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TOPPAN ホールディングス、印刷博物館 P&Pギャラリーで「木活字の狂詩曲」展開催

TOPPAN ホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 CEO:麿 秀晴、以下TOPPAN ホールディングス)が運営する、印刷博物館P&Pギャラリーでは、7月19日(土)より「木活字の狂詩曲」展を開催します。
今から約 200 年前、英国では産業革命とともに好景気に沸いたバイタリティーあふれる大変革の時代がありました。商業印刷分野も大きく変化し、広告媒体としていかに目立ち、訴求するかの目的で多くの装飾書体がつくられた百花繚乱の時代です。
本展では、その中でも19世紀初頭に出現し、瞬く間に消えていった木活字を取り上げます。当時の木活字とプレイビル(演劇用ビラ)を中心に、自由奔放で叙事的な内容を表現した楽曲である、狂詩曲(Rhapsody ラプソディー)に喩えて紹介します。
木活字の自由な魅力に触れ、その時代の空気を感じることで、現代を生きる私たちの日々を見つめ直します。

©TOPPAN Holdings Inc.

開催概要

会  期 : 2025年7月19日(土)〜9月21日(日)
会  場 : 印刷博物館 P&Pギャラリー 東京都文京区水道1丁目3番3号TOPPAN小石川本社ビル
開館時間 : 10:00-18:00
休 館 日 : 毎週月曜日 (7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7 月22日(火)、8月12日(火)、9月16日(火)
入 場 料 : 無料(印刷博物館地下展示室にご入場の際は入場料が必要です)
ウェブページ : https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/g20250608.php
主  催 : TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館

展示内容

第1章 木活字って? What is Wood Type?

木活字とはいったいどのようなもので、どのようにつくられたのか。木活字に使用される樹種やその部位、製造所や製造工程を紹介します。

デリトル社製の木活字
木活字組版

・第2章 名もなき者 Complete unknown

19 世紀中頃から多くの製造所によって多種多様な書体、ウェイト、サイズの木活字が乱造されるようになりました。それらの多くは書体名も与えられず、まさに「名もなき者」だったのです。

クロマティック書体の木活字(2版)と印刷物

・第3章 劣等生の狂詩曲 Rhapsody of the Inferior

木活字は、商業印刷や広告の発展とともに、ビラなどの広告媒体に多用されるようになります。同時代、アーツ・アンド・クラフツ運動における美しさを追求した書物を優等生とするならば、プレイビルと呼ばれる演劇ビラなどの印刷物は、多様な書体を寄せ集めた劣等生ともいえます。しかしそこには、劣等生ならではの魅力もまた存在しています。華やかな装飾書体の木活字を、狂詩曲になぞらえて解説します。

英国のプレイビル 1841 年
米国のプレイビル 1878 年

 
第4章 木活字で創る Create with Wood Type!

1850 年代頃の印刷工房を再現し、印刷機や木活字、家具、活字ケース、道具、素材(木)を展示し、その場で実演・体験もできる空間を用意します。また、iPad でプレイビルなどをつくるインタラクティブコンテンツもお試しいただけます。

木活字でつくったトートバッグ
コロンビアン手引き印刷機

 

* 印刷博物館はTOPPANホールディングス株式会社が創立100周年を記念し、2000年に設立した公共文化施設です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

KOMORI、「世界中の銀行券を印刷する~KOMORI証券印刷事業の挑戦」

銀行券には、偽造防止のための特殊な印刷技術と高い安全性が求められます。KOMORIは世界に2社しかない銀行券印刷機メーカーの一つとして、最高技術の粋を集めた機械の開発・製造に取り組み、国内外で高い信頼を得てきました。
この度、米国ドル紙幣の印刷局であるBureau of Engraving and Printingより、複数台の銀行券印刷設備を受注し、KOMORIの悲願の一つが実現しました。
60年にわたり、KOMORIの証券印刷事業の発展に力を注いできた、当社取締役会長の小森善治に、これまでの挑戦と歴史について話を聞きました。

当社取締役会長 小森善治

証券印刷事業の始まり

1958年に国立印刷局との共同開発をさせていただいたことがKOMORIの証券印刷事業の始まりでした。日本銀行券を印刷するのは国産の機械が必要だという話を受けて、開発に取り組みました。
70年近くにわたり、5つの工場に累計200台以上のオフセット印刷機、凹版印刷機、番号印刷機を納入させていただいて今日があります。現在も約50台が稼働しており、2024年に発行された新紙幣も、当社の印刷機械で印刷されています。

左:初めて国立印刷局に納入した銀行券印刷機は足立工場で製造
右:1958年に国立印刷局に納入された凸版枚葉2色印刷機TR231

海外市場への挑戦

私は1962年にKOMORIに入社し、証券印刷事業を海外に拡大し、成長させることが夢となりました。
海外進出の契機となったのは、1987年に日本で開催された中央銀行総裁会議でした。世界各国の中央銀行総裁が来日するこの機会を逃すまいと、当社はセミナーや工場見学、印刷実演会を開催し、日本の技術を紹介しました。これをきっかけに各国からの引き合いが増え、当社の印刷機械が世界に認知されました。最初にロシアの財務省印刷局から凹版印刷機を受注し、1988年には、証券印刷機の海外1号機として、韓国造幣公社に証券用印刷機を納入しました。

1995年にはインド中央銀行との商談が成立し、新工場を建設する大規模プロジェクトが始まりました。8ライン※1 の印刷機を納入するという、1つの町ができるほどの大きなプロジェクトでした。1997年にはナイジェリア造幣公社から2ラインの発注を受け、大統領が来日して商談が成立しました。この機械が大変評価され、大規模な海外輸出のきっかけとなりました。
※1 銀行券は、複数種類の印刷機を組み合わせることで偽造防止効果を高めています。銀行券を印刷するための一連の機械群を、ラインという単位で数えます

左:1987年の印刷実演会で刷られたハウスノート第1作
右:インドに納入された凹版印刷機Currency I322

東南アジアでの成長と欧州での成功

東南アジアへの進出にも力を入れ、インド、インドネシア、タイ、フィリピンなど、私も担当者と世界中を回りました。しかし、すでに使用している機械を切り替えるということは困難で、契約に至らないことも多々ありました。オフセット印刷機の実績や新技術、そしてアフターセールスサービスまで力を入れていること、これらを商談では伝え続けました。そうして、ようやくフィリピンに1ライン納入いただけたことをよく覚えています。
また、インドネシアでは、何度も訪問を断られていましたが、粘り強く交渉を続けました。その結果、今では約30台もの機械を納入いただいています。KOMORIの機械の良さやアフターケアの良さを理解していただけたことが、良い商談につながりました。

近年はベトナムで、新工場計画が進み、10年以上の商談を経て、2024年にオフセット、凹版、番号機の2ラインの商談が成立しました。私は昨年新工場を見学させていただきましたが、大変広くて大きな素晴らしい工場でした。ここに当社の機械が並ぶと思うと感無量です。

欧州では、2000年代に入り、2011年には世界最大の民間銀行券印刷会社である英国のデ・ラ・ルー社に1ラインの印刷機を受注しました。同社は、各国の紙幣を印刷しており、KOMORIがヨーロッパ市場へ踏み出す大きな一歩となりました。デ・ラ・ルー社とは特別なパートナーシップ契約を結び、新しい技術情報や印刷技術の提案、当社からの保守サービスを包括的に行っています。

このパートナーシップが軸となり、その後の欧州での商談が発展しました。英国では、2014年にイングランド銀行より2ラインを受注し、現在英国のポンド紙幣は100%KOMORIの機械で印刷されています。2019年にはフランス銀行より複数台を受注し、ユーロ紙幣の印刷に当社の機械が使われています。その後、アラブ首長国連邦、ブルガリア、マルタ、イタリア、トルコなどへの納入が進みました。さらには、納入が難しいとされてきたアフリカのコンゴにも1ラインを受注することができました。

左:KOMORIの印刷機で刷られたポンド紙幣
右:2018年に国際通貨協会(IACA)最優秀技術賞を受賞した、番号印刷機Currency NV32

夢にみたドル紙幣の印刷

KOMORIの印刷機でアメリカ・ドル紙幣を印刷することは、私の長年の夢でした。今回米国ドル紙幣印刷局より受注をいただくまで、15年以上同社を訪問し、商談を重ねてきました。ワシントンやテキサスの工場を訪れ、当社つくばプラントでのテストを行ってきましたが、お客様の要求は高く、なかなか期待に応えられない期間もありました。
しかし今回、これまでのアジアや欧州などのお客様への納入実績と、培った知見を総合的に提案し、複数台のオフセット印刷機の注文をいただくことができました。今回第一歩が踏み出せたことは、KOMORIの歴史に残る1ページになると思っています。

これが、私が経験した証券印刷事業の歩みです。ここまで苦労することも多々ありました。何よりも機械を変更する、ということは、特にオペレーターにとって不安なことです。慣れない機械や最新の技術が搭載された機械を使いこなせるか、という心配がいつもあります。私は、この不安を取り除くことがKOMORIとしてできることだと考えています。良い機械を作り、納入後のサポートまでしっかりと行う。一度機械を使っていただくと、その良さに気づいていただけます。
今では、38の国と地域のお客様に200台以上の印刷機械を納入し、英国ポンド、欧州ユーロを含む、合計100券種以上の銀行券がKOMORIの機械で印刷されるようになりました。

今後の展望

証券印刷事業は当社の大きな柱のひとつであり、市場は今後も大きく伸びると考えています。アジアの人口が増加している地域や、まだ当社の機械が少ない中南米やアフリカでも、今後商談が増えると思います。
紙幣以外の分野でも、高度なセキュリティー技術が求められる印刷において、パスポート印刷機などの印刷機の需要も高まると予想されます。パスポートはセキュリティーが厳しく、特別な印刷機が使われます。当社の高いセキュリティー印刷技術が認められ、日本の国立印刷局をはじめ、カナダ、東南アジア、ヨーロッパのお客様にも納入されています。
今後も世界中の銀行券印刷で証明されている高い信頼性と偽造防止印刷技術を提供し、より幅広い範囲で、国、企業、個人のアイデンティティを守ることに貢献していきたいと考えています。

また、当社はデジタル印刷機の開発も行っていますが、今後銀行券への活用が見込まれています。デジタル印刷は、1枚ごとに異なる絵柄を印刷できる特長があるため、オフセット、凹版、番号印刷と組み合わせることで、より高度なセキュリティー印刷を施すことができます。

さらに、証券印刷事業で培った技術は、他分野でも応用されています。当社のプリンテッド・エレクトロニクス(PE)事業では、紙幣に使われているマイクロ文字の細線印刷技術を応用し、グラビアオフセット印刷機の基板製造において活用されています。セキュリティー印刷は高度な技術の宝庫なので、様々な分野で活用の可能性があると考えています。
証券印刷機の開発は、大変重要なテーマです。私はこの事業に多いに投資していきたいと考えています。

デジタル印刷をはじめとしたさまざまな最先端プリントテクノロジーが盛り込まれた当社100周年記念ハウスノート

世界に感動をもたらす企業

私は社長になった時、「顧客満足」という言葉を「顧客感動」という言葉に変更しました。お客様に感動していただけるような、期待を超えるような会社にならないといけない。この思いが社員に浸透し、お客様に感動していただけると、次の機械もまたKOMORIを選んでいただける。この良い循環が事業を成長させると考えています。
私の夢はまだまだ大きいです。これからも社員とともに、お客様やパートナー、KOMORIと関わるすべての人々に感動を届けていきたいと思います。

■株式会社小森コーポレーションとは

株式会社小森コーポレーションは、「プリントテクノロジーで社会を支え感動をもたらす」をパーパスに事業を展開する印刷機械システムメーカーです。1923年の創業以来、品質と信頼を至上とするものづくりの原点にこだわり、100年培ったプリントテクノロジーで情報・経済・文化を支えてきました。オフセット事業や証券印刷事業をはじめ、デジタル印刷やプリンテッド・エレクトロニクス事業を通して、社会の課題を解決するソリューションを提供し、人々の期待を一歩超える価値「感動」を創造してまいります。

■株式会社小森コーポレーションについて

名称   : 株式会社小森コーポレーション
代表者  : 代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO) 持田訓
所在地  : 〒612-8395 京都市伏見区下鳥羽東芹川町33
設立   : 1923年10月20日
事業内容 : 印刷機械、印刷関連機器の製造販売
資本金  : 3,771,400万円
URL   : https://www.komori.com/ja/jp/

モトヤ、「モトヤコラボレーションフェア 2025 TOKYO」を7月10日~11日開催


今回は「新商材×マーケット×創注=COLLABORATION FAIR」をテーマに、
会場は「アキバ・スクエア」での開催になります。

展示会概要

名 称 : モトヤコラボレーションフェア 2025 TOKYO
会 期 : 令和7年7月10日(木)・11日(金) 10:00~17:00
会 場 : アキバ・スクエア
      〒101-0021 東京都千代田区外神田4丁目14番1号 秋葉原UDX2階


入場:無料
      【来場者事前登録のご案内】 ※事前登録で来場受付がスムーズになります。
      「来場者事前登録」とあわせて「セミナー」(無料)の申し込みもできます。
      「来場者事前登録」は、ページ最下部よりお申し込みください。
主催:株式会社モトヤ
後援:東京都印刷工業組合/埼玉県印刷工業組合/神奈川県印刷工業組合/千葉県印刷工業組合 /東京グラフィックサービス工業会/日本グラフィックサービス工業会神奈川県支部/日本グラフィックサービス工業会千葉県支部

※ご不明な点は(株)モトヤ 東京本社 TEL:03-3523-8711 までご連絡ください。



出展内容

会場では「新規事業提案ゾーン」「コラボレーションゾーン」「自動化/省力化ゾーン」「環境/材料/コスト削減ゾーン」「コンセプト展示ゾーン」の5ゾーンを展開し、付加価値のある儲かる商材をお持ちの多くの印刷会社様に全国からご出展いただきます。




セミナー内容

Photoshopに搭載されている画像生成AIを活用したレタッチやデザイン、イラスト制作の具体的な事例を分かりやすくご紹介します。また数ヶ月ごとに進化する生成AIの最新技術動向や、実務での活用ポイント、注意すべき著作権や倫理面についても解説。AI時代のクリエイティブワークを効率化・高度化したい方におすすめのセミナーです。

講師】
有限会社樋口デザイン事務所
代表 樋口 泰行 氏

現在、印刷業界は原材料の高騰、人件費の上昇、ペーパーレス化といった、かつてないほど多くの課題に直面しています。こうした環境の中で「10年後、どのような姿を目指すべきか?」を真剣に考えなければならない時代となりました。従来の価格競争から脱却し、価値競争(協創)へとシフトすることで、持続可能で魅力ある企業へと進化するためには何が求められているのでしょうか?今回は、新時代のリーダーとして全日本印刷工業組合連合会の会長に就任された瀬田章弘氏を講師にお迎えし、変革のヒントと未来への指針を語っていただきます。

【講師】
全日本印刷工業組合連合会
会長 瀬田 章弘 氏


 

2014年にシンクイノベーション(株)を設立。仕入れ通販販売から始まった事業は印刷機を導入し、受注生産にシフトしました。その後、BtoB卸事業、ライセンス事業へと事業拡大。近年は労働人口の減少に備え、生産部門の自動化に取り組んでいます。印刷機械設備60台。従業員数100名。年商31億。10年間で急成長を遂げた社長が語る機械を使ったグッズビジネス成功の秘話について解説していただきます。

【講師】
シンクイノベーション株式会社
代表取締役 三輪 直之 氏

多くの印刷会社が映像制作に参入していますが、「作れること」と「売れること」は異なります。本セミナーでは、価格競争に巻き込まれないための課題解決型アプローチを、経営・営業・クリエイティブの3つの視点から解説。既存顧客への映像提案の営業戦略や、「印刷会社」の枠を超えるためのロードマップ、受注獲得につながる制作プロセスや見積のコツまで、実践的にご紹介します。

【講師】
株式会社パレイド
代表取締役社長 真辺 庄帝 氏



JAGDA、日本のグラフィックデザイン秀作300点を紹介する企画展「日本のグラフィックデザイン2025」を東京ミッドタウンで開催




東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)は、第115回企画展「日本のグラフィックデザイン2025」を6月27日(金)から8月7日(木)まで開催します。
本展を担当する日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、会員約3,000人を擁するアジア最大級のデザイン団体です。1981年より、会員による1年間の優れた仕事や作品をまとめた年鑑『Graphic Design in Japan』を発行し、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介しています。
年鑑2025年版は、全国の会員から出品された1,778作品から、厳正な選考を通過した562作品を入選作品として掲載(入選率約3割)。本展では、その中から約300点を実物と映像で展示します。身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、ポスター、シンボル・ロゴ、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在を、ぜひご覧ください。

●開催概要
名称(正式):東京ミッドタウン・デザインハブ第115回企画展「日本のグラフィックデザイン2025」
名称(略式):日本のグラフィックデザイン2025
会期:2025年6月27日(金)~8月7日(木) 11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
URL:https://www.designhub.jp/exhibitions/gdj2025

●展示内容
10カテゴリーの入選作品(ポスター/ジェネラルグラフィック/デジタルメディア/パッケージ/CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス/ブック・エディトリアル/映像/環境・空間/新聞広告・雑誌広告/複合)および受賞作品(亀倉雄策賞/JAGDA賞/JAGDA新人賞)
特別展示:「ヒロシマ・アピールズ」ポスター2025(7月9日より)

メインビジュアル(デザイン:岡崎真理子) *苗字の崎は「たつさき」
昨年の展示風景


●同時期開催
ギンザ・グラフィック・ギャラリー特別展「2025 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展」
会期:2025年7月15日(火)~8月27日(水) 11:00-19:00 日祝休・入場無料
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F)
URL:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/

 ●主な展示作品(2025年度の各賞受賞作品より)
※展示内容は変更される場合があります
※cl=クライアント org=主催者(展覧会など)

 

JAGDA初代会長を務め、世界のデザイン界にも影響を与え続けた故・亀倉雄策の業績をたたえ、1999年創設。毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与。

林 規章 HAYASHI Noriaki

1964年岐阜県生まれ。1987年名古屋芸術大学卒業。グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート、HAYASHI DESIGN主宰。視覚伝達を通して、図像の特質を見出し、コミュニケーションの核心を探っている。『ブルーノ・ムナーリの本たち』(BNN新社/高等学校教科書『美術1』光村図書掲載)、『ウィム・クロウェル 見果てぬ未来のデザイン』(BNN新社)、『デザインあ みるほん』(金の星社/NHK)、長沢慎一郎『Mary Had a Little Lamb』(赤々舎/第49回木村伊兵衛写真賞受賞)のブックデザインなど。NY ADC特別賞、JAGDA新人賞、THE ONE SHOW DESIGN Gold Pencil、東京ADC賞、東京TDC賞、JAGDA賞など受賞。女子美術大学・大学院教授、AGI(国際グラフィック連盟)、東京ADC、東京TDC、JAGDA会員。
https://www.hayashinoriaki.com

  

 

 

 

 

 
 

教育機関の学生募集ポスター「女子美術大学大学院/3年次編入/短大専攻科 学生募集」(cl:女子美術大学)

 

 

その年を代表する優れたグラフィックデザインを顕彰し、後世に伝えるため、2008年創設。毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、特に優れた数作品に授与。

JAGDA賞2025(ポスター)
ショップ&ギャラリーの企画展出品作品ポスター
「REC AND COPY Promo Only」
(ad+d:田中良治 org:アワ フェイバリット ショップ)
JAGDA賞2025(デジタルメディア)
エコバッグ商品のブランドサイト
「Shupatto」
(ad:米道昌弘 cl:マーナ)
https://www.shupatto.com/


JAGDA賞2025(ジェネラルグラフィック)
ショップ&ギャラリーの企画展の作品集
「ANATA」
(ad+d+i:渡邉良重 org:アワ フェイバリット ショップ)
JAGDA賞2025(パッケージ)
農園の商品パッケージデザイン
「おぎはら園 ぶどうジャム・ぶどうジュース」
(ad+d:柏木美月 cl:おぎはら園)


JAGDA賞2025(ブック・エディトリアル)
研究機関の活動記録集のブックデザイン
「UNIVERSITY of CREATIVITY M⇄F⇄P」
(ad+d:波戸祐輔 cl:ユニバーシティ・オブ・クリエイティヴィティ)
JAGDA賞2025(CI・ロゴ)
期間限定のデザイン書店のロゴ
「銀座七丁目書店」
(ad+d:服部一成 org:メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド)


JAGDA賞2025(映像)
サイト用オリジナル映像作品
「Dance of the Earth」
(ad+d:中村至男 cl:現代自動車/ヒョンデアートラボ)
JAGDA賞2025(新聞広告・雑誌広告)
飲料会社の適正飲酒啓発新聞広告
「サントリー モデレーション広告」
(ad+d:白井陽平 cl:サントリーホールディングス)


JAGDA賞2024(環境・空間)
幼稚園のサイン計画
「平手幼稚園」
(ad+d:木住野彰悟 cl:平手幼稚園)
JAGDA賞2025(複合)
算数教科書の装幀デザインおよび連動映像
「小学校 算数教科書」
(ad+d+a:山本晃士ロバート cl:教育出版)

  

優秀な若手デザイナーをクローズアップし、次代を担う人材を育成するため、1983年創設。毎年『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される39歳以下の有望なグラフィックデザイナーに授与。

城崎哲郎
JOZAKI Tetsuro

1985年福岡県生まれ。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業。デザイン事務所、博報堂プロダクツを経て、’20年東京にてデザイン会社Token(トークン)を設立。
*苗字の崎は「たつさき」
https://token-d.com/

日本料理店のツール「やまめ山荘」(cl:やまめ山荘)
畜産会社のツール「里山」(cl:さかうえ)

*上の作品を含む8作品で受賞

 

サリーン・チェン
CHAN Sarene

1990年香港生まれ。香港理工大学デザイン学科卒業後、新聞社でビジュアルジャーナリストとして勤務しながら、イラストレーターとしても活動。2016年香港ヤングデザインタレント賞を受賞。’17年来日、キギ(現:キギと創造)入社。’24年よりフリーランスとしても活動開始。
https://ki-gi.com/
https://sarenechan.com/

ショップ&ギャラリーの企画展のブランディング「Crystalline」(cl: アワ フェイバリット ショップ) 
ショップ&ギャラリーの企画イベントのロゴ「CREATORS’ FLEA MARKET」(cl: アワ フェイバリット ショップ)

*上の作品を含む12作品で受賞

 

松田洋和
MATSUDA Hirokazu

1985年生まれ。千葉県出身。2008年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。’20年よりフリーランス。
https://matsudahirokazu.com/

個展のツール「松田洋和のブックデザイン」(cl: 松田洋和)
自著ドローイング集のブックデザイン「ミーニングレス」(cl: エニイ)

*上の作品を含む7作品で受賞





本件に関するお問合わせ先
一般からのお問い合わせ先:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会
             電話:03-5770-7509 E-mail:hub@jagda.or.jp
報道関係のお問い合わせ先:公益財団法人日本デザイン振興会 広報窓口
             E-mail:press@jidp.or.jp
取材・お問合せフォーム

日印機工とプリデジ協、「IGAS2027」日程決定、2027年8月 東京ビックサイトで開催

国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展


展示会開催日程のお知らせ

2025 年5月22日
一般社団法人日本印刷産業機械工業会
プリプレス&デジタルプリンティング機材協議会

一般社団法人日本印刷産業機械工業会(会長:森澤 彰彦)とプリプレス&デジタルプリンティング機材協議会(会長:山田 周一郎)は、2027年8月5日(木)から8月9日(月)までの5日間、東京ビッグサイトを使用して「IGAS2027(国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展)」を開催いたします。
このたび、IGAS2027の展示会開催日程が決定しましたのでお知らせします。
搬入期間は、2027年7月31日(土)から8月4日(水)までの5日間、展示会は8月5日(木)から9日(月)までの5日間、搬出は8月10日(火)から11日(水)までの2 日間となります。
IGAS2027は、前回IGAS2022から5年ぶりの開催となります。印刷会社様のお客様であるブランドオーナー視点に立ち、印刷及びクロスメディアにおけるテクノロジーとソリューションを提案します。
また、主なイベントとして、スペシャルナビゲータに著名人を迎え、様々なコンテンツをIGAS公式WEBサイトでライブ配信する「IGAS LIVE TV+」、印刷会社及びブランドオーナー企業の方々にパネリストとしてご登壇いただき、ビジネスに直結する具体的で有用な情報を提供する「PANEL DISCUSSION」、IGAS全体のトレンドや、様々なテーマを設定して専門的な情報を提供する「TOUR」等を実施します。
なお、出展申込に関する詳細、IGAS2027テーマ、イベント詳細につきましては、10 月に予定しております「IGAS2027出展者募集開始記者発表会」にてお知らせいたします。

(お問合わせ)
一般社団法人日本印刷産業機械工業会 IGAS2027事務局
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館401-2号室
TEL: 03-3434-2656 FAX: 03-3434-0301

<開催概要>

●開催趣旨
本展示会は、印刷・製本・紙工・包装・デジタルグラフィックス・デジタルコミュニケーション関連の最新機材・技術・サービスを一堂に会した国際総合印刷機材展である。最新技術や様々なソリューションを提案するとともに印刷産業の未来を展望できる場とする。また、ビジネス・人材の国際交流を図り、印刷産業及び関連産業の活性化と興隆に貢献する。

●主催
一般社団法人日本印刷産業機械工業会
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館401-2号室
プリプレス&デジタルプリンティング機材協議会
〒162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町534川尻ビル2階(株)印刷出版研究所 内

●開催期間

 搬 入   2027年7月31日(土)~ 8月  4日(水)まで 5 日間
 展示会   2027年8月  5日(木)~ 8月  9日(月)まで 5 日間
 搬 出   2027年8月10日(火)~ 8月11日(水)まで 2 日間

●開場時間
10:00~17:00(初日のみ11:00~17:00)

●入場料
当日販売 2,000円、事前登録の場合は無料

●会場
東京ビッグサイト 東展示棟(〒135-0063 東京都江東区有明3-10-1)

パラシュート、カタログ在庫レス、B2ポスター印刷、銀塩写真サービスを開始

地球に優しいをコンセプトとした印刷会社向けデジタル印刷通販サイト
第二弾はカタログ在庫レス、B2ポスター、銀塩写真サービスを追加

パラシュート株式会社(福岡県福岡市博多区、代表取締役 兵藤伊織)は2025年5月19日から、印刷会社向けデジタル印刷専門の印刷通販サイト、プリントパレットにおいて、サービス第二弾としてカタログ在庫レス、B2ポスター印刷、銀塩写真サービスを開始します(https://printpalette.jp/

【カタログ在庫レス.comの特徴】
カタログ在庫レス.comは、「一社完結」による高品質と短納期の両立を実現しております。一貫生産により、高品質なインクジェットデジタル印刷機・製本機により少部数をターゲットとし、低価格でオフセット印刷同等のクオリティーの中綴じ製本冊子をお届け致します。


【B2バリアブル印刷の特徴】
コート紙、マットコート紙、b7トラネクストをベースとして、片面B2サイズ100枚限定、データはバリアブルデータ対応が可能です。またA4サイズであれば4面付したデータを入稿頂くことにより、立ち落としをしてお届け致します。


【銀塩写真プリント.comの特徴】
耐水性や耐候性の高さで評判がある銀塩写真プリントで、大事な写真をお届けいたします。
精細な描画や保存性の高さではインクジェット印刷より高いため、推し活グッズの写真プリントでは非常に評判があります。
サイズは四切り(254mm×305mm)と六切り(203mm×254mm)の2種類ご用意しております。


【プリントパレットの特徴】
通常の印刷通販サービスと違い、小ロットに特化した印刷会社向けのデジタル印刷通販サービスを低価格にてご提供をさせて頂きます。現在4サービスとなりますが今後また新たなサービスをご期待ください。
また各種受注サービスシステムとの連携も可能です、お気軽にご連絡ください。

【仕様と価格】
詳しくはサービスサイト内の価格をご確認ください。(1万円以上は全国送料無料)

【代表コメント】
大量に印刷する時代は終わりました。現在は必要な時に必要な分だけを印刷する時代となっており、無駄な在庫を持たず捨てることなく、印刷会社としてクライアントワークをサポートすることでCSR活動に貢献し、環境に配慮した企業活動をご提供することができるようになります。
プリントパレットは無駄な印刷物を極力なくすようなコンセプトのもと、デジタル印刷通販サービスとして生まれました、みなさまの販売活動において弊社は黒子役としてお手伝いさせて頂きます。

【パラシュート株式会社】
パラシュート株式会社はデジタル印刷に特化したサービスをご提供する会社です。世界各地にある様々なデジタル印刷機を活用し、様々な視点から紙媒体に関するサービスを構築、皆様にデジタル印刷の価値を世界規模でご提供しております。

・会社名:パラシュート株式会社
・パラシュート株式会社;https://parachute-web.com/
・プリントパレット; https://printpalette.jp
・代表者:代表取締役 兵藤伊織
・設立:2024年9月2日
・所在地:〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1-23-2 ParkFront博多駅前1丁目5F-B
・資本金:2,000,000円
・事業内容:デジタル印刷にまつわるサービス(デジタル印刷支援サービス / フォトグラファー支援サービス / 製品プロモーション&デジタルマーケティング支援サービス / その他デジタル印刷に付帯する商品の販売)

友野印刷、廃棄物を活用した「アップサイクル再生紙」作成サービスを開始

企業の環境負荷を低減し、ブランディングの強化に貢献!
廃棄物を活用した「アップサイクル再生紙」作成サービスを開始

持続可能な社会の実現に向け、印刷業界のリーディングカンパニーである友野印刷株式会社(本社:岡山県岡山市、代表取締役:友野 宏史)は、食品・木材・糸くず等の端材・廃材を活用した「アップサイクル再生紙」を活用した印刷物・ノベルティ等の制作事業を開始しました。本製品は、企業の環境負荷を低減しながら、企業ブランディングの強化にも貢献するサステナブルな選択肢として注目を集めています。

端材・廃材が貴社ならではのPR商材に生まれ変わる!

■アップサイクル再生紙とは?
「アップサイクル再生紙」は、食品や製品加工時に発生する残渣や端材などを紙の原料に混ぜ込み、新たな用途へ再生する環境配慮型の紙製品です。従来の再生紙と異なり、単なる再利用ではなく、より高付加価値な製品へと生まれ変わらせる「アップサイクル」の概念を取り入れています。

この技術により、各市町村や食品業界、繊維業などから発生する端材・廃材を有効活用し、廃棄物の削減と資源循環の促進を目指します。例えば、原料として使用する食品廃棄物には、果皮や茶葉、コーヒー豆のかすなどが含まれ、これらの素材が紙の風合いや色合いに個性を与えます。

また、再生紙のみならず、コースターやボールペンなどのノベルティへの活用も可能で、採用活動や展示会等での販促物としての利用も提案しています。

再生紙・ペレット事例

■本製品の特徴

  1. 環境負荷の低減:端材・廃材を活用することで、資源の有効活用と廃棄物削減に貢献します。
  2. 独自の風合いとデザイン性:素材により異なる質感や風合いが生まれ、ナチュラルなデザインを演出できます。
  3. 企業のSDGs推進をサポート:エコ素材を使用することで、企業の環境配慮型ブランディングの強化が可能です。
  4. 多用途展開が可能:封筒、カタログ、名刺、ノベルティ、パッケージ、ショップカードなど、さまざまな用途に対応可能です。
  5. オリジナルブレンドが可能:企業や団体ごとに特定の素材を使用し、独自の再生紙やペレットを作成できます。

■価格と活用イメージ
本製品は、最低6kg以上の端材を利用することで、オリジナルの再生紙を制作することが可能です。例えば、長3封筒(10,000枚)の場合、制作費用は約190万円~となります。また、ボールペン(3,000本)の場合、制作費用は約95万円~となります。
環境意識の高い企業や自治体で導入が見込まれ、エコフレンドリーなパッケージやノベルティ、CSR活動の一環として活用が期待されます。

活用イメージ

○CASE1 官公庁:岡山県名産の「桃」加工時に出る皮を、オリジナルの「封筒」に!
○CASE2 飲料メーカー:「コーヒー」のかすを、オリジナルの「ボールペン」に!
○CASE3 アパレルメーカー:「デニム」の端切れを、オリジナルの「名刺」に!

■今後の展望
友野印刷では、今後さらに多様な素材を活用したアップサイクル製品の開発を進めるとともに、企業や自治体と連携し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化してまいります。特に、産学官との連携を深め、循環型社会を実現するための新たなアップサイクル素材の開発を積極的に推進していく予定です。

【会社概要】
商号   :友野印刷株式会社
所在地  :本社
      〒700-0035 岡山市北区高柳西町1-23
      TEL.086-255-1101(代) FAX.086-253-2965
      大阪営業所
      〒534-0024 大阪市都島区東野田町2-8-14 中島ビル4F
      TEL.06-6353-6977 FAX.06-6353-6181
代表取締役:友野 宏史
設立   :昭和36年9月8日
資本金  :3,000万円
従業員数 :81名
関連会社 :株式会社議事録発行センター
      アップライム株式会社

<アップサイクル再生紙 WEBサイト>
https://www.tomono.jp/up-cycle/

<公式HP>
https://www.tomono.jp/

<公式Instagram>
https://www.instagram.com/tomono_printing/

理想科学工業、新ブランド『Integlide』が5月1日より海外でも受注開始

小ロットのパッケージ印刷における課題を解決するインクジェットプリントエンジン
新ブランド『Integlide』を海外にも展開 5月1日から受注開始
~最大310mm幅のオンデマンドフルカラープリントで印刷のワークフローを刷新~


理想科学工業株式会社(社長:羽山 明、以下、理想科学工業)は、主力製品の高速インクジェットプリンター『オルフィス』で培ったインクジェット技術をもとに、パッケージ(段ボール、クラフト袋、紙袋、紙器等)に印刷するためのインクジェット方式のプリントエンジンを製品化し、新ブランド『Integlide』(インテグライド)の展開を欧州にて開始します。

新ブランドの最初の製品『Integlide Sシリーズ』は、最大310mm幅でパッケージへオンデマンドフルカラー印刷するインクジェット方式のプリントエンジンで、小ロットのパッケージ印刷に必要なプリントワークを集約できる、これまでになかったコンセプトの製品です。パッケージを搬送する装置に『Integlide』を組み合わせることにより、様々なパッケージへのプリントを可能にします。
理想科学工業は、パッケージを用いて商品を梱包する事業者にプリンターや装置をプリントシステムとして納入するプリンターメーカー・設備設計製造会社をメインターゲットに『Integlide』を販売します。日本での2024年12月からの受注開始に続き、欧州にて2025年5月1日から受注受付を開始します。

1. 新ブランド『Integlide』について


新ブランド『Integlide』はパッケージ印刷市場のお客様のワークフローを
統合(Integrate)し、流れるような(Glide)印刷を実現します。   
2024年12月に日本で先行して展開を始めました。 
          

2. 新製品『Integlide S3411/S3211』について


(1)新製品『Integlide S3411/S3211』のコンセプト

Integlide(インテグライド) S3411
プリントシステム構成例

『Integlide S3411/S3211』の画像の塗装は一例です。搬送装置、コントロールユニットの外装カバーは本製品には含まれません。

『Integlide S3411/S3211』は、最大310mm幅でオンデマンドフルカラー印刷できるインクジェット方式のプリントエンジンです。従来のパッケージ印刷において、フレキソ印刷、マーキング印字、シールラベル貼付などの複数の工程で印刷されているデザインや情報を『Integlide』は1工程で実現できます。これにより、

  • 小ロットのパッケージ印刷に最適なワークフローを実現します。
  • 無地のパッケージに必要なときに必要な分だけ印刷することによりパッケージの在庫を圧縮します。
  • オンデマンドフルカラー印刷 * によりデザインの自由度が高まり、パッケージの価値を向上させます。
    * Integlide S3411は4色機(フルカラー)、Integlide S3211は2色機です。









製品動画をご覧いただけます。(約40秒) https://youtu.be/xDjvT9SVlLM


(2)製品名、受注開始日、価格

製品名 説明 受注開始日 価格
Integlide S3411 印字方向:下方向
4色機 :C/M/Y/K
2025年5月1日
欧州にて受注開始
オープン価格
Integlide S3211 印字方向:下方向
2色機 :R/K
Integlide インク S101 ブラック/シアン/マゼンタ/イエロー/レッド


(3)『Integlide S3411/S3211』の特長

特長1:パッケージ向けのプリントシステムを容易に実現
印字するヘッドユニットと印字を制御するコントロールユニットが一体化しているため、パッケージを搬送する装置を組み合わせることで容易にプリントシステムを実現できます。

特長2:フルカラーの画像をバリアブルにプリント
フルカラー * の画像を最大310mm幅でバリアブルにプリントできます。これにより、バーコードや製造年月日などの情報を印字し同時に小ロット生産に合わせて手軽にデザインを変えた印刷ができます。
* Integlide S3411は4色機(フルカラー)、Integlide S3211は2色機です。

特長3:信頼性の高いプリントエンジン
理想科学工業は、2003年からライン型インクジェット方式と独自の油性顔料インクを採用した高速インクジェットプリンター『オルフィス』を開発・製造・販売してきました。『Integlide』は実績のある技術をもとに開発した信頼性の高いプリントエンジンです。
※当社の高速インクジェットプリンターは、日本では2003年から、海外では2005年から販売が開始されました。

(4)『Integlide S3411/S3211』の主な仕様

 項目 Integlide S3411 Integlide S3211
 プリント方式 ライン型インクジェット方式
 印刷方向 下方向
 印字ヘッド ピエゾ型、物理解像度:300dpi・最大11階調
 インク 油性顔料タイプ:4色機
C/M/Y/K各色1,000ml
油性顔料タイプ:2色機
R/K各色1,000ml
 プリント領域 最大プリント可能範囲:幅310mm、長さ2,004mm
 プリント速度 高速設定時:30.90m/分(高精細、高濃度設定を除く。)
標準設定時:18.96m/分       

製品仕様の詳細情報はこちらをご覧ください。
https://www.riso.co.jp/product/integlide/index.html

(5)展示会への出展について

『Integlide S3411』を「IPACK-IMA」に出展します。

名 称:IPACK-IMA
会 期:2025年5月27日(火)~30(金)9:30~18:00現地時間
開催地:イタリア ミラノ
会 場:FIERA MILANO ホール4 ブース番号B132

以上

【ご参考】

理想科学工業株式会社について

1946(昭和21)年9月2日に謄写印刷業として創業し、その後にインクの開発・製造を開始しました。メーカーに転じた後は「世界に類のないものを創る」を開発ポリシーとして新製品の開発に努め、事務用サプライ品メーカーから印刷機・プリンターメーカーへと業容を変化させてまいりました。現在、主力製品の高速インクジェットプリンター「オルフィス」、デジタル印刷機「リソグラフ」は、世界190以上の国や地域において幅広くご活用いただいております。

会社概要

(1)社   名: 理想科学工業株式会社(RISO KAGAKU CORPORATION)          
(2)本社所在地: 東京都港区芝5-34-7田町センタービル
(3)代 表 者: 代表取締役社長 羽山 明
(4)創   業: 昭和21(1946)年9月2日
(5)主要製品: 高速インクジェットプリンター「オルフィス」、デジタル印刷機
「リソグラフ」のハード及び関連機器、消耗品
(6)資 本 金: 14,114百万円 
(7)連結売上高: 74,602百万円(2024年3月期)
(8)株式: 東京証券取引所プライム市場(6413)


<本件に関するお問い合わせ先>
理想科学工業株式会社 広報部 担当:河野(かわの)
〒108-8385 東京都港区芝5-34-7 田町センタービル
電話:03-5441-6606 e-mail:m-hsgw@riso.co.jp

シンクイノベーション、5/30(金)北海道日本ハム戦で「シンクイノベーション スペシャルデー!」を開催!

キャラクター商品や各種グッズの企画・製造・販売を手がけるシンクイノベーション株式会社(代表取締役:三輪直之、本社:愛知県名古屋市)が、5月30日(金)の北海道日本ハムファイターズvs千葉ロッテマリーンズ戦(エスコンフィールドHOKKAIDO) にて「シンクイノベーション スペシャルデー!」を開催します。

当日は、シンクイノベーション株式会社の大人気オリジナル描き起こしミニキャラシリーズ「mochochoシリーズ」にて北海道日本ハムファイターズの選手たちを描き起こした新商品の特設展示と先行発売も実施予定!

~~ 商品ラインナップ一部ご紹介 ~~


▼アクリルスタンド

【 価格】 1,650円(税込)
【 種類】 全10種
【サイズ】 約150mm×120mm

▼パスケース

【価格】 1,320円(税込)
【種類】 全10種
【サイズ】 約105mm×70mm

▼レザーバッジ(ロング)

【価格】 880円(税込)
【種類】 全10種
【サイズ】 約116mm×40.5mm



グッズは下記ECサイトでの予約販売も予定しております。
https://www.vvit.jp/
予約開始:5月30日(金)予定

試合チケットは下記のURLにて販売開始しております。
https://www.fighters.co.jp/ticket/


※実際の商品とイメージが異なる場合がありますのでご了承ください。

<会社概要>
シンクイノベーション株式会社(Twitter:@sync_innovation)
〒531-0071 大阪府大阪市北区中津1-2-21 中津明大ビル 8階
大阪営業所 MD事業部
<事業概要>
アニメキャラクター、プロ野球球団等の商品企画、製造、販売

笠間製本印刷、創業150年を迎え社名を株式会社KASAMAに変更

株式会社笠間製本印刷が創業150年を迎え、
社名を株式会社KASAMAに変更し次の200年に向けて再出発

印刷とともに歩み続けた150年、その感謝を胸に、次の時代へ


150年目のスタートライン
株式会社笠間製本印刷(本社:石川県白山市、代表取締役:田上裕之)は、1875(明治8)年に石川県金沢市内で創業し、本日2025年5月1日をもちまして創業150年を迎えました。
この長い歴史を歩むことができたのも、お客様、協力会社様、地域の皆さま、そして私たちの技術を支え続けてきた社員一人ひとりのおかげです。

創業時は、表具屋として掛軸・屏風などの表装をしておりました。
その後、洋式帳簿の製造を始め、現在の預金通帳の製造に至っております。

創業以来、変わらないのは
“「お客様の安心と信頼」が得られる製品づくり”をモットーとしていること、間違いのない製品を確実にお客様のお手元に届けることを第一に考えております。
私たちの創る商品の多くは、世の中に無くてはならないものです。
紙が情報を伝え、文化を支える重要な役割を担ってきたように、私たちも印刷を通じて社会に貢献してまいりました。

このおおきな節目である本日の創業記念日に、株式会社笠間製本印刷は、社名を株式会社KASAMAに変更いたします。

これからも、時代の変化に対応できる企業を目指し、次の時代を切り拓いていきます。
これからも、挑戦し進化し続けるKASAMAにご期待ください。

【企業概要】

株式会社KASAMAの本社・工場

   新しいロゴマーク

会社名  :株式会社KASAMA
       https://www.kasama-jp.com/
住所   :石川県白山市竹松町1905番
設立   :1962年5月(創業:1875年)
資本金  :5,000万円
事業内容 :印刷物の企画・製造・販売
主要製品 :預金通帳、金融機関向け印刷物、クリアファイル印刷、Tシャツ印刷、ストーンペーパー印刷など
主要販路 :ゆうちょ銀行、かんぽ生命、
全国の金融機関(約300社)、一般企業など

2017年から9年連続で
認定を取得しています。


明治時代の作業風景です。

明治時代の作業風景です。