若手人材の育成が印刷会社の未来をつくる

掲載日:2017年2月17日

人材育成において、自ら考え、企画し、提案できる力をいかに養成するかが問われている。

page2017は2月8日から3日間開催され、盛況のうちに閉幕した。
今回のキーコンセプトは「ビジネスを創る」。『新市場創出』や『営業力・企画力の強化』をテーマに掲げたセミナーには連日多数の参加者が来場し、活気を呈していた。
 「デジタルマーケティング」や「動画」「SNS」など、種々多様な切り口を通して印刷ビジネスの可能性が提起され、熱心に耳を傾ける参加者の姿からは、貪欲に吸収しようとする姿勢がうかがえた。印刷会社は試行錯誤をしつつも、確実に未来に向かおうとしている。そのような熱気を感じさせる3日間であった。

環境の変化が著しい印刷業界だが、メディアビジネスという観点から見れば、新しい技術や手法が次々と登場し、ビジネス領域を拡張する機会もまた増えつつある。時代の波を正面からとらえ、未来を切り開いていこうとしている時、それを支えるのはこれからの世代、若い力である。生まれた時からITに囲まれて育ち、デジタルネイティブと言われる世代が社会に登場しはじめ、若手人材の活躍が今後の印刷業界を動かしていく原動力になっていくだろう。

印刷会社の将来を担う新人の育成を考えるとき、彼らの力をどのように 伸ばしていくかが問われてくる。印刷業界で働く上で習得すべき知識や情報量は膨大だ。印刷物を制作する上での必須知識はもちろんだが、これからは高品質の印刷物を作るだけでなく、顧客の販促支援や課題解決に向けた商品やサービスの提供が求められており、その領域は多岐にわたる。

webやスマホ、動画に至るまで、情報発信のためのさまざまなツールが並ぶ中、何を選択し、どのようなコンテンツを制作すれば、最大限の成果をあげることができるのかを、顧客とともに考えながら、提案していかなければならない。
逆に言えば、デジタル関連知識があっても、そこに顧客視点が欠落していれば、ビジネスチャンスにならないこともある。
 
技術知識とともに、自ら考え、企画し、提案できるための土台づくり。
新人・若手社員の教育を考えることは、印刷会社が未来へ向かう道筋のひとつでもある。
 

 

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CS部 原 淳子

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