新たな役割を見出し 再評価が進むフリーペーパー最新動向 

掲載日:2015年4月22日

「2014年 日本の広告費」(電通)によると、「フリーペーパー・フリーマガジン」は、2316億円と2007年以来7年振りの増加、メディアの見直しと再評価が進み、地域活性における活用事例に注目が集まっている。

6年振りに6兆円台(6兆1522億円)を回復した「2014年 日本の広告費」だが、プロモーション広告費における印刷メディアは微増、または前年割れに留まった。
しかし、「フリーペーパー・フリーマガジン」を見ると、2316億円(同1.2%増)と、2007年以来7年振りの増加になっている。費用対効果重視の傾向、出稿規模の縮小など厳しい状況は続くものの、配布網を活用した新たな収入源の確立や、観光誘致、地域活性を加味したフリーマガジンの発行は増加傾向にあるなど、地域密着型メディアとして再評価が進んでいる。

本研究会では、フリーペーパー・フリーマガジンにおける近年の傾向を俯瞰しながら、効果を上げている最新事例を紹介、今後の見通しと方向性を展望する。
また、フリーマガジンの発行をきっかけに、読者や社外から高い評価を受け、自社業務が拡大、紙とWebの特性を効果的に使い分けながら、社内外・また地域に活性化をもたらす印刷会社の事例を解説、さらに、JAGATが独自調査を実施した印刷会社発行主体のフリーペーパーの実態について、調査結果から得られた意外な平均像や特徴、共通点などを取り上げながら要点をまとめ、今後の可能性を探る。

開催日程・開催時間

2015年4月27日(月) 14:00-16:40(受付開始13:30より)

詳細

■14:00~14:50
フリーペーパー・フリーマガジンの最新動向2015
・フリーペーパーの市場規模と最新像
・フリーペーパーの種類と新潮流
・「マーケティング戦略」の成功事例
・今後のフリーペーパー

日本生活情報紙協会 事務局長 久保 まり子氏

■15:00~15:50
地域と自社を活性化させる フリーマガジン『a un』
・西濃印刷、フリーマガジン「a un」の概要
・発刊のきっかけとその後の社内の変化(企画・編集業務の拡大)
・誌面のこだわりと読者・社外からの評価と他業務への波及効果
・顧客が情報誌に期待する役割と応えるための課題、今後の展望

西濃印刷株式会社 専務取締役 河野 俊一郎氏

■16:00~16:40
最新フリーペーパー調査にみる地域と印刷会社の関係
・印刷会社のフリーペーパー発行意義
・印刷会社のフリーペーパー40事例
・印刷会社と地域活性・地域情報
・印刷会社のフリーペーパー平均像と特徴

公益社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 部長 藤井 建人

【開催・申込要項】

会場

日本印刷技術協会 セミナールーム (〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

参加費

印刷総合研究会メンバー:無料
[一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで

一般:15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)

Webからお申込み

Web申込フォームに必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。

FAXからお申込み

・この申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の申込み用紙をご利用ください)

問い合わせ先

内容に関して 研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して 管理部 電話:03-5385-7185(直通)