HTML/CSS自動組版がもたらすWebと印刷の統合ワークフロー

掲載日:2018年7月9日

ワンソースマルチユースという言葉が使われて久しい。デジタルコンテンツと印刷物の両方を効率的に制作するには常に最新の情報が保持されるコンテンツ管理の仕組みと、適切なタイミングで自動的に適切なレイアウトで制作、配信できる仕組みの構築が求められる。

上記のような仕組みがあれば、印刷データの流用ではない「デジタルファースト」にも容易に対応できる。 あるべき姿はみえているものの転換は容易ではない。なぜなら、従来の制作ワークフローを根本的に変えることになるからだ。システム投資の費用面だけでなく、組織横断的な取り組みとなるので社内の合意形成にも時間がかかる。 このようなことから、多言語展開が必要なマニュアル制作など限られた分野での普及にとどまっていたが、Web用のコンテンツ管理システムの定着などに伴い少しずつ変化しつつある。 本研究会では、コンテンツ管理システム、HTML/CSSを利用した自動組版による印刷物作成の仕組み、そしてクライアントの取組み事例を紹介する。

開催情報

【日時】
2018年8月7日(火) 14:00-16:40 (終了時間は延長する場合があります)

【会場】
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

【参加費】
15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)
印刷総合研究会メンバー: 無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで
 →自社が研究会メンバーか確認したい場合は、お手数ですがこちらのフォームからお問合せください。

【1】 ワンソースマルチユースを実現するCMS「Publish MakerX」

  講師:株式会社サイバーテック  取締役 小野 雅史 氏

  •  トピックライティングで「脱WORD」
  •  結果としてこう変わる、新旧制作フローを比較
  •  Publish MakerXデモ・事例紹介

【2】 HTML/CSS自動組版ツール「VersaType」


  講師:トリムマーク株式会社 代表取締役社長 石田 智之 氏

  
  •  HTML/CSS 自動組版とは
  •  レイアウトエンジン「VersaType」とは
  •  自動組版の設計から運用まで
       CMSによる運用
       制作フローの変化(InDesignによる制作との違い)
 

【3】 制作業務の大幅な効率化とデータの一元管理を実現~製品カタログ事例


  講師:パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 

     メカトロニクス事業部営業企画部 岩見 泰志 氏
 
  •  HTML/CSS 組版を行っている印刷物
  •  なぜHTML/CSS組版を行うに至ったか
  •  実現のポイントと現在の運用

※講演者・講演内容は一部変更になることがあります。

申込み

WEBから
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。

FAXから
申込書に必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)

問い合わせ先

内容に関して
研究調査部 印刷総合研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)