投稿者「松永さん」のアーカイブ

4/27 時間コストの出し方 徹底解説

セミナー名:時間コストの出し方 徹底解説
開催日:2021年4月27日(火) 14:00-16:30
参加費:一般:15,400円(税込)/JAGAT会員:11,000円(税込)/印刷総合研究会会員:無料

セミナー開催案内ページ

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    1.参加費用 ※選択してください。

    印刷総合研究会会員(0円)JAGAT会員(5,500円)一般(15,400円)

    ■参加人数

    2.会社の情報

    ■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

    ■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

    郵便番号(例:166-8539)

    ■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

    ■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

    3.申込みする方の情報

    申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

    ■部署名(例:総務部)

    ■役職名(例:課長)

    ■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

    申込者は参加しない

    ■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

    このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

    ■FAX(例:03-3384-3168)

    FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

    ■TEL(例:03-3384-3113)

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    4.申込者以外の参加者情報

    申込む方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

    【参加者1】

    ■部署名(例:企画営業部)

    ■役職名(例:主任)

    ■お名前(例:印刷 花子)

    ■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

    【参加者2】

    ■部署名(例:企画営業部)

    ■役職名(例:主任)

    ■お名前(例:印刷 次郎)

    ■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

    ■その他備考

    5.JAGATからのご案内について

    よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。

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    クリエイティブ路線に進む印刷会社の、コロナ禍での生存戦略とは

    JAGAT info 12月号ではアワードを受賞するような一品もののポスターなどを手掛け、ブランド力の向上や新たな受注に繋げているショウエイの事例を報告した。今回はその一部を抜粋して紹介する。

    製版の技術でクリエイティブ分野に進出

    ショウエイは製版会社として培った技術を元手に近年はクリエイティブ路線に舵を切り、海外の賞を受賞するような印刷物を手掛けるようになったことで、業態転換に成功した。今回のコロナ禍では、他の印刷会社と同じく、ショウエイの主力である大判プリンター系の印刷受注も苦境に立たされている。そのような最中にあって、ショウエイらしさを模索しつつ、どのような展開につなげているのだろうか。

    ショウエイは1952 年に、東京都文京区小石川にある印刷会社の集積地で創業した。技術革新によって製版業界は全体の規模が縮小し、業態の転換を迫られるなか、2009 年に導入したのが大判インクジェットUV プリンターのTruepress Jet2500UVだった。最大印字幅は2500mm ×1300mm。厚みも50mm まで対応することができる。最大7 色での印刷が可能であり、高度なデザインや他にはないアイデアを実現することが可能だ。

    大量印刷の分野に新規参入しようとすれば、設備投資はどうしても大規模になりがちであり、ロットの確保も難しい。しかし大判プリンターであれば、製版会社として培った技術力をベースに、1 枚から勝負することができるのは大きな強みである。

    そして2015 年には、本社を文京区の江戸川橋に移転した。受賞歴を競うようなデザイナーとコラボし、世界三大広告賞の「CLIO AWARD」ブロンズ賞と「One Show」シルバー賞を受賞した。

    大判プリンターの導入を振り返って

    まず大きかったことは、最終成果物を自分たちの手で作れるようになったという点である。大判インクジェットUV プリンターを導入したことで、直接顧客から発注を受けて、製品を納品できるようになった。結果、顧客層は大判プリンター進出以前とは8 割変化したとのことである。

    ショウエイに持ち込まれる、アワードを狙うような案件では、最初は漠然としたアイデアであることも多い。そういったアイデアベースの相談でも、一緒に試行錯誤していくなかで具体的な形となっていく。大判プリンターの導入という設備面での変化だけではなく、それに伴う業務の変動に合わせて、受け身的な営業体制から能動的で提案型の営業へと会社の体質を変えていった。このことが、ショウエイの成功の秘訣であるといえよう。

    「CLIO AWARD」「One Show」の受賞以降も、毎年大きな賞を受賞している。アワードのビジネスとしての波及効果から積極的にデザイナーとコラボしてきたショウエイであるが、何度となく刷り直しを行うことを考えれば、採算度外視だともいえる。それでも同社がアワードに向けて協力するのは、ブランド力の向上や、営業の接点につながるからだ。

    賞を取ったり個展を開いたりするようなデザイナーは、プロジェクトの中でもそれなりの地位にあることが多く、ゆかりのあるデザイナーからの指名により交通広告やイベントの仕事を受けることもある。また、デザイナーは横のパイプが太いため、新規顧客にも関わらず「一度ショウエイと仕事をしてみたかった」と話をもらうことも多い。先行投資が“ 収穫” に結び付く流れができている。

    コロナ禍での新しい挑戦

    そのようななか、コロナ禍はショウエイのビジネスモデルを直撃した。それでも、できることをやっていくしかない。そこでショウエイが行っているのは、「改めて種をまく」である。2020 年6 月にデザイン事務所とコラボしたNHK番組のポスター「浮世絵 EDO-LIFE -The HiddenEssence-」が、第99回ニューヨークADC賞で3 部門を受賞した。

    これまでの仕事を丁寧にこなしつつ、新しい仕事も始めている。その一つが2020 年4 月から開始した、抗菌印刷によるオリジナルの飛沫防止シートだ。今はどのお店に行っても設置されている飛沫防止シートであるが、美観を損ねているのは間違いない。そこでショウエイでは、きちんと設計して印刷も施し、無粋ではなく、業務上も使いやすい飛沫防止シートを設置している。

    コロナ禍が長期化する恐れももちろんあり、デザインと機能さえきちんとしていれば、今後常設することを念頭に、設計・印刷したものを設置するニーズも出てくるだろう。日本中にある飛沫防止シートの何割かでも印刷物に変わるのならば、ビジネスチャンスとなる。もちろん、何の実績もないところに入っていくのは簡単ではない。そこでショウエイでは、これも先行投資と割り切って、まずは自社の持ち出しもありで設置した。これを実績として、営業活動を行っているところだ。

    その他に新規事業の中心として考えているのが、動画である。ショウエイではYouTube チャンネルを以前から開設しており、実験的な印刷などを紹介していた。そのチャンネルでJAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会)の新人賞も獲得した田中せり氏を招いて、「田中せりに聞きたい10 のこと」という企画を行っている。動画の視聴者はデザイナーが中心であることから、ショウエイにとっては“ 見込み客”でもある。

    デザイナーが定期的に訪れるようなチャンネルにできれば、一つのコミュニティとして機能させられる。デザイナーからの受注の強化にもつながるだろう。また、デザインの教科書的な動画の販売も考えている。危機的な状況だからこそ、ただ待つだけではなく、自分たちから積極的に動く提案型の営業を行ってきたという経験を生かしている。ショウエイらしさとは何かを見つめ直しつつも、クリエイティブという自社の強みとともに、印刷だけにとどまらない業態へと変化する道をショウエイは模索している。

    (研究調査部 松永 寛和)

    3/16 進化したオンライン校正 ~テレワーク時代の印刷ワークフロー

    セミナー名:進化したオンライン校正
    開催日:2021年3月16日(火) 15:00-17:00
    参加費:一般:15,400円(税込)/JAGAT会員:11,000円(税込)/印刷総合研究会会員:無料

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      1.参加費用 ※選択してください。

      印刷総合研究会会員(0円)JAGAT会員(5,500円)一般(15,400円)

      ■参加人数

      2.会社の情報

      ■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

      ■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

      郵便番号(例:166-8539)

      ■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

      ■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

      3.申込みする方の情報


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      ■部署名(例:総務部)

      ■役職名(例:課長)

      ■お名前(例:印刷 太郎) ※必須


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      ■TEL(例:03-3384-3113)

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      【参加者1】

      ■部署名(例:企画営業部)

      ■役職名(例:主任)

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      【参加者2】

      ■部署名(例:企画営業部)

      ■役職名(例:主任)

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      進化したオンライン校正 ~テレワーク時代の印刷ワークフロー

      印刷物制作過程における校正紙のやり取りは手間や時間がかかるなど、短納期化のネックとなることが多かった。場合によっては、多数の関係者に回覧する必要があり、校正作業が進まないこともあった。しかし、テレワークが浸透したことで、印刷物制作においても校正業務のオンライン化が急務となっている。

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      page2021から読み解く印刷業の未来

      印刷機材展としては初めての完全オンライン開催となったpage2021。「リセット・ザ・フューチャー」をテーマに41社の出展、9本のオンラインカンファレンス、13本のスポンサーズセミナーなど多彩なコンテンツが提供されている。

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      デジタル印刷で繋がるペーパーとテキスタイル

      page2021オンラインカンファレンスでは「デジタル印刷で切り開く新規ビジネス」をテーマに、デジタルを活かした連携でいかにビジネスをスケールアップするかが議論される。

      このセッションには紙の印刷会社だけではなく、テキスタイル(布製品)のデジタル印刷を得意とする株式会社OpenFactoryの堀江賢司氏が登壇する。テキスタイル印刷の持つ紙の印刷業と共通する目標、課題と連携の可能性を考える。


      「テキスタイル印刷と印刷業の共通点」

       株式会社OpenFactoryは愛知県一宮市にある捺染業の企業、堀江織物が母体となっている。捺染業の中でも堀江織物は広告宣伝用ののぼり旗が主力製品であり、商業印刷と近い業態の企業である。製造方法も、孔版印刷の一種であるシルクスクリーン印刷や、インクジェットによるデジタル印刷など印刷会社と共通する部分がある。コーポレートカラーの再現や、顧客の施策に合わせた印刷方法、製品の提案など、印刷会社にとっても馴染み深い課題に長年取り組んできた。

       紙の印刷会社と同じように、捺染業においても大ロットの生産から多品種少量生産、そしてオンデマンドへという流れがある。時代の変化に合わせて堀江織物もその都度新しい印刷方式を導入しており、現在ではTシャツなどへのオンデマンドプリントに進出している。

       オンデマンドプリントでは、大量の受注を如何に集めるかが課題である。顧客にとって発注しやすい受注窓口の整備や、効率的な生産管理が必須となる。こういった課題は紙の印刷会社とも同じであり、ここには連携の可能性がある。

      「デジタルの強みを活かしたスケールアップ」

       堀江氏はOpenFactoryの新しいサービスとして、複数の製造工場の繋ぐデジタルプリントの発注プラットフォーム「Printio」を立ち上げた。WEB受注の窓口を持つ工場同士でシステムを連携する他、WEB窓口持たない工場に対してはOpenFactoryが窓口を提供する。

      「Printio」には堀江織物以外にも今回のセッションに参加する共進ペイパー&パッケージや、バンダナ、靴下、スマホ印刷工場など特徴的な企業が集まっている。ユーザーがこれらのオンデマンドプリントを発注する場合には、これまで各社のウェブサイトや取り扱っている印刷通販を探す必要があった。「Printio」はそういった手間を取り除き、ユーザーがより手軽にオンデマンドプリントにアクセスできる環境を提供することを目指している。ウェブサイトやバックオフィスから「Printio」に発注すると、内容に合わせて適切な工場に発注が行われ、必要な個数が生産、納品されるという仕組みを構築している。ユーザーと工場を仲介するサービスというイメージである。

       後ろの工程が違うとしても、受注や生産管理のシステムについては企業や業種の違いを超えてノウハウの共有や連携が可能である。顧客にとっても、一つのサービスで複数の工場に発注できるのはメリットとなる。データやシステムと連携しやすいデジタル印刷の強みを活かし、ビジネスを加速させる成功のカギはどこにあるのか。本セッションでは実践事例を元に具体的に考えていく。                      (研究調査部 松永寛和)

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      ■ 関連カンファレンス

      2月22日(月) 14:00~15:30
      デジタル印刷で切り開く新規ビジネス