人気の「page2020カンファレンス」のみどころ!

掲載日:2020年1月17日

page2020カンファレンスでは、印刷メディアにとどまらず、デジタルも含めた幅広い領域をテーマに、各界の第一人者がココだけの話も含めたディスカッションを全12本で繰り広げます

 

【G1】デジタル印刷ビジネスの実践

デジタル印刷の道を模索してきたJAGATも、新しい動きが始まったことを痛感しています。基調講演1に続いて、より具体的に各分野の印刷ビジネスの実態を探ります。パッケージ分野では、東洋で初めて導入されたプライムファイアをどのように使っていくのか。商業印刷では連帳インクジェット機をどのように活かすのか。無視できないビジネス量に拡大した同人誌(コミケマーケット)の実態や可能性なども含め、実ビジネスから迫っていきます。

●登壇者
株式会社共進ペイパー&パッケージ 鍛治川和広 氏
株式会社ユニバーサルポスト 前田尚子 氏
有限会社ねこのしっぽ 荒巻喜光 氏
日本フォーム印刷工業連合会 山口実 氏
JAGAT 郡司秀明

 

【G2】価値を生み出すワークフロー

ワークフローの効率化は人手不足やコストダウンへの対応に非常に有効です。ITを活用しシステムや製造設備を連携させることで大きな効果が見込めます。さらに、顧客に対して今までにない利便性を提供し、新たな価値を生み出すことも可能となります。技術面だけでなく経営的な視点からも議論します。

●登壇者
東和印刷株式会社 高本禎郎 氏
株式会社レゾロジック 曽我部秀機 氏
JAGAT 花房賢

 

【G3】AIで変わる印刷物制作

印刷物の企画・制作は古くから職人的な業務に支えられ、DTPが主流となった現在でも個人の知識・経験に依存している面が少なくありません。しかし、機械学習・ディープラーニング技術によって過去の膨大なデータを教科書とすることで、個人の知識・経験に依存する業務を補完することが可能です。印刷物制作においても、この動きは始まっています。AI を活用した画像修正やデザイン・レイアウト、校正・校閲などを取り上げて議論を行います。

●登壇者
大日本印刷株式会社 田端聡 氏
凸版印刷株式会社 金山尚徳 氏
Adobe Community Evangelist 境祐司 氏
JAGAT 千葉弘幸

 

【G4】小ロット出版を実現するデジタル印刷

大量印刷・大量出版を前提とした出版エコシステムに限界が見えてきました。一方でデジタル印刷技術の進化により、少部数出版・流通の動きも進んでいます。米国では1部から受注する極小ロット印刷を積み上げ、月400万部以上の書籍を製造している印刷企業もあります。 在庫を持たないオンデマンド出版や極小ロットの重版は、オフセット印刷とデジタル印刷の各々の特徴を活かし、最適化を図る動きだと言えます。印刷企業の立場から小ロット出版とデジタル印刷の現状や今後の可能性を議論します。

●登壇者
大日本印刷株式会社 古賀裕之 氏
株式会社デジタルパブリッシングサービス 佐々木享 氏
株式会社デジタル・オンデマンド出版センター 浴野英生 氏
JAGAT 千葉弘幸

 

【CM1】クロスメディアビジネスのヒント
       ~コミュニケーションの課題を解決する

今までにない視点でビジネスを行うスタートアップの事例は、新規事業に取り組みたい企業にとって着眼点やターゲット選定など参考になる点が多数あります。AR×AIで化粧を疑似体験させるバーチャルメイク、「売りたい」と「売ってほしい」を繋ぐ店舗シェアリング、人柄や感情を直に伝えることができる音声配信、海外からの旅行客にスマホで商品情報を伝える多言語サービスなど、既存ビジネスの枠にとらわれない思考や新たなアプローチで課題を解決した事例、多様なコミュニケーションを実現したモデルを取り上げます。

●登壇者
株式会社Payke 古⽥奎輔 氏
株式会社Voicy 中山英亮 氏
株式会社スペースエンジン 蘇鉄本惇 氏
パーフェクト株式会社 磯崎順信 氏
JAGAT 千葉弘幸

 

【CM2】出版業界の構造課題と再成長

減少傾向とはいえ、紙はいまだ出版メディア制作の起点であり、読者にとって読むのに最も楽なメディアであり、作り手にとっては変わらず重要な収益源です。デジタル印刷の進化によって制作方法は変わりますが、オフセット印刷による小ロット生産も進化するため、経済合理性ある生産方法は絶えず変化します。また、印刷会社側から見れば品質面・技術面の課題は相当に解決しましたが、出版社側から見れば採算面や構造面の課題が多く積み残されています。出版社側から見た印刷生産と業界課題、解決へ向けた問題提起などを議論します。

●登壇者
株式会社講談社 土井秀倫 氏
株式会社PHP研究所 太田智一 氏
株式会社ニューブック 豊川竜也 氏
JAGAT 藤井建人

 

【CM3】印刷会社が取り組むAIビジネス

印刷会社には「さまざまな企業との接点があり、さまざまな相談を受けやすい」という利点があります。近い将来にはAIを活用した提案機会や、新たにAIビジネスに取り組む可能性も増えていくと思われます。印刷会社がAIで新たなビジネスに取り組み、顧客の課題解決を行うには、どのような準備や体制が必要となるか。何から取り組むべきか、理解すべきポイント、組織や人材教育はどうあるべきか、などを議論します。

●登壇者
株式会社KICONIA WORKS 書上拓郎 氏
福博印刷株式会社 最所真一 氏
株式会社キカガク 吉崎亮介 氏
株式会社グルーヴノーツ 渡邉一弘 氏

 

【CM4】流通小売における次世代販促と業務改善
      ~2020年のオムニチャネル・リテーリング~

チラシレス+スタッフレス+キャッシュレス。人手不足がもたらす新たな顧客コミュニケーションや店頭業務の自動化、決済手段の多様化について現場の識者の視点で課題を明確化し、解決策を探ります。特に個別進化するデバイスとクラウド連携にフォーカスし、多面的に議論。対策の一例として棚割りマネジメントの効果的活用を取り上げます。

●登壇者
大日本印刷株式会社 林典彦 氏
株式会社ダイエー 吉岡素成 氏
ハナマルキ株式会社 平田伸行 氏
株式会社サイバーリンクス 牛見晋太郎 氏

 

【PM1】印刷ビジネスとメディアの展望2020

印刷ビジネスについて、2019年の振り返りを踏まえて2020年を展望します。印刷市場は経済・情報メディア・広告・隣接市場・関連イベントなどの動向を反映して増減しますが、2019年をどう見るか。そして来たる2020年度の印刷市場に影響を及ぼす材料は何があるでしょうか。中小と大手印刷会社それぞれの見通しは。米国印刷市場はどのような状況と見通しか。新年度予算の策定期に当たるこの時期、材料を洗い出して整理、未来カレンダーとともに市場規模予想までを示します。

●登壇者
電通メディアイノベーションラボ 北原利行 氏
JAGAT 藤井建人

 

【PM2】売り上げを作る見える化

いまだ担当者個人の力量に依存する部分の大きい印刷営業においては、営業プロセスの見える化や成功事例の共有の仕組みづくりが求められる。そこでは、積極的なIT活用が不可欠となる。結果管理からプロセス管理への取り組み(日報ツールの活用)、成功事例のロールプレイへの落とし込みなどの先進的な取り組みを伺う。。

●登壇者
株式会社アサプリホールディングス 松岡祐司 氏
富沢印刷株式会社 富澤隆久 氏
JAGAT 花房賢

 

【PM3】地域資源をストーリー化する「聖地創生」
     ~コンテンツツーリズムによるまちづくりの理論と事例~

アニメでたびたび話題になる聖地巡礼は、映画やドラマ、文学の舞台になった場所を訪ねて追体験を楽しむタイプの旅です。旅行先となった地域への経済効果は大きいのですが、地域が物語の舞台やロケ地になるかどうかは偶然性に頼ります。そこで地域の魅力を再発見、自ら聖地に仕立てる聖地創生の手法に注目が集まっています。聖地創生の事例と手法、富山県南砺市におけるアニメ活用のまちづくり事例、印刷会社のアニメ活用事例などから、地域資源の再発見とストーリー化による地域活性化について議論します。

●登壇者
デジタルハリウッド大学 大学院  荻野健一 氏
一般社団法人地域発新力研究支援センター 佐古田宗幸 氏
株式会社Ken’S/株式会社研文社 岡田健司 氏
JAGAT 藤井建人
JAGAT 松永寛和

 

【PM4】瀬戸内国際芸術祭に見る地域活性化
      ~広域連携とアートによる地域活性化はいかに可能になったのか~

3年に一度、12の島を舞台に広域開催される瀬戸内国際芸術祭。開催地の島々は美しいが、内陸部よりはるかに早く進む過疎と荒廃は深刻でした。2010年に始まった瀬戸内国際芸術祭は毎回100万人超を動員するまでになり、島はアートで彩られて再生、島と周辺地域は経済効果の恩恵を受け、島民は新たな生きがいを得て、海外からの旅行者、さらには移住者を呼び込むまでになりました。政府は地方創生総合戦略の重点に関係人口の創出を置いています。その本質が地域活性化である瀬戸内国際芸術祭を事例に考えます。

●登壇者
香川県 瀬戸内国際芸術祭推進課 吉川健司 氏
公益社団法人日本観光振興協会 森岡順子 氏
真生印刷株式会社 紀之定正一 氏
株式会社文伸 米川充 氏
JAGAT 藤井建人

※カンファレンス・セミナーの内容は、都合によって講師や内容を変更する場合があります。Webサイトなどで最新情報をご確認ください。