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バックラッシュはどの位のものなのか(080)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

バックラッシュはどの位のものなのか(080)

【概要】
 単色ダブリが発生し,駆動部の点検を行ったところ金属の粉が下にたまっていました。ギアのバックラッシュというのは径によっても差違があると思われますが,どれ位のものなのでしょうか?

 【解決方法】
メインギヤのバックラッシュは,3~5μmで3/1000~5/1000mmの隙間で調整されていることもあります。
 軽印刷機の場合は30~50mmの隙間で調整されていることもあります。このような場合は,ギヤの面当たりがスムーズではなく,互いの歯を削る事もあります。
 大型機ではオイルシャワーの油が途切れない限り,ギヤに問題は発生しないでしょう。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)

ショック目が治らない時は業者に依頼すべきですか(081)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

ショック目が治らない時は業者に依頼すべきですか(081)

【概要】
どんな事をしても,ショック目が治らないときは業者に頼むしかないものでしょうか?

 【解決方法】
 業者に依頼するしかありません。
ショック目にも色々な種類があります。種別が判らないと調査の方法がありません。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)

高速回転で調子が薄くなる(084)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

高速回転で調子が薄くなる(084)

【概要】
オフ輪で高速回転になるにつれ,調子が薄くなります。また,停止した後,インキセットレシオを調整しないでスタートすると,調子は濃くなります。特に絵柄の少ない仕事がひどい状態です。
 湿し水については(ノンアルコール),特に回転数に応じたインキローラーの冷却装置の管理などは行っていません。

 【解決方法】
 高速回転にインキの供給が追いつかないのではないかと思います。原因として,第1に考えられるのは,ローラニップ幅設定の不良です。ローラ圧が強過ると,インキの転移が悪くなる傾向があるのでローラニップ幅が機械の標準設定通りになっているかチェックし調整して下さい。
 第2に考えられるのは,インキの不適性です。インキの流動性が悪いため,スムーズに転移していかない場合がありますので,現状のインキよりも流動性の良いインキを使用しテストしてみて下さい。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)

ダブリの種類と発生頻度(082)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

ダブリの種類と発生頻度(082)

【概要】
ダブリの中で発生しやすい種類のものと,しにくいものはありますか?

 【解決方法】
 様々な条件が重なって発生する為に,一言では言えません。
しかし,日々,機械のメインテナンスを充分に行っていれば基本的調整不備によるトラブルは少しでも防ぐことが出来ると思います。標準的胴仕立てを行う事でも,多くは防ぐ事は出来るはずです。
トラブルが発生したときは,その原因が機械要因によるものか,材料要因によるものか分類する事により,より一層解決が早まるでしょう。
 常日頃から,機械の状態を最良にしておく事が大切です。
 最後に,逃げられない問題として紙質があげられます。薄紙の時などは,特に顕著に現われやすいので注意して印刷する事をすすめます。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)

揃いの悪い紙での印刷(115-3)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

揃いの悪い紙での印刷(115-3)

 

【概要】
 揃いの悪い紙の場合,悪い方を咬えにすれば静電気の影響でタイミングが狂ったようなフィーダ停止の仕方をします。また,揃いの悪い方を咬え尻にすると2枚差しが起こり易くなります。対処の方法はありますか,または何か原因があるのでしょうか?

【解決方法】
 揃えの悪い側が尻の場合,サバキのエアーが紙の間に十分に入らないため,トラブルとなる様です。サバキの調整を行ってください。

 

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「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

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6胴目とチェーングリッパのタイミング(083)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

6胴目とチェーングリッパのタイミング(083)

 

【概要】
6胴目とチェーングリッパのタイミングは決っているのでしょうか?

 【解決方法】
 結論から言うと,数値的に表現するには,メーカーのサービスに尋ねるしか方法がありません。
 尚,くわえ替タイミングの調整を行うには,最終ユニット(6色目)の圧胴爪が用紙を完全に離した位置より5~10m/m(5~8m/m)戻った位置で,チェーングリッパが用紙を咬えるように位置を調整してみて下さい。
 手回しハンドルで行った方が,より正確に位置決めが出来ると思います。他の胴間においても,同様に調整して下さい。(但し,5~10m/m(5~8m/m)はあくまでも目安です)
その他チェック項目として,
 (1)5-6胴間の紙の受渡しタイミングは正常か。
 (2)6胴と排紙胴の紙の受渡しタイミングは正常か。
 (3)6胴目の爪の深さと爪圧のチェック
(4)6胴目爪のくわえ代が7m/m位あるか。
を再度確認してみて下さい。

 

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二枚差しの現象の追い方(085)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

二枚差しの現象の追い方(085)

【概要】
 二枚差しについて質問します。二枚差しが発生した時の状態には,用紙と用紙がくっついて出て行く場合と,2cmか3cmくらいの間隔をあけてもっていく場合とがありますが,それぞれはフィーダのどこがどうなってそうなるのですか。回転が速いので,よく見ていてもわかりません。吸いダコの吸い落としによるものですか。エアの負圧によって流れたものなのですか。

 【解決方法】
 (1)用紙と用紙がくっついて出ていってしまう。
 原因は,サバキの調整不良や2枚止めの使い方が悪いことなどが考えられます。対策として,紙に接触しない様にセットしたり,たたき落すようにセットします。
 薄紙の時は,吸いのエアーが強すぎることが原因になります。
 (2)2~3cm間隔で給紙。
 原因は,台上が高い,吹足のエアーが強い,静電気の影響などが考えられます。

 

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「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

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印刷をする上での室内の温度や湿度く(007)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

印刷をする上での室内の温度や湿度く(007)

【概要】
 印刷をする上での室内の温度や湿度はどれくらいが一番良いのか教えて下さい。

 【解決方法】
 温度は23℃+-2℃,湿度は50%~60%が適しています。
 温度はインキの流動性などに影響を与えますので上記範囲を守るようにしてください。
 湿度は印刷用紙の為にも是非コントロールしたいものです。冬期の乾燥期には,湿度が著しく低下し,静電気発生の原因となります。
 上記の範囲で印刷室温と湿度を管理していけば水上り等の諸条件も向上するので品質の良い印刷物が出来るでしょう。

 

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「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

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版圧の0.10mmという数字はどのように決められたのでしょうか?(263)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

版圧の0.10mmという数字はどのように決められたのでしょうか?(263)

【概要】
 版圧の0.10mmという数字はどのように決められたのでしょうか?

 【解決】
 版圧の0.10mmは、版からブランケットへインキの転移量が最も良い版圧といえます。 版とゴム間の版圧は、理想的には0.08mmと言われていますが、ブランケットの厚さの精度ムラは0.02~0.03mm程度なので、0.08+0.02=0.10mmになります。

 印刷機種・サイズにより、版とゴム間の版圧は0.13~0.15mmと異なります。機械メーカーに聞いても特に版圧設定の根拠はありません。版とゴム間の圧が強ければ、ドットゲインが大きくなり、網版の調子は悪くなります。

 版圧が0.08~0.10mmであってもベタのツブレが悪くなることはありません。

 

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「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)

エッジピックの解決法として、ブラン下を減らすと有りますが、その場合天地方向の見当が他の胴に対してズレることは無いのでしょうか。(246-2)

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:機械調整

 

エッジピックの解決法として、ブラン下を減らすと有りますが、その場合天地方向の見当が他の胴に対してズレることは無いのでしょうか。(246-2)

 

【概要】
エッジピックの解決法として、ブラン下を減らすと有りますが、その場合天地方向の見当が他の胴に対してズレることは無いのでしょうか。
 【解決方法】

ブランケット下敷きを0.05~0.07mm程度減らしても、色間見当の狂いは生じません。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)