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フォトイメージングの現在・未来

フォトイメージングの 現在・未来

11.30 [火] 14:00 - 16:00

写真を取り巻く環境は、デジタル化の進展に伴い、大きく変貌している。スマートフォンという名のカメラを誰もが常に持ち歩いており、撮影した写真は画面で容易に確認でき、ネットで容易に発信・共有もできる。
また、心に残るイベントや大切な写真は、個人の写真集としてフォトブックとして形に残すことも定着している。

一方、証明写真は個人の認証に欠かせない手段として、重要性を増している。
例えば、顔写真付きのマイナンバーカードは、今後広く普及することが予想されている。

 本研究会では、「フォトイメージングの現在・未来」として、写真を取り巻く環境や今後の可能性について考察する。フォトブックやフォトカレンダーをカスタマイズ受注し、自動生成する仕組み、および証明写真ボックスによるID付き証明写真ソリューションについて取り上げる。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

開催日時・形式

2021年11月30日(火)14:00-16:00  
※13:50からzoom形式にてオンラインライブ配信開始予定

講演内容

14:00 - 14:45

フォトカレンダー・フォトブックの
カスタマイズ受注・自動生成ソリューション

株式会社イースト朝日
東京事業部 本部長
黒木 潤侍 氏

休憩

14:55 - 15:40

フォトイメージングと証明写真ソリューション

株式会社DNPフォトイメージングジャパン
企画本部 企画第一部 部長
林 典彦 氏

15:40 - 16:00

質疑・ディスカッション

参加費

一 般:15,400円(税込)
JAGAT会員:11,000円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料

印刷総合研究会メンバーの無料枠は下記の通りとなります。
 ・[ 一般 ] 2名まで
 ・[ 上級 ] 3名まで
 ・[ 特別 ] 5名まで

   → 自社が研究会メンバーか確認する場合は、こちらのフォーム からお問い合わせください。
   → 印刷総合研究会については こちら をご確認ください。

当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。

問合せ先

・内容に関して  
  研究調査部 印刷総合研究会担当     
  電話:03-5384-3113(直通)

・お申込み及びお支払いに関して  
  管理部     
  電話:03-5385-7185(直通)

B2B2Cモデルに挑戦する印刷会社

一般に、消費者(Consumer)向けの製品やサービスを提供するビジネスをB to C(Business to Consumer)モデルという。B2Cと表記することもある。それに対して、企業対企業のビジネスが、B to B(B2B:Business to Business)モデルである。

印刷会社の事業は、特定の顧客企業との取引がほとんどであり、典型的なB2Bモデルである。ただし、近年の印刷通販・ネット印刷は、一般ユーザー向けと企業・法人ユーザー向けの両方の取引を含んでおり、B2CとB2Bの混合タイプと言えるだろう。

また、顧客企業のB2Cをサポートするビジネスを、BtoBtoC(B2B2C:Business to Business to Consumer)モデルという。代表的なものとして、商品を消費者に届ける流通業などがある。

近年ではECのマーケットプレイスを指して、B2B2Cモデルということもある。Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、ZOZOTOWN等々のECサイトを運営する企業は、商品を販売する場所(プラットフォーム)を提供することから、プラットフォーマーとも呼ばれている。

B2B2Cモデルに挑戦する印刷会社

キャラクターや著名人などの画像の権利を保有する企業に対して、フォトブック・カレンダー販売のプラットフォームを提供している印刷会社がある。

Webサイト上でコンテンツを検索し、消費者自身が望む写真を選択して、フォトブック・フォトカレンダーを注文する。そうすると、指定された写真が掲載された製品が届けられる。つまり、この印刷会社はコンテンツを保有する企業にプラットフォームを提供し、消費者、つまりエンドユーザーの注文に応じてフォトブック・カレンダーを製造し、発送する。このようなプラットフォームを通じて、B2B2Cモデルを実現している。

現在、プロサッカーチームに、このプラットフォームを提供している。ファンは自分の好きな選手やシーンの写真を選択し、自分だけのフォトブック・カレンダーを注文することができる。球団は、自社サイトでカスタマイズしたフォトブック・カレンダーを販売することができる。ファンが望む選手や激闘シーンのコンテンツを形にして、ファンに提供することができる。

プラットフォーマーである印刷会社には、営業レスで日々注文が入る、という三社にメリットのあるシステムとなっている。

今後は、スポーツチームを始め、さまざまな分野でコンテンツを保有する企業に売り込む計画だという。

(研究調査部 千葉 弘幸)

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