「協会情報」カテゴリーアーカイブ
【マスター郡司のキーワード解説】トラッピング(その弐)
【10/20開催】JAGAT大会2023リアル&オンライン
10/20 JAGAT大会2023オンライン
印刷会社が展示会で成果を出すためには
page2024「印刷パートナーゾーン」はオリジナリティあふれる印刷会社の魅力を最大限にPRし、来場者とのビジネスマッチング、コラボレーションの実現をサポートする。まさにpage2024のテーマ「連携」を体現したゾーンと言える。
業界“特化”型イベントだからこそ印刷会社が出展する意義がある
展示会は、購入意思のある人の名刺情報を、短期間で多く獲得することができるメディアである。しかもその展示会が、業界に特化していればいるほど、自社製品・サービスの購入見込の高い人が来場する確率が上がってくる。業種特化型のイベントとして、印刷業界では圧倒的な認知度を誇るpageは、来場者の半数以上が印刷会社の方であり、同業他社で新たな取組みを行っている印刷会社への関心は高いはずだ。 また元々の印刷関連サービスの訴求と並行して新製品、サービスの訴求すれば、シナジーも期待できる。
以前の記事で「成果の出るイベント出展企業の特徴」をご紹介したが、印刷パートナーゾーンに出展した企業にお話を伺うと、「開発した新製品・サービスのニーズがどの程度あるかを調べる中で、思った以上に効果があってよかった。」という趣旨のコメントを複数耳にした。 開発した新サービスのPRに躍起になるのではなく、あくまでテストマーケティング的にpageを活用していたのには少し驚いた。これは業界特化イベントとして 、36年間毎年開催し続けてきた結果育まれた出展社と来場者の良質なコミュニケーションがあるからこそ、なし得ることである。
一方、ギフトショーや販促EXPOなど、発注者向けの展示会に出展する印刷会社が増加しているが、これらの展示会はギフト商品や販促物制作の大手企業や、その道のプロと呼ばれる企業が多数出展するいわゆる「レッドオーシャン」である。業界内のプレゼンスが低い中、戦うことはそう簡単なことではないだろう。また、ゆくゆくこれらの展示会に出展するとしても、印刷会社にとっては言わば「ホーム」であるpageから始めてみてはいかがだろうか?pageであれば来場者に自社紹介を行う必要はなく、自社製品のニーズ調査だけでなく、ダメ出しまでももらえる可能性もある。
出展規模の大小を問わない施策で印刷会社が展示会で成果を出す
昨今、展示会の来場者は各社の展示内容を事前に情報収集し、訪問する出展ブースを絞って来場するケースが多い。したがって出展企業はイベントが始まる前から、来場者が訪問する出展企業ブースとして選んでもらう必要がある。ただ裏を返せば、事前に選んでもらえれば、 出展規模の大小に関わらず、成果を出す事は出来る。
page2024では、展示会で成果を出すためのサポートプランを数多くご用意した。
具体的にはイベント特設webサイトに自社の出展内容をシンプルに訴求する動画制作サービス、出展内容を端的にまとめたLP(ランディングページ)を簡単に制作できるサービスである。100社以上の出展企業の中から、来場する出展ブースを選んでもらうには、 事前告知の段階から来場予定者を惹き付けなければならない。
それとイベント来場者をブースに呼び込む仕掛け、さらにはブース来場者の商談化、案件化をサポートするサービスもご用意した。page2024の印刷パートナーゾーンを設置予定のフロア(サンシャインシティ展示ホールBを予定)は、来場導線が一方通行であり、来場者が思わず立ち止まってもらう仕掛けも重要となる。また展示会出展の最大の目的は「リード(見込顧客)の獲得」であるが、その先の売上UPに繋がるサポートまで行うこととした。
page2024印刷パートナーゾーンへの出展で、ぜひ成果を出していただきたい。
page2024「印刷パートナーゾーン」出展募集中!
詳細はこちらをご覧ください。
(日本印刷技術協会page事務局)
【印刷業界】新入社員採用・教育調査一覧
JAGATは、印刷会社の新卒社員の採用・教育に関する調査を行っています。経営者、採用担当者、新入社員、それぞれの視点を交えながら、印刷会社の取り組み、新入社員の意識や価値観の変化をご覧ください。
統計・レポート
<新入社員意識調査> | |
年度 | 調査内容 |
2022年 | 印刷会社の新入社員意識調査~変化し続ける新卒採用環境と世代の特徴を踏まえた対策を~ <JAGATinfo2022年10月号> |
2021年 | 印刷会社新入社員の意識調査2021レポート<JAGATinfo2021年9月号> |
新入社員意識調査2021統計資料<速報版> |
コラム
【2023.09.12】持続的な企業価値向上につながる社員教育
【2023.09.05】印刷業に仲間入りした246名の新入社員は就活でどの媒体を利用したのか
【2023.09.01】印刷会社の提案営業を習得する
【2023.07.25】社員に合った教育機会の活用~生産性向上支援訓練報告~
【2023.07.07】営業成果を高めるデータ活用と運用面の課題
【2023.06.06】DXと人材育成
【2023.05.30】DM作成に必要なスキル~企画提案力の向上~
【2023.05.12】新入社員~5月病の回避と基礎固めのための復習教育~
【2023.04.25】社員の成長と業績拡大に欠かせない教育計画や目標の明文化
【2023.04.18】 5ゲン主義で取り組む印刷現場の標準化
【2023.04.07】 伝わる文書に必要なレイアウトデザインを学ぶ
【2023.03.15】 12分類の原因から考えるヒューマンエラー対策と改善活動
【2023.03.10】 採用と教育方針で新入社員が感じるミスマッチを防ぐ
【2023.03.07】 新事業展開と人材開発
【2022.12.20】通信教育「新入社員コース」副教材“オンデマンド動画セミナー”サンプル公開中
【2022.12.16】内定者のフォローの重要性~入社前のコミュニケーションと教育について~
【2022.12.13】新卒・中途の人材投資の動向2022
【2022.11.11】「印刷業のための新入社員コース」8年ぶりリニューアル開講
【2022.11.8】企画提案力を学び、心に届くDMを~第1期「DM企画制作実践講座」報告~
【2022.10.7】満足度の高い2日間集中講座~生産性向上支援訓練の報告~
【2022.9.30】人材育成に対する企業のスタンスは? ~2022年上半期のJAGATセミナーから~
【2022. 9. 6】今、新入社員に必要なフォローアップ研修とは
【2022.8.26】新人からみる印刷業のイメージと志望理由【新入社員意識調査2022_vol.2】
【2022. 8. 9】企業内教育における通信教育の活用法(その2)
【2022.7.29】新商品・サービス開発を進めるのは、トップダウン?ボトムアップ?
【2022.6.24】関心のある学習テーマと学び方は何か?【新入社員意識調査2022_vol.1】
【2022.6.10】企業内教育における通信教育の活用法
【2022.5.27】増える中小企業の副業・兼業人材の活用
【2022. 5. 2】 新人・若手・中途社員が最低限学ぶべき印刷の基礎
【2022.3.22】ビジネス環境の変化に対応する新入社員研修
【2022.2.25】新入社員が入社してすぐに知っておくべきコンプライアンス
Keynoteは“印刷業界の「創注」に向けた「連携」戦略”~『印刷白書2023』10月下旬発刊
業界初の白書として1994年に発刊以来、『印刷白書』は29年にわたり、印刷産業の動向把握に必要な公表データを網羅・掲載する唯一の存在である。最新版の『印刷白書2023』は、Keynoteを“印刷業界の「創注」に向けた「連携」戦略”とし、10月下旬の発刊に向けて鋭意制作進行中である。 続きを読む
印刷会社の提案営業を習得する
去る8月22日~23日に、生産性向上支援訓練の2日間集中講座「印刷営業の基礎知識と提案力向上」をオンラインで開催した。印刷営業の基礎を学び、顧客の課題解決のための提案営業の習得を目指し、新人・若手の営業担当者15名が参加し、高い満足度を得た。
JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として認定され、印刷業界に特化した研修を提供している。今回の訓練プログラム「印刷営業の基礎知識と提案力向上」では、印刷会社での経営企画、人事、法人営業の実務経験を持つOD人事経営コンサルティング代表の上妻祐司氏が務めた。
印刷営業の目的と役割、必要な要素
受講者はまず環境が変化する印刷業の特徴としくみを学ぶ。現代にふさわしい印刷営業が持つべき知識、提案営業の目的や役割、印刷物発注担当者が求める要素について理解を深めた。新規開拓営業と既存顧客への提案営業の違いも明らかにされ、提案営業のメリットを認識できた。上妻氏からは自身の経験を基にした事例も紹介され、受講者には説得力のあるメッセージとなった。
実践を通してニーズの引き出し方を会得する
講義は具体的な提案営業の手法、必要な情報収集と仮説の立て方に移る。仮説を立てて、傾聴スキル、質問スキルを駆使して顧客のニーズを顕在化させる。受講者はペアセッションで顧客と営業役に分かれ、具体的にニーズと問題点を引き出すロールプレイングを通じて実践的なスキルを磨いた。セッション後はお互いのフィードバックを行う。受講者は緊張がほぐれたのか、時折笑顔が見られた。
情報分析と課題解決の提案
課題を聞き出すだけでは意味がない。それを解決するアイデアを絞りださなければならない。自社の強みや環境を分析して、課題解決に必要な要素を検討する効果的な提案書の構成やポイントが解説された。そして事例をもとに課題解決策を考え、提案書を作成するグループワークを実施する。今回は介護サービス会社への提案が全員の共通事例として示された。課題を読み合わせするグループ、しばらく熟考するグループ、とりあえずアイデアを文字に起こしてみるグループなど始動はさまざまだ。
プレゼンテーションの実践力を高める
素晴らしい提案書でも顧客に伝わらなければ骨折り損だ。提案内容を理解、納得してもらうためのプレゼンテーションスキル、クロージング話法を学び、再びグループに戻ってトレーニングを行う。提案する受講者の表情とアクションにも自然と力が入る。フィードバックの後はいよいよ実践だ。グループワークで作成した資料をもとに、新しいグループでプレゼンテーションを行った。一緒に提案資料を作ったグループの前での発表とは勝手が違う。トレーニングの成果を出せた人もいれば、言葉が続かない人もいる。受講者は緊張感を持ったプレゼンテーションを通じて実践力を高めた。
効果的な提案ができるように
本講座で受講者は印刷営業の知識から始まり、顧客ニーズの把握、効果的な提案書の作成、プレゼンテーションまで幅広いスキルを習得した。2日間集中講座でグループワークも多く、他社との意見交換の機会も得て、受講者の満足度は高い。「最初から最後まで自分で考えるという経験を実際の業務に生かしていきたい」との声もあった。今後の営業活動において、より的確で効果的な提案が期待される。
今年度の「生産性向上支援訓練」ではDMの企画立案の手法、製造現場のトラブル予防保全など専門的な視点で基礎知識から実践手法を学べる講座を予定する。皆様の奮ってのご参加をお待ちしている。
(CS部 河原 啓太)
【生産性向上支援訓練】
9/7(木)、9/21(木) 満員御礼!
成功するDM企画立案のポイント~事例から学ぶマーケティング志向の営業活動~
10/17(火)、10/18(水)
トラブルを未然に防ぐ印刷機の予防保全
【マスター郡司のキーワード解説】トラッピング(その壱)
”成果を出す”展示会の出展施策とは
準備に膨大な時間とコストがかかる展示会では、出展した暁には“成果を出す”ことが求められる。では展示会で成果を出すにはどうすれば良いか?
展示会に出展する目的とは何か?
そもそも、何のために展示会に出展するのか? 最終目的としては「売上向上」にはなるのであろうが、 特にBtoB展示会の場合は、展示会場内での活動が即日売上に繋がることは難しい。また、競合他社が出展するからとか、業界内でのプレゼンス維持という、いわゆる「お付き合い」の要素もあるかとは思うが、展示会出展の最大の目的は「リード(見込顧客)の獲得」ではないだろうか。
展示会は、購入意思のある人の名刺情報を、短期間で多く獲得するのに適したメディアである。しかもその展示会が、業界に特化していればいるほど、自社製品・サービスの購入見込の高い人が来場する確率が上がってくる。費用と準備に膨大な時間をかけてでも、展示会に出展するメリットがここにある。
展示会に来場する人の目的は何か?
マンションや車のショールームに来場する人は、ある程度購入を前提に来場するが、BtoBにおいてはそういうケースは少ない。出展企業からの招待を受け、スケジュールを調整して、展示会への来場を検討することになる。昨今、展示会の来場者は、各社の展示内容を情報収集し、訪問する出展ブースを絞ってから来場するケースが多い。したがって出展企業は、展示会場で来場者を自社ブースに呼び込むだけでなく、来場者に 「この出展ブースに行ってみたい」と思ってもらい、100社以上ある出展企業ブースの中から、訪問する企業として選んでもらう事が必要になる。展示会出展企業の「リード獲得」は、展示会開催前から始まっているのだ。
展示会の来場者に自社ブースを選んでもらうために
展示会の来場者に、数ある出展企業ブースの中から、自社を選択してもらうためには、Webサイトでの自社紹介ページをインパクトのあるものにしなければならない。それと同時に、出展内容を出し過ぎないことも重要だ。来場する前にWebで全て分かってしまっては、来場する動機にならない。短い尺の動画などで来場者の期待感を煽ることが重要になる。また展示会への来場のきっかけが、ある出展企業からの招待や、展示会と同時に開催されるセミナーへの参加だとしても、それだけですぐ帰る人は少なく、ついでに他の出展ブースも見て回ることになる。 そういう来場者を、自社出展ブースに呼び込み、リードとして獲得できるような施策も重要となる。さらには獲得したリードを 展示会後に しっかりとフォローし、購入確率を高める施策も忘れてはならない。展示会への来場目的が単なる情報収集にとどまっている来場者をいかに呼び込み、購入にまで結び付けられるかが、展示会における成果であり、その為には工夫が必要だ。
特別セミナーを開催します
今回のpage2024(2024年2月14日~16日@東京・池袋サンシャインシティ)では、展示会の出展効果を高めるためのオプションサービスをして、いくつかのプランを追加した。このプランに加え、page2024の出展メリットを解説する特別セミナーを9月8日(金)14時より、オンラインで開催する。【参加費無料】
この説明会では、「page2024」の概要と特徴、そして「展示会の出展効果を最大化する施策」について特別講師による解説をいただく。参加費は無料となるので、新規出展を検討する企業様も、すでに出展実績のある企業様もご参加いただける内容なので、ぜひご参加いただきたい。
特別セミナータイトル
「”成果を出す”展示会の出展施策とは」
開催日時
2023年9月8日(金) 14:00-17:00
開催方式
Zoomウェビナー【参加費無料】
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こちらに必要事項をご記入いただき、FAXもしくはメールにてお送りください。(9月7日(木)締切)
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