投稿者「丹羽朋子」のアーカイブ

エキスパート優待案内 2019年1月

エキスパート有資格者の皆様に提供させていただく各種優待制度のご案内です。
エキスパート資格取得・更新継続をご希望の方々に向け、各種ご優待をご用意しました。
各特典ごとの申込期間内に優待特典利用申込書にてお申込みください。

模擬問題無料進呈特典

【申込期間:2019年1月8日~2019年3月4日】

ダブルライセンス取得推進特典

受験予定者入手必須の模擬試験問題を無料にて進呈いたします。
エキスパート資格者本人がもう一方のエキスパート資格を受験する場合、模擬問題を無料進呈(DTP有資格者:クロスメディア模擬問題進呈/クロスメディア有資格者:DTP模擬問題進呈)

資格者紹介特典

メディアビジネスの牽引役となるべきより多くの人材に対し、本試験を受験しやすい環境を提供するため、現役エキスパートの方のご紹介により受験予定の方に模擬試験問題を無料進呈いたします。

※お申し込み時点で最新の模擬問題をお送りします。

ご注意

対策セミナー優待価格受講

試験対策セミナーをお得な優待価格でご受講いただけます。
※有資格者ご本人がもう一方の資格の取得のためにセミナー受講される場合も優待価格で受講いただけます。【有資格者ID】欄に、既に取得している資格のエキスパートIDをご記入ください。
お申込み方法等詳しくは、各対策セミナー案内ページよりご覧ください。

【2019/2/16 東京開催】第51期DTPエキスパート対策講座―試験問題ポイント

  • 模擬試験およびポイント解説講座(全日受講)
    一般価格:16,200円(税込)
    ⇒ 優待(JAGAT会員またはDTPエキスパート有資格者紹介優待):9,720円(税込)
  • ポイント解説講座のみ(午後受講)
    一般価格:14,040円(税込)
    ⇒ 優待(JAGAT会員またはDTPエキスパート有資格者紹介優待):8,640円(税込)

【2019/2/20】課題解決のための『クロスメディアエキスパート論述対策講座』東京-大阪ライブ

●東京会場

一般:14,040円(税込)
  ⇒ 優待(JAGAT会員またはDTPエキスパート有資格者):9,720円(税込)

●大阪ライブ中継会場

一般:11,880円(税込)
  ⇒ 優待(JAGAT会員またはDTPエキスパート有資格者):8,640円(税込)

page2018セミナー無料受講ご優待

【申込期間:2019年1月8日~2019年1月24日】
エキスパート資格を2回以上更新された方のみが受けられる特典です。
page2019にて開催いたしますエキスパート有資格者必見のセミナーに無料にてご招待します。

ご招待対象者

DTPエキスパート:第1期~第42期認証試験合格の有資格者
クロスメディアエキスパート:第1期~第18期認証試験合格の有資格者

ご招待対象セミナー

  • 必ずエキスパートWeb基本台帳のマイページにある「優待特典利用申込書」にてお申込みください。(下記「申込方法」参照)
    通常のpageセミナー申込フォームよりお申込みの場合、優待特典は受けられません。(有料でのご受講となります。)
  • お申し込みは、お一人様1セミナーとさせていただきます。
  • ご招待人数は各セミナーにより異なります。

ご招待定員を超えてお申込みいただいた場合は、抽選のうえ2019年1月31日(木)までに当選者の方へ受講票をお送りいたします。

page2019セミナーのうち、【S01】~【S16】のセミナーがご招待対象セミナーです。
各セミナー内容詳細は、page2019 Webサイトセミナー案内ページよりご覧ください。
page2019 Webサイトセミナー案内

受講票の送付

ご招待定員内で調整・抽選のうえ、ご招待が確定した方には、2019年1月31(木)までに受講票をメールにてお送りします。

申込方法

エキスパートWeb基本台帳より優待特典利用申込書をダウンロードのうえ、各優待の申込期間内にお申込みください。
エキスパートWeb基本台帳 ログイン
ログインには、エキスパートIDおよびパスワードが必要です。
パスワードがお手元にない場合は、ログイン画面の「パスワード照会フォーム」より取得してください。

ログイン後画面
エキスパートWeb基本台帳優待案内リンク表示
  • ご住所など登録情報に変更はございませんか?エキスパートWeb基本台帳でご登録情報をご確認ください。
  • 基本台帳はメンテナンスのため1月下旬より一時的にアクセスできなくなることがございますのでご注意ください。

8月実施本試験/9月実施更新試験合否通知発送

下記試験の合否通知を本日発送しました。

8月26日実施本試験(申請時に指定した連絡先宛)
第50期DTPエキスパート認証試験
第26期クロスメディアエキスパート認証試験

9月実施更新試験(ご登録ご自宅宛)
第50期DTPエキスパート認証更新試験
第26期クロスメディアエキスパート認証更新試験

一週間経過しても未着の場合は、JAGAT資格制度事務局までご連絡ください。

これからの人材を考えるイベント『JAGATエキスパートDAY』詳細公開

「印刷メディアの強みを活かしてあらたな価値を生み出す人材」をテーマに、エキスパート資格イベントを開催します。
マーケティング情報と印刷の連係が注目される中、新たな印刷ビジネスを実現する人材に求められるものは何か?
資格受験予定者の情報収集、有資格者の継続学習にも役立つセミナーや展示満載。
自社の人材育成、またはご自身のキャリアのヒントをお持ち帰りいただくイベントです。

【日程】2018/12/21(金)11時~19時(予定)
【参加費】事前登録にてすべて無料

セミナー内容および申込方法等詳細は、こちらからご覧ください。

【DTPエキスパートカリキュラムver.13】[DTP]1-1 印刷物

1-1-1 企画

印刷物を制作するにあたっては必ず目的と用途がある。
これらに基づいて制作のプロセスが進行する。

設計

  • レイアウトの基本設計は企画コンセプトによって決定される。コンセプトに基づいて全体の構成や写真の配置、色使い、見出しや文字の大きさ、書体などを決めていく。また、組版の禁則処理や校正など、印刷物を製作するにあたって必要なルールを知っておく必要がある。

1-1-2 原稿

  • 原稿には大きく分けて、写真などの階調原稿と、文字・図版などの原稿がある。

1-1-3 印刷物のサイズと用紙

  • 印刷用紙のサイズには、「原紙寸法」と「紙加工仕上り寸法」の2つがある。
  • 原紙は、印刷や製本を経た後に、仕上りサイズに加工される。
  • JISの規格となっている「原紙寸法」には、
    ・四六判(788×1,091mm)
    ・B列本判(765×1,085mm)
    ・菊判(636×939mm)
    ・A列本判(625×880mm)
    ・ハトロン判(900×1,200mm)
    の5つがあり、名称についてはJISにより規格化されている。

  • 原紙サイズを1/2(半裁:はんさい)、または、1/4(四裁:よんさい)に裁ってから印刷することもあるため、元のサイズを便宜上「全判」と呼ぶのが一般的である。
    ・A列本判=A全判
    ・B列本判=B全判
    ・菊判=菊全判
    ・四六判=四六全判
    また、JIS規格ではないが、A倍判やB倍判などといった、大きなサイズの原紙もある。

  • 仕上り寸法がA列の場合は、「A列本判」や「菊判」の原紙を使用することが多い。B列の場合も同様に、「B列本判」や「四六判」の原紙を使用することが多い。原紙サイズで印刷した後に仕上げ段階で余分な部分を断裁して仕上げるのが一般的である。
  • 印刷物のサイズは仕上り寸法であり、A1のサイズは841×594mm、B1のサイズは1,030×728mmである。一般的には印刷物の仕上りサイズは、倍判や全判の長辺を何度か2分割したものとするのが原則である。短辺と長辺の比率は、1:√2 ̄の関係である。A5は原紙を4回分割したもの(サイズは、210×148mm)であり、原紙から16枚とれる。
  • 規格外の仕上り寸法が使用されることも多く、新書のサイズは182×103mmであり、B列本判から40枚とれる。AB判のサイズが257×210mmであるように、特殊な寸法は紙の無駄となる考えから、変形サイズであっても原紙や印刷を考慮して定められたサイズが使用されることが多い。このほか、148×100mmのハガキや、他の規格、慣例的に定められたサイズに則り、印刷物は設計される。

1-1-4 印刷用紙の選択

  • 印刷物の品質は、印刷方式や用紙などの条件により、大きく左右される。
  • 発色については、紙質の影響を受ける。印刷面に光沢をもたせるときは、塗工紙であるアート系やコート系の用紙を使用する。アート系やコート系の用紙は、カラー印刷物の場合、濃度が高くなり、彩度が高く感じられる。表面が粗く、乱反射を起こす用紙は、濃度が低くなる可能性が高い。また印刷物の発色には、紙の白色度が大きな影響を与える。

上質紙

  • 上質紙は四六判で55〜90kg程度のものが本文用紙として使用される。
  • 紙質として淡いクリーム色の上質紙は、「裏ヌケ」が目立たず好まれる傾向がある。
  • 色上質紙は、「扉」や「見返し」に使用されることが多く、名称が同一であっても製造元によって色合いが異なる。
  • 色上質紙を分類する厚さの種類は、「特薄」や「特厚」といった名称で呼ばれ、連量表示とは異なる。

ファンシーペーパー

  • 表紙用として、装飾性のある「ファンシーペーパー」が使用されることがある。
  • 「ファンシーペーパー」は、四六判のみが提供されているものが多く、連量も限定されている。

1-1-5 印刷用紙と光源

  • 光源は種類により、含まれる波長とエネルギーが異なる。したがって、用紙上の色材の色の見え方に影響を与えることがある。印刷の色評価を行うためには標準光源の下で観察することが求められる。
  • 用紙上の色材の色は、用紙自体の色、平滑性、吸油度、蛍光物質などの塗工材特性の影響を受ける。

【DTPエキスパートカリキュラムver.13】[DTP]1-2 工程設計

印刷物の制作工程は、プリプレス工程のデジタル化によりシームレスになっている。全体工程を見渡した工程設計と、各工程での責任範囲を決める必要がある。
プリプレス工程では、造本、印刷・後加工の仕様に適合するように、作業の設計を行う必要がある。

1-2-1 全体工程

  • 印刷物の制作工程および役割分担は、おおよそ下記のようになる。(制作物の特性によっては、下記のほかにアートディレクターやクリエイティブディレクターという立場の人が関わる場合もある。)
    制作物内容の企画(編集者・ディレクター)
    誰に向けたどのような情報を伝える制作物かを決めるとともに、その目的に即した情報の表現と演出を検討する。
    制作工程確定(編集者・ディレクター)
    全体工程と進行の管理をする。
    企画に沿った制作物の仕様設計(エディトリアルデザイナー、グラフィックデザイナー:造本設計・紙面設計)
    制作物の形状からレイアウトデザインフォーマットまで確定する。
    各要素の作成(原稿執筆:ライター、撮影:カメラマン、描画:イラストレーターなど)
    DTP制作環境の準備(編集者・ディレクター・システム担当者)
    使用するアプリケーション(ソフトウェア)やデータ受け渡し方法などの環境を整える。
    レイアウトデータの作成(DTPオペレーター)
    ページの基本デザインフォーマットに従って、各ページに要素をレイアウトする。
    校正(編集者・各要素作成者)
    校正紙を確認し、修正を的確に指示する。
    印刷出力用データの準備(DTPオペレーター)
    データの印刷適性を確認し、出力環境に沿ったデータ形式で準備する。
    色校正(編集者・各要素作成者)
    校了
    印刷仕様とともにデータを出力側に渡す。
    面付け(出力オペレーター)
    印刷機にかける版のサイズに合わせて各ページを面付けする。頁物の面付けは、製本の綴じ方や折り方などの仕様によって変わる。
    CTPまたは無版印刷へ(出力オペレーター)
    印刷(印刷機オペーレーター)
    折り(折加工機オペレーター)
    丁合・製本・断裁(製本機オペレーター)
    その他

  • 端物の制作工程では、端物独自の特殊な折り加工(巻三つ折りや経本折り、観音折りなど)を必要とする場合があるので、最終加工を想定したレイアウトデザインをする。

1-2-2 企画と制作工程管理

  • 制作の前提条件は、発注者の意向を確かめ、よく吟味して確認することが重要である。
  • 制作物は、その内容と目的に沿って設計されることが重要であるため、下記の前提条件の確認が必須となる。
    目的:制作物が何のために用いられるものであるかを明確にする。
    ターゲット:誰に向けたものであるかを明確にする。
    内容:どんな情報を発信するのかを明確にする。
    場所:どのような状況で使用するのかを明確にする。
    時期:いつ使用するのかを明確にする。
    値段:プロジェクト予算や制作物の費用対効果を考慮する。
    数量:制作物の発行部数、露出量を明確にする。
    方法:どのようなメディアを使用するのかを明確にする。

制作工程の計画

工程の計画・費用

  • 企画に沿った制作物を具現化するための工程を計画する。
  • 計画に際しては、実作業者が計画を継承して制作を進めるために必要な仕様設計や制作手法、作業工程、詳細設定などを制作工程表などとしてまとめる。
  • 制作工程表には一般に下記の項目が必要となる。
    ― 制作コンセプト(企画意図)
    ― 費用(各種費用および作業工数に基づく制作工程の数値化)
    ― 制作環境(ハードウェア、ソフトウェア、環境設定、データの授受方法など)
    ― 制作工程(全体のワークフローとスケジュール、各種役割分担など)
    ― 制作物の仕様(造本設計や紙面設計、納品形態、必要に応じて各コンテンツの詳細指定など)
    ― その他制作上の注意点(制作工程の標準化や効率化など)

工程の進行・管理

  • 制作工程の進行・管理にあたっては、指示書をわかりやすく、用語を正しく用いることにより、作業者がスムーズに業務にとりかかれることが望ましい。
  • 一連の作業管理のために、作業予定を時系列に記した進行表に基づき、各工程の制作を進行する。
  • 書籍制作においては、編集企画段階ではどのページに何が入るかを確認するためのページ割表を作成し、印刷段階ではページ順とノンブルの関係、折りと表裏の関係を明確にするために別途台割表を作成する。

【DTPエキスパートカリキュラムver.13】[DTP]1-3 グラフィックデザイン

  • グラフィックデザインとは、印刷物制作における視覚表現の計画および技術をいう。企画および編集方針に従い、一貫した外装および内装の視覚演出構成を行う。
  • グラフィックデザインは、1つのページの紙面だけでなく、前後のページとのつながりを含めた表現を扱うものであり、Webページなど紙メディア以外のコンテンツ構成やデザインにもつながる基本技能である。

1-3-1 造本設計

  • 印刷物の仕様全般を計画し設計することを造本設計という。印刷物の意図や目的に基づき、印刷物の判型、色数、製本形式、つきものなどの仕様を設計する。
  • 印刷物の形状仕様とともに、版面やノンブル、柱、頭注、脚注など余白部分に組み込まれる要素とそのスタイルも決める。
  • 判型、組方向、本文文字サイズ、行間、1行の字詰め、1ページの行数は相互に関係しているので、目的に合わせてそれらのバランスを見つけるのが紙面の基本デザインで、エディトリアルデザインの一部である。

1-3-2 紙面設計

  • 紙面設計とは、造本設計を基に各紙面(頁)を構成する要素をどのように配置(レイアウト)するかを定めることである。
  • 造本コンセプトに沿ったレイアウトデザインを決め、各ページが統一されたイメージを与えるように各要素のレイアウトフォーマットを定める。

版面

  • 読み手は視覚表現物を見るときに、同時にその周囲も目にしている。よってより読みやすく美しく見せるには、対象物とその周囲の比率についても考慮すべきである。紙面に占める版面の比率を版面率といい、版面率は読みやすさや読み手に与える印象に影響を及ぼす。
  • 小口の余白は製本のズレが目立ちやすいため、あまり小さくできないことに注意する。
  • 書籍の版面とは、1つのページの中で文字や図版などの印刷面が占有する部分のことで、本文部分の各ページの版面は同一である。また、左右両方のページを1つの図版として捉えるため、仕上がり判型に対して版面が中央に位置していることは稀である。
  • マージンと版面の取り方には諸説あるが、判型に対する伝統的な書籍の体裁はノドあきが一番狭く、次に天、小口、地の順となるのが一般的である。

段組み

  • 複数段を設定して本文を分割することで、書体や文字サイズ、行間や行長、段間などの相関関係により紙面のイメージや読みやすさに効果をもたらす。

文字組み

  • 版面の内側で基本組体裁に必要な各種要素の値を決める。まず組方向や段数、書体を決め、多段組の場合には段間を設定する。次に行長や字詰めを決める。
  • 行長や字詰めと相互に関連しているのは文字サイズである。可読性という点で横組よりも縦組の方が行長を長くとることができる。
  • 行と行の間は一般に文字サイズの25%〜100%程度あける。文字サイズと行間を足したものが行送りである。視線の移動を容易にするために、行長に従い相対的に行間を大きくとる。
  • 情報を伝えるための要素として可読性などに配慮するだけでなく、ビジュアルの要素として書体が持つ表現力による紙面イメージ作りにも配慮する。レイアウトフォーマットを作成するにあたっては、文字組の視覚効果や体裁を踏まえて、情報内容および表現力を考慮した一貫性のある文字スタイル設定が重要となる。

写真

  • 配置のしかたにより紙面の印象や表現力に影響するので、目的に応じた効果的な配置を考慮する。
  • 紙面構成によっては、写真の構図や印象がデザインを左右する場合もある。写真素材の扱い方に加えて基本的な撮影の知識まで把握し、配置したい写真の撮影絵柄について指示が出せるとより効果的なデザインが可能となる。

裁ち落とし

  • 写真を紙面の端いっぱいに配置することにより、裁ち落とされた外側の見えない部分までイメージを広げさせる効果がある。裁ち落とし写真を使用する際には、紙面の外側の塗り足し部分まで写真をのばしておく必要がある。

全面写真

  • 天地左右すべてを裁ち落とし、紙面全体に1枚の写真を配置することにより、大きなインパクトを与える効果がある。

図表

  • 情報を図表化することにより、時間の経過や数値をビジュアル化して直感的に伝えることができる。さらに、分類・整理して検索性を高めたり概念やつながりをよりわかりやすく表現することもできる。このような効果的な表現に加えて、紙面にアクセントをつける役割も果たす。
  • 製品マニュアルや技術情報に関するドキュメントにおいて、図版を用いて使い方や修理情報などを示すのがテクニカルイラストレーションである。技術的知識を持たない受け手にも伝わるように用いることが多い。立体図で示す場合、製図法や投影理論、作図技法等の知識が必要となる。