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page2020 ご報告

2月5日(水)~7日(金)の3日間、開催いたしましたpage2020の来場者数です。


2/5(水):   19,040名(前回17,520名)

2/6(木): 22,030名(前回21,920名)

2/7(金):  26,140名(前回27,120名)

計:          67,210名(前回66,560名、100.9%)


おかげさまで、前回より来場者増となりました。また、pageイベントは、page2018から3年連続で来場者増加となります。

本当にありがとうございました。


尚、次回のpage2021は、


2021年2月3日(水)~5日(金)@池袋サンシャインシティ


で行います。どうぞよろしくお願いいたします。

(page事務局)

3/3開催「日本写真学会共催 page2020報告 ~プリント技術セミナー~」申込み

セミナー名:page2020報告 ~プリント技術セミナー~
開催日:2020年3月3日(火) 14:00-16:40
参加費:一般:15,400円(税込)/JAGAT会員:11,000円(税込)/印刷総合研究会会員:無料

セミナー開催案内ページ

お申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※ご注意ください※
本メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。
登録後、数分経ってもメールが受領できない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。
その場合は、メール(pri@jagat.or.jp)またはTEL(03-3384-3113)にて、お問合せください。
有料でお申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

0.参加費用 ※選択してください。

印刷総合研究会会員(0円)JAGAT会員(11,000円)一般(15,400円)

■参加人数

1.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

2.申込みする方の情報

申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

申込者は参加しない

■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

■FAX(例:03-3384-3168)

FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

■TEL(例:03-3384-3113)

なにかあったときのお問合せ先となります。

2.申込者以外の参加者情報

申込む方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

■その他備考

3.受講証の受け取り

受講証について、ご希望の受け取り方法をお選びください。
複数名で有料セミナー申込み:「FAXで受け取る」を選択すると、参加者ごとに参加証を受け取れます。
無料参加イベント申込み:「メールで受け取る(受領メールを印刷する)」を選択お願いします。
メールで受け取る(受領メールをプリントアウトする)FAXで受け取る

4.JAGATからのご案内について

よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。
不要の方はチェックを入れてください。
JAGATからの案内を希望しない


デジタル印刷が拓いたライト出版の拡大

page2020の二日目に基調講演として、「ライト出版市場の誕生と広がり」を開催する。 今回はライト出版の魅力、ビジネスとしての可能性について考える。

ライト出版が生み出す新たな印刷需要

同人誌と正規出版の間に新しい市場が拡大している。JAGATでは、このような領域をライト出版と呼び、注目している。

ライト出版では基本的に正規の出版社を通すことなく、書き手が自ら印刷会社に入稿、印刷し、会場で読者と対面しながら売っていく。こういった即売会自体は、コミックマーケットなどが有名だが、近年ではより幅広い様々なジャンルで即売会が行われるようになり、独自の市場を形成し始めている。

コミックマーケットの場合、扱っているコンテンツが趣味的なものが多く、同じ趣味を共有するもの同士が集まって活発な交流が行われている。対して、ライト出版では、より書き手の体験、スキルに根差した本が多い。コンテンツが変わればコミュニティの在り方も変わる。コミュニティそれぞれの違いがイベントの魅力となり、持続的に成長する原動力となっている。書店が減少する一方で増え続けているライト出版のコミュニティは、今後大きな市場を形成する可能性を持っている。

有力ライト出版の特色、利用のされ方

〈文学フリマ〉

ライト出版のパイオニアであり、文学をメインに扱う文学フリマは地域性の強いイベントとして知られている。100都市構想というもの掲げており、現在は札幌から福岡まで全国各地の8都市で毎年イベントが開催されている。

即売会のイベントは首都圏で行われることがほとんどだが、文学のコミュニティは全国にあり、どの地域で開催してもある程度の人数を集められる。一方、遠方からの参加者にとっても、宮沢賢治の縁の地を訪ねるなど、各地域の名所を回る楽しみがあり、一種のコンテンツツーリズムになっている面もある。

文学が長い歴史を持ち、様々な地域を舞台にしてきたからこそ生まれる裾野の広さ、豊かさが魅力となっている。

〈技術書典〉

技術書典は技術書を扱う即売会であり、急拡大している注目のコミュニティである。技術書の即売会が大きく成長した理由はいくつかある。技術書典で盛んに売買されている技術書は内容が専門的であり、正規出版で行うには想定できる部数が足りない場合が多い。また、技術は移り変わりが早いため、正規出版では間に合わない場合もある。また、出版社の本では、内容の間違いは大きな問題になるが、技術書典には間違える可能性を許すような、良い意味での緩さがあり、その分鮮度の高い情報が集まっている。こういった、正規出版にはない特徴が人を集める理由となっている。

技術書典では買い手よりも売り手の年齢が高い傾向がある。新しい分野に挑む若手が勉強に来ているのである。元々技術者のコミュニティでは勉強会が盛んに開催されており、先輩が後輩を教えるような文化がある。そのようなコミュニティの助け合いが本を介して行われている。技術書典は得難い役割を果たしているようである。

〈ビズケット〉

ビズケットはビジネス書を売買するライト出版のコミュニティである。ビズケットではなるべく薄い冊子を推奨している。ビジネス書では、本当は20ページあれば伝えられる内容だが、本の体裁にするために200ページ書いているという状況が度々ある。非正規の出版という特徴を活かし、短くても内容の詰まった冊子が売買されている。

 ビズケットは、参加者がビジネス目的で来場すること大きな特徴である。そのため、名刺交換も頻繁に行われる。ここからビジネスが始まる場合も多く、販売している冊子を自己紹介代わりにし、新しい仕事始まることもある。今後、飛躍が期待されるコミュニティである。

印刷会社の関わり方

page2020のカンファレンスでは、文学フリマ、技術書典、ビズケット、それぞれの運営者が実情と可能性を議論する。既存の出版は厳しい局面が続いているが、出版市場を支えていくためには本の書き手を支えていくことが第一である。既成概念にとらわれず、様々なアプローチを検討していきたい。

(JAGAT 研究調査部 松永寛和)

関連カンファレンス

2月6日(木) 10:00~12:00

【基調講演2】ライト出版市場の誕生と広がり ~縮小する既存出版の外側で膨らむ市場とどう向き合うか~

商売で大切なのは価値づくり~いかに価値をつくるか~

JAGAT大会2019(2019年10月23日開催)では、ファミリーレストランという言葉を生んだ「すかいらーく」の創業者横川 竟氏が特別講演を行った。横川氏といえば「すかいらーく」で大成功を収めながら、後年は業績不振に陥り、経営の第一線を追われた不運の経営者という印象があるのではないだろうか。ところが、75歳で高倉町珈琲の1号店を出店、翌年には株式会社化して82歳の現在も高倉町珈琲代表取締役会長として活躍する現役バリバリの経営者である。講演では60年の商売と経営の経験で得た、業種に関係ない商売・経営の原則を披露していただいた。

横川氏はいずれ独立して商売したいという思いで17歳のときに築地で働きだした。24歳のとき、兄弟4人でことぶき食品を創業している。横川氏が商売の基本を覚えたのは築地の4年間で、そこで商売とは何か、どうしたら物が売れるか、そのための価値づくり、どうやったら成功するかを学んだ。大学にいっていない横川氏は、築地で働いた4年は商売を教えてもらった築地大学だったと語る。

お客さんの喜ぶことをする
人様の役に立つことをすることが商売の基本で、売れて喜ばれて儲かるということは、お客さんのためになることだ。

商売の価値づくりとは
商売と経営は分けるべきで、商売とは価値づくりで、経営はそこで儲けたお金をどう使うかということである。横川氏が「すかいらーく」を創業したときに、「明るい店にしよう、きれいな店にしよう、それから楽しくしよう」と思い、どうしたら楽しくなるかと考えて作ったのがファミリーレストランという形態である。このとき考えた「楽しい店」とは、明るくて親切で、誰でも払える値段のレストランである。当時は庶民にとってはレストランは敷居が高く、何か特別の日に行くお店で、普段お腹を満たすのは食堂であった。

ガラス張りの店舗で写真入りメニューは日本で初めて「すかいらーく」が作った。障害のある方のためにスロープも作り、ビニールの傘袋も「すかいらーく」が初めて作った。これらも価値づくりの一つであり、横川氏は不便なことを便利にすることが大事で、我々の身の回りにもそんなことがたくさんあるはずだと指摘する。

また、夕張の農家の庭先に放置されて、そのままでは腐っていくだけの完熟した黄色いメロンを見つけた横川氏は、そのメロン空輸してお店で夕張メロンと名付けて提供しヒット商品にした。当時は青くないと売れないため完熟メロンは棄てられており、一見して商品にならないように見えるものも、価値を生み出す工夫をすることでヒット商品にした。

事業継承は経営思想の継承がカギ
横川氏は「すかいらーく」が業績不振になった一つに、後継者に会社経営の思想を教えていなかったことがあるとする。後継者教育では企業思想を受け継つがせることが重要である。

商売に定年はない
築地で教えてもらった商売の原点に「いつも新鮮、いつも親切」ということがある。ここでいう「いつも新鮮」とは、商品の新鮮さだけではなくて、働く人の心の新鮮さという意味も大きい。年齢は商売という目で見たら無関係で、頭を若くして考えていかなければならない。心が歳を取ることをやめることだという。だから、心がいつも新鮮さを保てれば、商売に定年なしということである。

なお、JAGAT info2月号ではJAGAT大会2019横川氏の講演の模様を6ページにわたって、たっぷりと紹介する予定である。( JAGAT info編集担当)