「協会情報」カテゴリーアーカイブ
10/21 JAGAT大会2025
マスター郡司のキーワード解説:缶バッジ
マスター郡司のキーワード解説:カラーコレクション
page2026に関するお知らせ
印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2026」展示会は、「Re:Connect ~再びつなぐ、印刷のチカラ」をテーマに、2026年2月18日~20日の3日間、東京・池袋サンシャインシティで開催する。今月からの出展企業の募集開始に際して、いくつかのご報告とお知らせがございます。
page2026ポスタービジュアル案が決定
page2026の新たな試みとして、ポスタービジュアルの作成を公募形式で実施した。複数の会社様よりご応募いただき、厳正なる審査の結果、東洋美術印刷株式会社様の制作デザインに決定したことをご報告いたします。
今後、こちらのpage2026の各種PR媒体は、このビジュアルが展開されていく。
page2026出展募集は8月18日よりスタート、新企画も実施
page2026の出展募集は、8月18日よりスタートする(締め切りは10月24日)。
今回のpage2026では、より多くの方々にご来場いただくべく前回page2025で好評を得た、印刷現場の環境改善を目的にその課題を解決する様々な製品・サービスを持つ企業が出展する「工場ソリューションゾーン」を設置する。また新企画として、多種多様な技術を活用し、Tシャツなどの布やアクリルスタンド、スマホケースなどといった紙以外への印刷を展開する企業、製品を持つ企業の出展ゾーンである「紙以外印刷ゾーン」、さらに印刷業界における人手不足の解消のための自動化、省力化、無人化を実現する機器、サービス、ソリューションを紹介する「自動化ゾーン」を設置する。印刷の概念を拡大し、ビジネスを拡げるヒントをご提供し、page2026のテーマに記された「印刷のチカラ」を体現する。
page2026出展関連費用の改定
page2026の出展関連料金を一部改訂しましたこと、ご報告いたします。料金については、下記のとおり。(赤字部分が改定料金)
★出展小間料(税込)
10小間まで JAGAT会員 ¥297,000/小間 一般 ¥396,000/小間
11小間から JAGAT会員 ¥198,000/小間 一般 ¥280,500/小間
★テーブルブース出展小間料(税込)
¥198,000/ブース
★パッケージブース(税込)
Aタイプ 1小間 ¥198,000 2小間 ¥297,000
Bタイプ 1小間 ¥264,000 2小間 ¥385,000
★ストックスペース・ストックルーム(税込)
ストックスペース ¥44,000/スペース
ストックルーム ¥132,000/ルーム
★会場内セミナー
¥165,000/回
新たなイベントも実施予定、説明会開催も
page2026では上記の通り、様々な企画ゾーンの設置を予定しているが、それに加えて新イベントの実施も計画している。こちらは詳細の最終調整中の為、確定次第お知らせするが、こちらに関しての説明会の開催も予定しており、詳細発表まで今しばらくお待ちいただきたい。いずれにしてもpage2026が出展企業様、来場者様双方にメリットが得られるよう、主催社事務局として尽力してまいりますので、今後とも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
<JAGAT page事務局>
マスター郡司のキーワード解説:グラビア印刷
「Re:Connect ー再びつなぐ、印刷のチカラ。」に込めた思い
page2026のテーマが「Re:Connect ー再びつなぐ、印刷のチカラ。」に決定した。このテーマへの思い、そしてこのテーマに基づいてJAGATがpage2026に向けて進めていく様々な施策を紹介する。
「連携」「共奏」から発展した「Re:Connect」
pageでは、前々回page2024で「連携」、前回page2025で「共奏」というテーマを掲げてきた。いずれも「共に手を取り合って、協力していきましょう。」という意味合いが強く、「印刷会社1社だけでなく、他社および他業界とつながりながら、ビジネスを創って行きましょう。」というメッセージであった。しかし今回「Re:Connect」としたのは、印刷を通じて人と人を「つなぐ」という主体的な表現で、アナログとデジタル、企業と顧客、地域と世界をつなぐ、という思いを込め、過去2回のテーマからの継続性も含めて「Re:Connect 再びつなぐ、印刷のチカラ。」とした。
「人の心を豊かにする印刷物は減ることはない」
これは、ある印刷会社の役員の方に伺った言葉である。コロナ禍で、それまで主力事業だった販促メディアとしての印刷物の需要が一気に減少した。一方でキャラクターグッズの製造や、アーティストのオリジナルフォトブックなどの事業は、コロナで対人コミュニケーションが厳しい中、つながりを生み出し、人の心を満たすものとして評価され、受注が飛躍的に伸びた、とのことであり、大変感銘を受けた。
情報伝達手段が紙からデジタルに移行するにつれ、印刷物のプレゼンスは低下している。加えて原材料費の高騰、環境対応などにより、印刷会社にとっては、自らのビジネスを継続していくことに不安が募り、異業種との連携や、他業界への進出を検討することは容易に想像がつく。しかし「印刷=ペーパーメディア」という概念に捉われなければ、印刷物のポテンシャルは高い。(この「紙以外への印刷ビジネス」をテーマにした研究会を7月8日(火)14時より行います。)
また昨今、活況を呈している「推し活」においても印刷物との親和性は高い。すなわち誰か(何か)を推したいと思う時、欲しくなるのはリアルに手に取ることが出来るグッズだからである。人々の心を豊かにし、誰かと誰かをつなぐことが出来る印刷物にはチカラがある。
page2026ポスタービジュアルを公募
JAGATでは、page2026のテーマ決定を受けて、様々な施策を展開する。
まず、page2026のポスターデザインを公募する。pageイベント39回目にして初の試みとなる。テーマ決定への思いは上述の通りだが、それにとらわれることは全くないので、まずは下記のエントリーフォームからお気軽にエントリーいただきたい。
https://www.jagat.or.jp/archives/487492
またJAGATでは、公式のXアカウントをリニューアルした。それに伴い、page2026に向けて、ハッシュタグ「 #印刷のチカラ 」を広めていきたいと考えている。印刷会社が考える「#印刷のチカラ」だけでなく、発注する側から見た「#印刷のチカラ」にまで輪を広げていきたいと考えている。展示会においても、様々な企画ゾーンの設置も予定しており、ご期待をいただきたい。
(研究・教育部 堀雄亮)