。

山中研究室・村松 充+宇宙航空研究開発機構(JAXA)・ミズノ 「emblem」

山中研究室・村松充+宇宙航空研究開発機構(JAXA)・ミズノ「emblem」のコンセプトデザイン

山中研究室・村松充+宇宙航空研究開発機構(JAXA)・ミズノ「emblem」のコンセプトデザイン

ウエアラブルな個人用飛行装置のコンセプトデザインを展示した。

この装置は身体に装着して飛行でき、また装置単体でも無人航空機として機能する。そのため、例えば災害時に救助者をいち早く被災地へ派遣した後、装置のみを先行して返却させるといった運用も可能である。

現在、実現に向けて開発が進められている。


本展の展示内容はいずれも、高度な科学技術の世界をデザインの力で美しく、あるいはユーモラスに視覚化しており、またSFの世界が現実になったかのような、心躍る要素もある。ぜひ会場に足を運び、自分にとってあるべき未来像を描いていただきたい。

企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」

会期:2024年3月29日(金)〜9月8日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2

展覧会ウェブサイト  

 

(JAGAT 石島 暁子)

会員誌『JAGAT info』 2024年7月号より一部改稿

関連ページ

印刷・メディアとデザイン

『JAGAT info』2024年7月号

『JAGAT info』2024年7月号表紙

特集

「2023年度印刷産業経営力調査」経営分析
インフレ下における印刷会社経営のロードマップ

価値創造モデルの構築に向けて
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 シニアフェロー 藤井 建人

特別企画

page2024開催報告
営業初心者をあっという間に戦力化する「チームマネジメント」

セールス・プロワン 代表 庄司 充 氏

連載

■巻頭言
会長 網野 勝彦

■印刷界OUTLOOK
用紙
藤井 建人

■Recreating the future ―印刷の現在とこれから―
第23回 残紙制御によるロール原紙の管理
山口 実

■キーワード2024
デジタルサイネージ(その弐)リテールメディア
専務理事 郡司 秀明

■デジ印奏論 62
粉体トナーの紆余曲折
笹沼 信篤

■ワールド・プリント・サテライト
若年世代のエンゲージメントを高める
~世界各国の印刷団体によるアワードの概要
丹羽 朋子

■技術トレンド グラフィックス
1bit TIFFプルーフを再考する
〜プルーフ作業では1bit TIFFデータを使うのが理想?
笹沼 信篤

■デザイン・トレンド
最先端の科学技術を身近に感じる展覧会
21_21 DESIGN SIGHT 企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」
石島 暁子

■Education
企業価値の向上につながる「脱炭素経営」
河原 啓太

■デジタル印刷最前線
drupa2024でデジタル印刷の将来は見えたか!?
株式会社DIG JAPAN 代表取締役/JAGAT drupa調査員 有賀 誠

■専務のつぶやき 40
「デジタル&紙」として考える
専務理事 郡司 秀明

■マーケティング情報
「金利ある世界」での印刷会社経営
ファイナンス思考の重要性が高まる
藤井 建人

■西部支社便り
ランチョンテクニックによる心理効果
西部支社長 大沢 昭博

■森 裕司のデジタル未来塾 148
大きく変わるIllustratorのテキストエンジン

■エキスパート資格
人的資本経営に向けた取り組みはどのように進むか
丹羽 朋子

■DTPエキスパートのための注目キーワード
インクジェット印刷の印字方式
千葉 弘幸

■クロスメディアのトレンドワード
郵便料金の改定と印刷物のデジタルシフト
影山 史枝

■ニュースラウンジ
DNP 市谷の杜 本と活字館で「発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)」展を開催 ほか

■印刷経営ウォッチング

■消息

■JAGAT事業のご案内
JAGAT印刷総合研究会のご案内/「印刷営業マネージャー養成講座」「印刷機長養成講座」のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/「よくわかる印刷技術・基本コース」のご案内/図書のご案内/「DTPエキスパート学科問題演習ドリル」のご案内/『新版 DTPベーシックガイダンス』のご案内/『DTPエキスパート受験サポートガイド』のご案内

2024年7月15日発行 A4判 68ページ オールカラー

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