稼働実績の見える化から改善成果の見える化へ

掲載日:2021年8月18日

正確な稼働実績の把握(見える化)をベースとした改善活動の進め方について、標準作業手順、標準工数、スキルマップなどをキーワードに議論する。

オペレータによるバーコードやシステム画面への実績入力は、うっかりミスなどのエラーをゼロにはできないし、改善のためのデータを取得しようと細かい作業状況のデータを取ろうとすると操作が煩雑になってしまう。

こうした課題を大きなコストをかけずに解消するツールが登場しつつある。製造機器から直接、稼働実績を取得し、クラウド上に実績データを蓄積し、わかりやすいビジュアルで分析結果を表示することができる。

一方で、精緻な実績データが取得できたとしても、人員や時間に余裕のないなかで、業務を行いながら改善活動に取り組むことは容易ではないし、上からのやらされ感だけでは継続した取り組みは難しい。

本研究会では、稼働実績の取得ツールとして(株)ホリゾンの「iCE LiNK」を取り上げる。ポストプレスは典型的な労働集約の現場であり、かつ製造工程の最後に位置するため効率的な稼働よりも納期最優先の対応となっていることが多い。しかしながらコロナ収束後は人手不足も想定され、自動化だけではないスマート化を実現するツールとして期待される。

また、現場に寄り添う改善活動サポートを続けている(株)トークから、標準作業手順と標準工数、スキルマップの作成方法とそれらを活用した改善活動の進め方について伺う。
①稼働実績の見える化、②作業の標準化、③標準工数の設定、④スキルマップの作成、⑤改善目標の設定、⑥改善成果の見える化、⑦人事評価への反映といった改善プロセスについて、具体例を交えて話を聞く。

2021年9月7日(火) 14:00-16:00 定員50名

開催形式

オンライン:Web会議ツール「Zoom」を使用します。

参加費

15,400円(税込)、JAGAT会員 11,000円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで
→自社が研究会メンバーか確認する場合は、こちらのフォームからお問合せください。

稼働実績の見える化から改善成果の見える化へ

 【1】オリエンテーション             
                                                                                                                          14:00~14:15

       日本印刷技術協会 研究調査部 花房 賢

 

 【2】ポストプレスのスマート化を実現する「iCE LiNK」         
                                        14:20~15:00

株式会社ホリゾン 開発部  木谷 孝則 氏

 

 【3】標準作業手順と標準工数、スキルマップの作成方法とそれらを
    活用した改善活動の進め方       
            15:05~15:45  

 株式会社トーク 代表取締役 山本 徳太郎 氏

 

 【4】質疑・ディスカッション                   
                                                                                                                         15:45~16:00
 

 

申込み

    当セミナーの受講受付は終了いたしました。ありがとうございました。   

留意点

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