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【仙台開催】顧客のニーズを満たす幅広い表現と技術 デジタル印刷・加飾技術の基本知識とビジネスのツボ

<デジタル印刷ビジネスに特化したコンサルタントによるソリューションセミナー>

お客様に気づかせる印刷物の“価値”の提案!
デジタル印刷ビジネスで成果を上げるには、顧客ニーズに応えるという視点が重要です。デジタル印刷の基礎知識や長所・弱点を知ることで、デジタル印刷ならではのソリューション提案が可能になります。
本講座ではデジタル印刷・加飾・加工技術の開発が勢いを増す中、多様な技術を整理し、その特徴とポイントを学ぶと共に、実践事例を交え顧客のビジネスに合った技術をコーディネーションする視点を養います。

主な講義内容

1.デジタル印刷の基礎知識編
・デジタル印刷機の方式と機能・特徴
・デジタル印刷の長所と弱点を知る

2.デジタル印刷・加飾・加工の動向
・デジタル印刷機の二つの方向性
・大型機と小型機(POD)の動向
・加飾・加工・資材(特種紙)の動向

3.デジタル印刷ビジネスと課題 
・印刷ビジネスの現況とスマイルカーブ
・顧客が期待するビジネスの姿
・IoT/AIのもたらす価値と動向
・デジタル印刷を加えた総合的な印刷ビジネス

 

開催日程・開催時間

2020年2月21日(金)  16:00~18:00

【こんな方に】 ~ビジネスに応じたデジタル印刷を理解する~
・デジタル印刷でどんなサービスが提供できるのか知りたい
・デジタル印刷、加工、加飾技術の現況や特徴を知りたい
・デジタルと従来の印刷の使い分けを知りたい
・付加価値の高いデジタル加飾の可能性を知りたい

定員

40名(最少催行人数10名)
※開催1週間前で申込が10名に満たない場合は、中止とさせていただく場合がございます。

講師

宮本 泰夫  (株)バリューマシーンインターナショナル 取締役副社長

1993 年より東洋インキ製造(株)、HP Indigo 社製デジタルオンデマンド印刷機の技術、アプリケーション開発、ならびにデジタルフロントエンドの企画、開発を担当。2001 年より印刷系ITベンチャーにてシステム開発、ソリューション開発責任者としてオンデマンド印刷のアプリケーション開発に従事。2003 年同社退職、(株)バリューマシーンインターナショナルを設立し、現在に至る。デジタル印刷ならびにバリアブル印刷・Web-to-Print を中心とした周辺技術を絡めたビジネスコンサルティングを数多く手掛ける。情報工学修士。

会場

宮城県印刷会館 (仙台市宮城野区扇町3-9-12 TEL:022-284-7586)

参加費(税込)

JAGAT会員・東北地区印刷協議会傘下組合員 7,700円 / 一般 11,000円

お申込み

お申込書に必要事項をご記入のうえ、 (022)232-9249までFAXにてお送りください。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の前日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
七十七銀行 東卸町支店(当座) No.5013968 ミヤギケンインサツコウギョウクミアイ

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3112

お申し込み及びお支払に関して
宮城県印刷工業組合 電話:(022)284-7586

主催:公益社団法人 日本印刷技術協会 協力:東北地区印刷協議会

【仙台開催】印刷・製本・加工を起点としたアイデアとその発想法 ~新たな価値、ビジネスモデルで顧客満足を超える~


受講者のブレークスルーへとつながる実践的内容!
いまや、印刷・製本・加工において顧客要求を満足させることは当たり前のことであり、顧客満足の先を行くことが課題となっています。そのために、これまでとは異なるアプローチで新たな価値を提供することが求められており、そこで必要となるのはアイデアです。
本講座ではアイデアを中心として、印刷・製本・加工が顧客に与える新たな価値とそれに続く数々のビジネスモデルを紹介します。過去の成功事例を紹介するだけのありがちな講座と異なり、未来志向で、受講者自身が考え、創造し、ブレークスルーへ至る道をナビゲートします。

 

主な講義内容

●顧客に与える価値とは
 ・価値なくしてビジネスなし
 ・神様の問いかけ
 ・4つの価値をベースに

アイデアについて知る
 ・アイデアをだすのが下手な日本人
 ・才能は二の次
 ・ひらめきの正体
 ・アイデア脳をつくる
ビジネスモデルを知る
 ・多様なビジネスモデルの存在
 ・自社との相性を考える
 ・ビジネスモデルのケーススタディ

アイデアを生み出す
 ・アイデアのケーススタディ
 ・アイデア出しの方法
 ・組み合わせは重要
 ・ドラえもん思考で取り組む

 

開催日程・開催時間

2020年2月21日(金)  13:00~15:00

対象

経営者、各部門管理者、企画・営業部門リーダー・担当者、
デザイン・制作部門リーダー・担当者 など

定員

40名(最少催行人数10名)
※開催1週間前で申込が10名に満たない場合は、中止とさせていただく場合がございます。

講師

加藤 隆之 (加藤製本(株) 代表取締役)

早大卒業後に産経新聞入社し支局にてオウム真理教などを取材した後、本社で紙面編集を担当、その際に新聞組版をDTPオペレータの後ろで見て覚えてしまう。その後、社会部に移り、大学で心理学を専攻した経験から人々の消費行動に焦点を当てた取材を精力的に行う。平成10年に加藤製本入社、17年にPUR製本で世界初の無線綴丸背上製本の開発に成功したのを皮切りに製本・加工分野で新たな取組みを行い、数々の特許や実用新案を取得。29年にはステーショナリーを中心としたライフスタイルブランド「CRU-CIAL」を設立する。日本文学振興会理事など外部の役職も務める。

会場

宮城県印刷会館 (仙台市宮城野区扇町3-9-12 TEL:022-284-7586)

参加費(税込)

JAGAT会員・東北地区印刷協議会傘下組合員 7,700円 / 一般 11,000円

お申込み

お申込書に必要事項をご記入のうえ、 (022)232-9249までFAXにてお送りください。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の前日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
七十七銀行 東卸町支店(当座) No.5013968 ミヤギケンインサツコウギョウクミアイ

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3112

お申し込み及びお支払に関して
宮城県印刷工業組合 電話:(022)284-7586

主催:公益社団法人 日本印刷技術協会 協力:東北地区印刷協議会

活用が広がるインフォグラフィックス

街中でインフォグラフィックスの手法を用いた媒体が多く見うけられる。印刷・制作会社にとって、この手法を取り入れてデザインができれば新たなビジネスチャンスの可能性もでてくる。

 

世の中で活用されているインフォグラフィックス

インフォグラフィックス(infographics)とは、情報(information)+図版(graphics)の造語で、言葉だけでは表現仕切れない事柄やデータを図解によって視覚化し、「わかりやすさ」を追求する表現手段のことである。最近これが注目されているのは、世の中に流通する情報量が多くなり、ひと目で言いたいことが分かるようにデザインされた「インフォグラフィックス」に対する要求が高まってきたからである。ここ数年日本国内でも情報を伝える方法として広く活用されている。例えば「2020年東京オリンピックに向けてピクトグラムの変更・追加」がニュースになっていたが、ピクトグラムもインフォグラフィックスの一つである。
街中にもインフォグラフィックスの実例はたくさんある。代表的なものとして地下鉄の路線図があり、案内図・サイン・ポスター・サイネージなどにも応用されている。他にもプレゼン用に用いられるにおけるチャート、グラフなどに活用されている。

整理して考えることが必要

一方で、見た目の美しさを追求しすぎるあまり、一般の人にとって「わかりづらい」「迷ってしまう」案内ボードやサイネージなども街中にある。広告媒体などを制作する際に考えるべき基本的なことは、どうやってデータや情報をまとめたらわかりやすく読み取ってもらえるのか?(情報の整理力)、どういう切り口の表現で視覚化すれば伝わるのか?整理した情報をどういうグラフィックで表現していけば簡潔に伝わるのかを考えること(視覚的表現力)である。
そのために、まずはデータをじっくり分析する、伝える内容や情報を整理しておく、一番伝えたい事に焦点を当てる、小・中学生でも理解できるようにイラストやグラフを使って数値を視覚化する、使用する色を限定すること、などを順序立てて考える必要がある。決まった形がない分まとまりのないデザインになりがちなので、あらかじめポイントを頭に入れ、作成中に迷わないように制作することが重要だ。インフォグラフィックスの特長は、文章だけでなくいかに「見せて伝えるか」である。

 

JAGATではインフォグラフィクスを活用した企画書の作り方を学べるセミナーを2020年1月17日に開催する予定である。ひと目でわかる表現方法を企画書でも活用できれば、クライアントに対する訴求力も増すことが期待できる。
このセミナーでは、クライアント企業の与件を挙げ、グループ分けをして個々が企画の具体的な内容を考えて、ワークショップを通じてインフォグラフィックスを活用した企画書制作の考え方を勉強してもらう。ワークショップのいいところは、限られた時間の中で自分がどれだけの知恵と力を出せるのかを確かめることができることだ。そして、他人の意見を理解する姿勢を学べて、社外の方々や講師とのつながりができる。印刷会社や制作会社のデザイナー・営業マンの方にお勧めの内容である。

(CS部 伊藤禎昭)

インフォグラフィックスを活用した企画書制作
 日時:2020年1月17日(金) 13:00~18:00
 場所:JAGAT セミナールーム (東京都杉並区和田1-29-11)

「新入社員養成講座」受講者の声 ~アンケートより~

研修内容について(印刷ビジネス編)

 

研修内容について(ビジネスマナー編)

 

社会人としてのマナーについてどのように感じたか

●各個人、互いが共に意識することで相手との距離を適切にとることができるものだと感じた
●社会人としてできて当たり前のことなのでまだまだ至らぬ点が目立ちますが行動に移せるようにしていきたいと感じた
●相手を不快にさせず話を円滑にするツールとして必要だと思う
●ビジネスマナーは自分のためのものだと思っていたが自分だけでなく会社の評価や相手との信頼関係にも大きく関わってくるものだと感じた
●正しいと思っていたことが間違っていたり細かい所作や言葉遣いなど身に付いていないことが多かったりしたため良好な人間関係を築いていくためしっかりと身に付けたいと感じた
●今まで経験したことのないシチュエーションが多く戸惑うこともあった
●基本的だが忘れがちなことなのでこうしてまとめて学習できる機会はありがたい

 

感想

●社会人として基礎的な知識を学ぶ事ができ嬉しく思う
●専門用語を知らないのはこちらの勉強不足だった。用語などまとめた本があるとこれからも役立ち、欲しいと思った
●ビジネスマナーのためもっと堅苦しいものだと考えてはいたが実際堅苦しいものではあるものの、いくつかは常にやっているようなマナーもあったのでとっつきにくくはないと感じた
●思っていたよりも覚えることにボリュームがありしっかり社会人としてやっていけるか不安がある。帰宅してからまだビジネスマナーについて読み返してみようと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インフォグラフィックスを活用した企画書制作 ~受講者の声~

●前回開催時の受講者アンケートより●

 

Q.1本講座で最も印象に残った講義内容や言葉は何ですか?

●企画書はストーリーで考える

Q.2 講座内容、講師について感想、ご意見・ご要望

●自分の考え方の偏りと、クセに気付けた。日々自分を疑ってみたいと思うようになった
●営業だが、企画書作りに必要なことを教えていただいた

 

 

トラブル対処に知っておくべき印刷材料知識

印刷オペレーターが印刷機や現場の環境からインキ、用紙、湿し水などの材料まで正確な知識を持つことで、トラブル発生における迅速な対応や防止ができる。

 

●コスト削減のためのトラブル対策
生産調整による用紙の値上げや、輸入原材料のコスト上昇によるインキの値上げなど、資材コストの上昇にともない、印刷現場の改善によるコスト削減が重要になる。
印刷トラブル発生による、資材のロスや本来必要のない残業による労務費がかかり製造費用が上昇する。印刷製造コストの構造として用紙等の資材や労務費が大きなウエイトを占めるため、トラブルが発生したら迅速な解決や予防保全ができれば、ムダなコストを削減することができる。
オフセット印刷は印刷機のメンテナンスの不足や、インキ、用紙、湿し水などの材料を適切に使用できないとトラブルが生じやすい。材料を原因としたトラブルも多く、例えば「ピッキング」の原因は紙の表面強度不足・インキのタック値が高い・印圧が高い、「地汚れ」の原因は湿し水の量やインキのph値が不適切・インキの乳化・機械の調整不足、よくある「乾燥不良」の原因は水負けによるインキの過剰乳化や湿し水に印刷用紙の成分が溶出しph変動することなど、その原因は多様にある。

●材料の性質と特長の正確な理解が大切
そこで必要なのは印刷オペレーターが、材料に関する性質や特長などの基本的な知識を正確にもつことだ。そうすれば、トラブルが発生してもインキのタック値やエッチ液の調整、どの助剤をどれだけインキへ添加したらいいかなど多方面に応用ができる。熟練オペレーターの減少と若手オペレーターへ技術が継承できていなくトラブルが増えているともいわれている。印刷機の構造的な仕組みとともに材料について体系的な知識をもって機能を理解し、現場の標準印刷の体制が確立されていれば、トラブルが起きても速やかに対応できるようになる。
さらに、定期的に現場の勉強会を開催してその間に合ったトラブルやクレーム、営業からの要望などを議題にあげて、その原因や対処方法を報告し議論する。そうすれば現場の今の問題点も共有でき、オペレーターにとっては同じトラブルを起こさないよう注意をしながら作業できるという相乗効果も期待できる。

JAGATでは、印刷オペレーターのための技術セミナー「品質向上のための印刷材料知識」を開催する。ここでは印刷品質に影響を及ぼす印刷材料(インキ・用紙・湿し水)に焦点をあて、印刷用紙(種類と印刷適性)、インキの性質、湿し水(望まれる性質と添加剤)の材料知識を再確認して印刷材料に関連するトラブル事例を紹介する。
普段の作業の中で材料に関する疑問をもっている方、材料の知識をもっと深めたい方など、是非ご聴講ください。 
                               (CS部 伊藤禎昭)

品質向上のための印刷材料知識
開催日:2019年11月9日(土)10:00~17:00
場所:JAGATセミナールーム 東京都杉並区和田1-29-11

変わる新卒採用トレンド「通年採用」がもたらす影響

経団連が2018年10月に表明した「就活ルール撤廃」により日本の新卒採用状況は転換期を迎え、経団連と大学の合意により2022年新卒から通年採用へ移行する方向だ。

日本の採用方法は新卒一括採用が主流であり、企業が横並びで採用活動を始め、4月1日に一斉に入社するのが一般的だ。一方、その対極に位置するのが通年採用であり、企業が年間を通して必要性に応じて、欲しい人材を自由に採用することである。採用が自由化になることで、優秀な学生に対して早期にアプローチができることや、卒業時期の違う海外の大学生、第二新卒人材等、採用できる人材の範囲が増える等のメリットが生じる。採用難による優秀な人材の獲得が困難を極めるなかで、その選択肢が増えることはプラスに働く。また、学生にとっては、年間あるいは大学1年生から、就職活動の一環として、多くの企業をゆっくり見極めることができるため、メリットとして捉えることができる。

一方、これらのメリットを裏返せば、通年採用により人材獲得競争がさらに熾烈化する可能性があり、特に中小企業にとっては厳しい競争を強いられる。例えば、早期に学生へアプローチができることで、優秀な人材を早い段階で確保することができるが、そこは知名度の高い企業や安定力の高い大企業が優位に働く。また、学生にとっては通年採用により就職活動ができる機会が増えるため、他企業の内定を獲得できる可能性は継続的に生まれる。中小企業が人材を確保したとしても、内定辞退を受ける確率が高まり再度募集をかける必要がある。また、新卒一括採用と違い通年採用は採用時期の明確な区切りが無いため、採用活動期間が長期化することでコストが増える懸念も生じる。

通年採用により新卒募集のプロモーション方法も変化する。一括採用とは違い採用期間に明確な区切りがないため、常に採用に関する情報発信を行う必要がある。そのためには、求職メディアへの広告出稿だけではなく、自社の採用Webページの充実が不可欠である。特に中小企業の場合は、「企業風土」「理念や経営者の想い」「仕事内容」「やりがい」「職場環境」など、学生が重視する価値観に焦点を当てることで、給料や安定性だけではなく、自社の仕事環境に興味を抱いてもらうことが重要だ。 印刷会社には様々な業務がある。印刷業務は学生でも容易に想像できるだろうが、企画からデザイン加工まで一貫して携わることで世界に一つだけのモノを作ったり、デジタル施策と融合したプロモーション支援をしたりなど、印刷会社には印刷「プラスα」の魅力がある。こうした業務の広がりや、仕事の社会的意義を学生に伝え、さらに実際に働いている「人」を織り交ぜながら訴求していくと説得力が増す。そうした情報を、採用Webページを起点に、学生が接触するインスタグラム、Twitter、Facebook等のSNSやユーチューブ等の動画で能動的に発信することで、通年で訴求していくことは効果的である。

中小企業にとって、通年採用は厳しい競争下に直面するが、2022年以降は避けては通れないテーマとなる。印刷業界向けに通年採用に関する対策セミナーを企画し最新情報と対策について考察していきたい。

CS部 塚本 直樹

<関連講座>
●内定者教育に最適な通信教育「新入社員コース

秋の新入社員フォローアップセミナー

JUMP九州2019&ジョイントセミナー 10/19(土)開催

インターネットの出現により、マーケティングにおいて革命ともいうべきデジタルシフトが起こっています。印刷業界はこうした現実にどのように向き合い、対応していくべきか。

 

JAGAT九州地区の集い
JUMP九州2019&ジョイントセミナー
2019年10月19日(土)開催
会場:福岡印刷会館

インターネットの出現により、マーケティングにおいて革命ともいうべきデジタルシフトが起こっています。
印刷業界はこうした現実にどのように向き合い、対応していくべきか。
JAGATは昨年来、世の中のデジタルシフトが進展する中で印刷のビジネスチャンスを切り拓くためには、デジタルVSアナログの二極対決路線ではなく、マーケティング情報と印刷の連携・融合が必要であるとし、“デジタル×紙×マーケティング”をスローガンとして掲げています。
今回のJUMP九州では、このテーマをさらに追及し、よりビジネスに直結させて“飯のタネ”となるよう、豊富な実践例を交えて情報提供するとともに、新たな印刷の成長戦略を考える場として展開いたします。

主催:公益社団法人 日本印刷技術協会 協力:九州地区印刷協議会

JUMP九州企画推進メンバー *五十音順・敬称略
池田 輝幸[南日本印刷材料(株)]/ 岩永 健[(有)正文社印刷所]/ 江口 正悟[(株)ディーエスエー]大迫 雅浩[(株)宮崎南印刷]/ 尾形 晴義[(有)文化プロセス]/ 笠木 信吾[極東印刷紙工(株)]木下 直哉[西部印刷企画(株)]/ 儀保 至[丸正印刷(株)]/ 藏原 宏行[(有)藏原印刷]
古賀 照也[アド印刷(株)]/ 貞末 宏治郎[(株)博巧印刷]/ 下地 義人[みなみ印刷]/ 森山 昴紀[(株)九大印刷]

 

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JUMP九州2019ジョイントセミナー
“ デジタル×紙 ” を武器に経営戦略に新たな一手を!
「新たな売上構築に導くデジタル戦略と印刷会社の役割」
~印刷会社だからこそできる“デジタル×紙”の推進~

開催日時

10月19日(土)10:30~12:30

対象

 経営者および経営幹部、各部門管理者・リーダーなど

講師

   後藤 佑紀 氏
    (株)アイディーエイ 
    デザインコンサルティング部セクションリーダー/デザインコンサルタント

 

 

主旨

経産省と特許庁が昨年「デザイン経営」宣言を出して話題となりました。それは、デザインを活用した経営手法により、ブランド力向上とイノベーション力向上を通じて企業競争力の向上を図るものとされています。規模の大小を問わず、世界の有力企業がデザインを戦略の中心に据えており、実際に成果を上げていますが、日本ではまだ経営者がそれを有効な経営手段とは認識していないと問題提起しています。
本講座では、その重要性に注目が集まっているUXDESIGN(UX=User Experience・ユーザエクスペリエンス)、すなわち「ユーザー体験をどのように作るか」をO2Oで考える内容となっており、自社の競争力を高めると共に、顧客のブランド戦略に貢献するための武器を身につける機会としてご提供します。
紙以外の売上構築を“デジタル×紙”の活用で考えましょう。

主な内容

・印刷会社になぜデジタル戦略が必要なのか
・UXDESIGNとは ※UX=User Experience
・ブランド戦略型WEBデザインとは
・デジタルと印刷の融合 O2Oを可視化する
(戦略マップと顧客感動、ユーザー体験の可視化)
・デジタル戦略事例紹介
・ワークショップ:戦略マップの作成方法

 

JUMP九州2018ジョイントセミナー参加申込要項

■会場:福岡印刷会館
福岡市博多区築港本町6-1 TEL092-271-2700

■参加費:JAGAT会員、九州地区印刷協議会傘下組合員 7,700円(税込)

◆1社でセミナー、JUMP両方参加の場合(セット特別割引)
・ジョイントセミナー 6,160円(税込)/JUMP九州 7,040円(税込) 
 *両方お申込みの場合、参加者は別の方でも何名様でも割引価格を適応します
 例)1社でセミナーに2人、JUMPに2人の場合6,160円×2+7,040円×2=26,400円

■お申込方法:
申込欄に必要事項をご記入の上、そのままFAXにてお申込みください。お申込みと同時に参加費をお振り込みください。お申込確認後に、参加票を送らせていただきます。
*お申込み後の取消はお受けできません。恐縮ですが代理の方の参加等でご対処ください。


お申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXにてお送りください。

● 振込先・・・・・・・・シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
● 口座・・・・・・・・・みずほ銀行中野支店(普)202430
● お申込み締切・・・・・2019年10月16日(水)
● 内容問合せ先・・・・・日本印刷技術協会JUMP2019事務局 03-3384-3112

 

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JUMP九州2019
“デジタル×紙×マーケティング for Business”

                                       for Business

 

■開催日時:10月19日(土)14:00~19:10

■プログラム:

※記載内容は諸般の事情により変更される場合がございますので、予めご了承ください。

オープニング
14:00~14:15
【開会の辞】
大迫 雅浩 氏

JUMP企画推進メンバー代表/(株)宮崎南印刷 代表取締役社長
【ご挨拶】
塚田 司郎
JAGAT会長/錦明印刷(株) 代表取締役社長

JAGATからの報告

14:15~15:00

「印刷ビジネスの最新動向2019」
解説:藤井 建人 JAGAT研究調査部部長

最新動向を産業・市場・メディア・経営の4視点からデータで捉えるとともに、印刷ビジネス周辺のトレンドについても解説。業界と印刷経営の将来を考えます。

休憩 15:00~15:10

特別講演
15:10~16:30

「実践!デジタル×紙×マーケティング
  ~今こそ印刷ビジネスの新たな利益の源泉を発掘しよう
」 
解説:本間 充 氏 
   アビームコンサルティング/アウトブレインジャパン 顧問

デジタル×紙×マーケティングの必要性は、理解されました。では、この領域に展開する場合、どのような事業があるのでしょうか?また、広告主、事業主は、現在の印刷・紙で、できることをきちんと知っているのでしょうか?広告主、事業主と向き合うことで、「デジタル×紙×マーケティング」はどの印刷会社もできます。そのヒントとアイディアについて、豊富な事例を交えながらお話ししていただきます。

<主な内容>
(1)復習「デジタル×紙×マーケティング」
(2)デジタル×紙×マーケティング実践例
(3)問題は、印刷会社にも、お客様にも
(4)未知・未踏の領域「デジタル×紙×マーケティング」

休憩 16:30~16:40

総括
16:40~17:10

本間 充氏 × 郡司 秀明 for Business 

JAGATが提唱する“デジタル×紙×マーケティング ”の本質とは何かをJAGAT専務理事の郡司が解説しつつ、本間氏との対話を通じて、今後の印刷業界が利益を生み出すために何をすべきか、進むべき方向性について展望します。

情報交換会
17:50~19:10

懇親パーティー
*懇親会会場:福岡サンパレス

■会場:
【JUMP九州2019】福岡印刷会館 福岡市博多区築港本町6-1 TEL092-271-2700
【懇親会】福岡サンパレス 福岡市博多区築港本町2-1

■参加費:
JAGAT会員、九州地区印刷協議会傘下組合員
【JUMP九州2019】  8,800円(税込)
◆1社でセミナー、JUMP両方参加の場合(セット特別割引)
・ジョイントセミナー 6,160円(税込)/JUMP九州 7,040円(税込) 
 *両方お申込みの場合、参加者は別の方でも何名様でも割引価格を適応します
 例)1社でセミナーに2人、JUMPに2人の場合6,160円×2+7,040円×2=26,400円


お申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXにてお送りください。

● 振込先・・・・・・・・シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
● 口座・・・・・・・・・みずほ銀行中野支店(普)202430
● お申込み締切・・・・・2019年10月16日(水)
● 内容問合せ先・・・・・日本印刷技術協会JUMP2019事務局03-3384-3112

 

デザイン設計の基本セオリー ~受講者の声~

●前回開催時の受講者アンケートより●

 

Q.1本講座で最も印象に残った講義内容や言葉は何ですか?

●「伸び悩むデザイナーは向こう側(クライアント以外にもエンドユーザーなどそのデザインを受け取る相手)が見えていない」
●ラフスケッチの重要性。元々ラフスケッチは書いていたので間違っていなかったと再認識できた
●タングラム「見方によって見える。考えすぎる人はできない(難しい)」
●デザイン要素の扱い方が特に、演習も楽しかった

Q.2 講座内容、講師について感想、ご意見・ご要望

●話が実践に即していたので興味深かった。テキストの内容も仕事で悩んでいたことを助けてくれるものだった
●現在デザイナーとしてどのようにスキルアップすれば良いか悩んでおり、本セミナーはそれに対する明確な答えをくれる内容であった
●広い範囲の知識がバランス良く吸収できた。特に割り付けの話は面白かった
●デザインに関する考え方を学ぶ事が出来た。先生の話も面白く楽しく学ぶ事ができた
●後半少し時間が余ったような印象だったのでグループワークなどもあると面白いと思った。講義中に質問もできると嬉しい

 

 

新入社員の意欲を引き出すミドルマネージャーの育成が急務

文部科学省と厚生労働省によると、2019年春に卒業した大学生の就職率は97.6%だった(4月1日時点)。1997年の調査開始以来2番目の高水準となった。景気拡大と企業の採用意欲を背景に売り手市場が続いており、2020年春卒の就職戦線も学生優位で進んでいるようだ。人材確保が難しい環境の中で、印刷業界を志望してきた新入社員はどのようなことを考えて入社したのだろうか。

 

■出世欲が少ない新入社員
「伸ばしたい能力・スキルは何か」の問いには「コミュニケーション能力」が31%でダントツであった。次に「技術力」「企画力・発想力」がそれぞれ19%となった。しかし、「リーダーシップ」と答えた人がわずか5%ということだ。これと関連した問いで「将来、経営幹部、管理職へ昇進したいか」では62%の人が「いいえ」と答えている。その理由は「昇進に関心がない」「責任ある立場を望まない」「専門分野のエキスパートを目指す」という回答だった。
印刷会社に第一志望で入社し、学生時代に身に付けた知識を生かし、残業も会社の命令であれば受け入れ、長く勤めたいという真面目な人が多いが、入社後は責任を持って周りと協調して仕事をしても、先頭に立って組織を引っ張っていこうという意欲を持つ人が少ないという実態が調査から浮かんでくる。

■企業は優秀な幹部及びミドル層の育成が急務
一方、リクルートマネジメントソリューションズの人材マネジメント実態調査によると、組織・人材マネジメントの問題として、「次世代の経営を担う人材が育っていない(82.7%)」が8割を超えた。次いで「ミドルマネジメント層の負担が過重になっている(78.4%)」が続き、若手人材の早期戦力化によるミドルマネジメントの負担減とミドルマネージャーを経営幹部へ育成することが課題となる。

つまり、企業は経営幹部、ミドルマネージャーの育成が急務の課題であるが、若手社員がマネジメント層への昇進意欲が低い乖離が生じている。会社として採用した新入社員が真面目に協調性を持って長く働いてもらうことはもちろんだが、そのなかで将来組織を背負って立てる人材を育成しなければ将来は無い。そのためには、マネジメント層へ進むことの意義や面白さ憧れを見せていく必要があり、マネジメント層と一般の待遇面の差はもちろん、仕事の範囲、権限があることでできる、新たな挑戦やイノベーションによる遣り甲斐を、マネジメント層自らが感じて部下や後輩へ伝えていく必要がある。

働き方改革の名の元、企業は残業削減、ワークライフバランスを推進していく必要があり、マネジメント層の負荷は益々高まる。その一方、マネジメント層の役割は益々高まり、企業内における重要度は高まる。企業は経営幹部、ミドルマネージャーの育成し、やりがいを与えることでモチベーションを高めることが急務である。結果として、その背中を見た若手社員が成長意欲を持つことで、「将来、経営幹部、管理職へ昇進したいか」では62%の人が「いいえ」と答えたアンケートを「はい」に変わる時代になれば良い。

CS部 塚本 直樹

●JAGATは次世代の印刷経営幹部の育成機会として、ミドルマネージャーを対象にした経営幹部ゼミナールを9月にリニューアル開講
第36期印刷経営幹部ゼミナール