11月1日発刊の『印刷白書2026』では、新設のIntroduction[印刷白書の現在地]において、
JAGAT事業と白書の全体像をインフォグラフィックで表現しています。
Introduction[印刷白書の現在地]でインフォグラフィックに挑戦
『印刷白書』の変遷
『印刷白書』は1994年2月、A4判130ページのバインダー形式で創刊しました。2006年版からは並製本の書籍にリニューアルし、同時にJAGAT会員企業への献本を開始しています。
印刷メディア産業の大きな変化を捉えるために、印刷産業にとどまらず、社会全体の変化に目を向ける必要があると考え、2009年版で初めて「特集」を設けました。また、印刷産業に関連するデータを少しでも多く掲載するため、2010年版からは官公庁や関連団体の統計調査から必要なデータを抽出し、時系列で比較できる図表にまとめています。オリジナルの図版も大幅に増やしてきました。
2022年版からは特集に代わって「第1章 Keynote」を設け、page展のテーマと連動したビジネス提案を行い、さらに2023年版からはデジタル印刷によるカラー版となっています。
2026年版で新設したIntroduction
そして最新刊の『印刷白書2026』では、「第1章 Introduction[印刷白書の現在地]」を新設し、JAGAT事業と本書の全体像を文章とインフォグラフィックで解説しています。
JAGATでは、複雑な内容や物事の仕組みを整理し、見る人の立場に立って視覚的にわかりやすく伝えるインフォグラフィックの手法に早くから着目し、セミナーやワークショップなども実施してきました。
どうしても硬い印象になりがちな『印刷白書』の間口を広げるためにも、ぜひインフォグラフィックで表現したいと考えました。しかし、自分のイメージをどう伝えたらいいのか、どこから手を着けたらいいのか、どのように依頼したらいいのか。全体の構成はまとまっていても、原稿がすべてそろっていない段階で、誰に相談したらいいのか。考えるほどに難題が浮かびます。
この難題に挑戦してくれたのが、ディレクター・デザイナーのたじま ちはるさんです。

このインフォグラフィックは、第2章を起点に、第3章、第4章、第5章へと円を描くようにつながり、最後はJAGATの事業へと結び付く構成です。中央の円内には「印刷産業を中心に、多様なパートナーとともに価値が広がっていく」というイメージを表現しています。
何しろ初めての試みでしたが、当方のつたない説明を形にしてくれたたじまさんに心から感謝しています。会員企業の皆様のお手元にもまもなく届きますので、ぜひご覧いただき、ご意見などをお寄せください。
(JAGAT 研究・教育部 吉村マチ子)
■関連情報
『印刷白書2026』を手がかりに印刷産業の「いま」を捉え、これからの印刷ビジネスを考える機会として、ぜひ発刊記念セミナーにご参加ください。
『印刷白書2026』発刊記念セミナー
2026年11月10日(火)13時30分~17時
書籍発刊のお知らせ
『印刷白書2026』2026年11月1日発刊


