標準作業手順、標準工数の設定とスキルマップの作成、活用に向けて
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定着しつつあるオンライン校正
2020年4月に新型コロナウイルスに関わる最初の緊急事態宣言が発出されて、1年4ヶ月以上経過した。現在も、多くの都道府県で爆発的な感染拡大の状況となっており、未だコロナ禍の収束を見通すことができない。
印刷ビジネスにおいても、クライアントおよび印刷会社の双方で、広くテレワークが実施されている。そのため、従来のような校正紙のやりとりから、オンライン校正に移行するケースが急速に拡大している。
PDFを介した校正や、ワークフローRIPのオンライン入稿・校正・検版機能は、以前から実現されていたが、実際にはそれほど浸透していなかった。校正紙のやり取りに慣れた発注関係者や営業担当者に、新しい業務フローを提案することは容易ではなかったためである。
デザイン制作や出版物の編集制作におけるオンライン校正は、オフィスでも自宅でも校正作業がおこなえ、一斉通知やチャット機能により関係者間のコミュニケーションも容易である。プロジェクト全体の進行状況を共有することもできる。
印刷会社では、印刷入稿から赤字校正・プリフライト・デジタル検版などをオンライン化することで、顧客サービスや納期短縮、品質管理の面で大きな効果を上げることができる。つまり、オンライン校正は印刷ワークフローのDXそのものだと言える。
実際にオンライン入稿・校正に移行した印刷会社のほとんどが、社内業務の大幅な効率化と顧客サービスの向上を実現しているという。クライアントからの評価も高いようだ。
印刷物特有の色校正をどうするかは、引き続き課題とされるだろう。しかし、コロナ禍が収束したとしても、オンライン校正が印刷ワークフローのスタンダードとして、このまま定着することは間違いないといえる。
(JAGAT 研究調査部 千葉 弘幸)
稼働実績の見える化から改善成果の見える化へ
正確な稼働実績の把握(見える化)をベースとした改善活動の進め方について、標準作業手順、標準工数、スキルマップなどをキーワードに議論する。
テレワーク時代のオンライン校正
国内ではテレワークが急速に広まる事態となっている。印刷業界に限ると、校正業務のオンライン化が急務となっている。
激変の始まった出版界の現在と行方を探る
~従来出版から電子書籍、そしてデジタル印刷まで~
基本から理解するカラーマネジメント
近年、画像データの生成はデジタルカメラが主流になり、RGBワークフローも当たり前になった。また、デジタル印刷は、オフセット印刷の校正用、あるいは最終印刷物として日常的に使用されている。
デジタルで進化するRGB印刷と多色印刷ビジネス
印刷関係者であれば、モニター画面の鮮やかなカラー画像を、印刷物として再現できないことは理解されているだろう。しかし、一般の人々(印刷発注者)は、画面で見たとおりの色を印刷し、再現して欲しいと願っている。
6/1 デジタルで進化するRGB印刷と多色印刷ビジネス
3/16 進化したオンライン校正 ~テレワーク時代の印刷ワークフロー
セミナー名:進化したオンライン校正
開催日:2021年3月16日(火) 15:00-17:00
参加費:一般:15,400円(税込)/JAGAT会員:11,000円(税込)/印刷総合研究会会員:無料
お申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
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進化したオンライン校正 ~テレワーク時代の印刷ワークフロー
印刷物制作過程における校正紙のやり取りは手間や時間がかかるなど、短納期化のネックとなることが多かった。場合によっては、多数の関係者に回覧する必要があり、校正作業が進まないこともあった。しかし、テレワークが浸透したことで、印刷物制作においても校正業務のオンライン化が急務となっている。



