デザイナーとして長く紙面の制作に携わってきたAさんは、最近ある変化を感じていました。「紙のデザインだけでは、仕事の幅が狭くなってきている気がする…。」
クライアントからは、WebやSNS、動画といったデジタル領域の依頼が増えている。しかし未経験の分野に踏み出すには、学習コストも時間も限られている。このままでは取り残されてしまうのではないか、そんな不安を抱えていました。
このような悩みは、今、多くのDTPデザイナーが直面している課題です。そんな方にお勧めしたいのが、JAGATのオンラインセミナー【DTPスキルを活かしたデジタルコンテンツ制作】です。
本セミナーの特徴は、「深く学ぶ」ことよりも「広く知る」ことに重点を置いている点にあります。いわば“アラカルト形式”。デジタル制作の全体像を俯瞰しながら、自分に合った入り口を見つけるための講座です。
具体的には、印刷制作のワークフローをベースにしながら、
・ノーコードでWeb制作ができる「Wix」「STUDIO」
・「Figma」を活用したデザインカンプ制作
・「Adobe Express」によるSNS動画の作り方
・Illustratorのベクターデータを動かす「Lottie Creator」
・「After Effects」を使ったデジタルサイネージの基礎
など、多様な手法を横断的に紹介します。
さらに、紙とデジタルで異なる色管理や解像度の考え方、動画制作の基本、AIを活用した効率化のヒントなど、実務に直結するポイントも押さえています。すべてを完璧に習得する必要はありません。まずは“どんな選択肢があるか”を知ることが大切です。
このセミナーは、単なるスキル紹介にとどまりません。「どこで収益化できるのか」「なぜクライアントはあなたに依頼するのか」といった視点にも踏み込み、デザイナーとしての提供価値を再定義するきっかけを提供します。紙のスキルは、決して時代遅れではありません。構成力やレイアウト力、情報整理力といった強みは、デジタル領域でもそのまま活かすことができます。仕事の幅を広げたい方にとって、その第一歩となるセミナーです。皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
(研究・教育部 河原 啓太)
デモで制作手法を学べる DTPスキルを活かしたデジタルコンテンツ制作
5月25日(月) 13:00 ~ 15:00


