クロスメディアエキスパート認証試験、合格基準変更

掲載日:2018年5月30日
このエントリーをはてなブックマークに追加

クロスメディアエキスパート認証試験、合格基準変更

クロスメディアエキスパートカリキュラム第4版は、2017年12月に発表した。この第4版では、従来の内容を再編成し、「マーケティングと経営」「メディアとコンテンツ」「デジタルメディアを支える技術」の3点を柱としている。

2018年3月に実施した第25期試験では、新カリキュラムを反映したことで、マーケティングやメディアに関する出題が増え、ITやシステム開発に関する出題が減ることなった。ある意味では、より基礎的で必要不可欠な出題が増えることとなった。

その結果、受験者の平均得点が向上し、学科試験の合格率が80%を超えることとなった。カリキュラム変更による受験者の理解度、習熟レベルの向上の結果と考えられる。

そこで、2018年8月に実施する第26期試験より、従来の第1部選択式試験(学科試験)の合格基準を、70%から80%に引き上げる。

クロスメディアエキスパートに相応しい知識を身に付けていると見做すには、80%程度の得点を目安にすることが必要と言えるためである。
尚、学科試験の合格率は従来と変わらず60~65%前後を見込んでいる。

(JAGAT 資格制度事務局)