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page2023出展を自社のDX施策のきっかけに

コロナ禍の2年半を経て、リアル展示会に対する風向きは明らかに変わってきた。


展示会はかつての姿に戻っている

page2023」(2023年2月1日(水)~3日(金)@サンシャインシティ)リアル展示会の出展申込み状況は、前回page2022に比べて、社数・小間数ともに増加の見込である。新規の出展企業もさることながら、page2021、page2022では出展を見送った、あるいは小間数を減らしての出展であった企業が、コロナ禍前のpage2020の出展規模に戻してお申し込みいただくケースが増えている。リアル展示会に対する明らかに前向きな雰囲気を感じる。 9月以降に東京ビッグサイトなどで実施されたいくつかのリアル展示会に参加してきたが、どの展示会も盛況で、活気に満ち溢れており、かつての景色を取り戻しつつある。来月開催のIGAS2022もぜひ盛り上がってほしい。そしてその勢いがpage2023に繋がってほしいと切に願う。

展示会をリード獲得の場と割り切る

展示会へ出展する企業としては、来場者が増えれば、それだけビジネスチャンスは広がる。しかし昨今、初めてブースを訪れた来場者が、その企業の製品を購入する事はないだろう。出展企業としては、あくまで展示会出展をリード(見込顧客)獲得の場と割り切り、獲得したリードを出来るだけ多く案件に繋げていくことを重視すべきである。 一方、来場者は1つのブースに(強制的に)長時間滞在せざるを得ない状況は望んでいない。したがって多くのリードを獲得しようと、自社ブース全体をセミナー会場のようにしてしまうと、あまり効果が得られない上、デモを行っていない時間帯は来場者に素通りされてしまい、安定した集客が出来ない傾向にある。来場者を惹き付けるキャッチコピーや装飾などの演出で、自社ブースに来場者が自然と入ってくるような形が理想である。

顧客情報を属人化させない工夫を

リードを案件に繋げるためにMA(マーケティング・オートメーション)ツールの導入している企業もあるだろう。MAを導入することで、自社のリードの見極めや育成活動がデジタル化され、営業担当者が営業活動を効率的に行うことができる。しかしその前に、まずリードを集める集客活動が必要である。中小企業においては、営業担当者がこの集客活動から商談、受注後のフォローまでを一人で担当しているケースが多い。その結果、担当者が疲弊し、顧客リストを放置して失注となるケースが散見される。中小企業がMAツールを導入してもうまく使いこなすことができない要因は、ここにある。したがってまずは、展示会で獲得したリードを全社で共有することからスタートしてみてはいかがだろうか。
筆者は前職においてBtoB営業の経験があるが、「自らの足で稼いだ名刺を社内で一括管理する」ことには正直抵抗がある(というか、当時であれば考えられない)。しかしその結果、有力見込みとなる会社に別々の営業担当者がそれぞれ営業をかけるという、非効率な状況が数多くあった。時代は変わり、ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)などの概念も出てきている。マーケティングからセールスまで一気通貫、かつ全社一丸で実施することが求められてきており、そのためにも名刺の一括管理はもはや必須だといえよう。

■DXは、まずは身近な施策のデジタル化から

DX(デジタル・トランスフォーメーション)という概念が生まれて久しいが、多くの中小企業が「自社で実施している『DX施策』は何か?」と問われた際に、書類の電子データ保管や工場内へのロボット導入、または訪問営業からオンライン営業への切り替えなどを挙げている。しかし、これらは「デジタイゼーション(アナログ情報のデジタル化)」または「デジタライゼーション(プロセス全体のデジタル化)」であり、DXの本質である「ビジネスモデルの変革」ではない。とはいえ、まずは小さなことからデジタル化施策を行うことが重要であり、労働生産性を高めていくことに注力すべきである。展示会出展が身近なDX施策の第一歩となれば幸いだ。

(CS部 堀 雄亮)

page2023のオンライン展開について

page2023は2023年2月1日(水)~3日(金)に東京・池袋サンシャインシティでリアル展示会を開催する。オンライン展開はどうなるか?

1社平均270名の参加者を集めた「オンラインスポンサーズセミナー」を継続

page2023では、前回のpage2022で実施した「オンラインスポンサーズセミナー・製品紹介」プランを継続して実施する。オンラインスポンサーズセミナーは、協賛企業の主催セミナーをpage2023特設サイトから配信し、期間はpage2023リアル展示会の開催直前からJAGAT主催のカンファレンス・セミナーの実施期間の12日間を予定している。オンデマンド配信の形式で、事前に視聴登録を行った方は、配信期間の間、いつでもどこでも自分の好きなタイミングでどのデバイスからでも視聴できる。また、途中で視聴を中断し、再度視聴することや、同じセミナーを期間中何度でも視聴することも可能だ。さらに配信期間中は、登録されているすべてのセミナー、製品紹介の動画を視聴することが出来るので、興味あるセミナーの開催時間が重なることもない。前回page2022オンラインスポンサーズセミナー・製品紹介では、視聴登録者の半数以上が4本以上の動画を視聴していた。

(page2022オンラインスポンサーズセミナー・製品紹介 参加者アンケートより)

一方、セミナーを開催する企業側から見れば、会場のキャパシティに左右されるリアル開催に比べ、より多くの参加者情報(いわゆるリード)を取得することが出来る。前回page2022では、1動画平均270名弱の視聴があった。オンラインでの参加者は、移動の手間や、決まった時間に予定を合わせて参加するリアル会場で開催するセミナー参加者に比べて中身が薄いと言われがちだが、全く興味のない参加者が視聴することは無い。参加者と会場で直に接することはできないが、得られたリードをしっかりフォローして、その後の商談につなげていくことが肝要だ。


リアル展示会出展時のPR動画をwebに

また前回page2022と同様に、オンライン上で自社の製品、サービスの紹介動画を配信する「オンライン製品紹介」プランもご用意している。オンライン製品紹介プランは、IPアドレスの獲得にとどまる自社webサイトでの配信と異なり、動画を視聴した人の名刺レベルの情報を得ることが出来る。また参加者側も、60分前後のセミナーに比べて、5分前後の製品紹介動画であれば、視聴におけるハードルは低くなることが想定され、実際、前回の視聴者の大半が、セミナー動画と併せて製品紹介動画を視聴していた。動画の提供に際しては、手の込んだコンテンツを用意する必要はなく、テストマーケティングの一環として、1分程度の短尺の動画をご用意いただいても構わない。またリアル展示会にご出展いただく企業であれば、展示会場で放映する動画コンテンツを、こちらにも配信し、リアル展示会に来場していないリードも得ることが出来る。上述したオンラインスポンサーズセミナーのプランと同様に、製品紹介プランにもリアル展示会出展企業割引が適用される。その他協賛のメリット、プランや価格の詳細は、個別のオンライン相談会を毎日実施しており、解説させていただくので、ぜひご参加いただきたい。

(CS部 堀雄亮)

page2023は新企画が目白押し

2023年2月1日(水)~3日(金)の3日間、東京池袋・サンシャインシティで開催する。まだ「かつての日常」が戻っていない中、イベントはどうあるべきかを考える。


展示会場に新企画ゾーンを複数設置

今回で36回目を迎える国内最大規模の印刷・メディアビジネスの総合イベント “page2023の出展募集を開始した(開催概要の詳細はこちら)。
page2023では、より多くのそして新たな来場者をお迎えすべく、新企画ゾーンを複数設置する。具体的には現在、「動画」「デザイン・紙加工」「SDGs」を予定しており、また前回に引き続き「マーケティングソリューションゾーン」も設置予定である。こちらに関しては、個別での詳細説明もオンラインで行っているのでお気軽にご相談いただきたい。(新企画ゾーンの詳細個別説明会の申込はこちらから。)


page2022で成果を得られたオンライン展開を継続

前回 page2022 にて実施したオンライン上での出展プランとなる「オンラインスポンサーズセミナー・製品紹介」も前回と同様に実施する(予定)。
page2022のオンライン展開は、page2021オンライン展示会よりも機能を絞り、協賛企業の動画コンテンツのみを視聴できる形であったが、オンラインスポンサーズセミナー5本(5社)、製品紹介10本(8社)の計15本の動画の延べ視聴者は4,042名、累積pv数は38,755pvであった。page2021オンライン展示会では、オンライン展示会の来場登録は行ったものの、オンライン展示会のサイトを訪れない人が3割近くに上ったが、page2022では93%が何らかの動画を視聴し、かつ85%が複数企業の動画を視聴していた。オンライン上の来場者そのものは減少したが、出展(協賛)企業1社あたりのリード獲得数は増加し、また来場者アンケートでも、サイト内の回遊性などは一定の評価を得ることが出来た。

展示会における「密」は見た目ではなく中身

前回のpage2022は、 年明け直後から感染が急拡大し、「まん延防止等重点措置」の期間中の開催となった結果、 実施した直近のリアル展示会であるpage2020に比べて来場者は大幅に減少した。あれから半年あまり、今年の春先に東京ビッグサイトで行われていたイベントでは、最寄り駅に人が溢れ、来場者受付に行列が出来ているイベントもあった。しかしイベントのテーマ次第で来場者数が異なっており、必ずしも「かつての日常」が戻ってきたとは言いがたい。
余談になるが、昨日閉幕した第104回全国高校野球選手権において、優勝したチームの監督さんが優勝インタビューの中で、今の高校3年生の状況を「青春ってすごく密。でもそれを全部駄目だ、駄目だと言われながらも諦めないで活動してきた彼らに拍手を送ってほしい。」という趣旨を語っていた。
pageイベントもすごく密であった。それが35回連続で開催できた要因の一つであった。しかしそうすることが難しくなった結果、page2021は中止、page2022は来場者が激減した。どうにもならなかったこの2年を思うと、この言葉は身に染みた。まだ「かつての日常」が戻ることが考えにくい状況でのpage2023の開催に際し、参考にしたいデータがある。
前回page2022の来場者属性において、経営者層の来場比率が大幅に増加した。県外の移動が制限される中、社員の来場を見送らせる代わりに社長自ら、そして一人で来場されるケースが多かったのであろう。結果としてpage2022の出展企業からも「来場者は減ったが、決定権を持つ人と長時間面談が出来た。」という意見をいただいた。

自らのコロナ感染で分かったwithコロナでのイベントのあり方

またこれも余談であるが、実は私自身も先月、コロナ陽性となった。同居している小学生の息子からの感染と思われるが、息子は前日まで全く症状が無く、朝起きたら高熱と咳が出ていて、病院に行き、陽性と診断された。ちなみに前日息子と接触が少なかった妻と長女は陰性だった。
イベント事務局として、感染対策はこれまで通り講じるが、無症状者の来場を制限することは正直不可能である。したがって残念ながらpageイベント初日に無症状だった来場者や出展企業の担当者が、2日目以降に発症し、陽性が発覚する可能性も十分に考えられる。しかし同居家族ですら、接触の度合いで感染が防げるのであれば、展示会場内においては、出展社と来場者がマスクをして十分に距離を取っていれば、感染する可能性は限りなく少ないのではないかと考える。そしてそのように思える人が来場する一方で、そうでない人は来場を見送るのではないだろうか。そしてこうした判断を事前に行うになったことが「新しい日常」であり、したがってイベント事務局としては、来場するか否かの判断に際し、「これは行ってみたいと思わせるイベント」にすることが重要と考え、その為に新たな企画ゾーンを立ち上げた。来場者にとって関心の高いと思われるテーマを今後も増やしていきたいと考える。またリスクを取れないいわゆる「冷やかし」の来場者が減ることは、出展企業にとっても有力なリードが増えることにつながり、結果として有意義なイベントになる。
大事なのは展示会場の見た目の密ではなく、中身の濃さであり、これこそが新しい日常におけるイベントの価値であると考え、半年間準備していきたいと思う、

(page事務局 堀雄亮)


page2022 開催報告

page2022の報告書をまとめましたので、こちらにご報告いたします。また次回page2023についてもお知らせいたします。


<開催概要>
名称  :page2022
主催  :公益社団法人 日本印刷技術協会
後援  :経済産業省ほか
会期  :2022年1月31日(月)~2月10日(木)
 プレセミナー           :1月31日(月)
 基調講演             :2月1日(火)
 リアル展示会           :2月2日(水)~4日(金)
 オンラインカンファレンス・セミナー:2月7日(月)~10日(木)

会場:サンシャインシティ展示ホールB/C/D
テーマ  :「リセット・ザ・フューチャー」
入場料  :無料(来場事前登録制)


<オンラインカンファレンス・セミナー>
実施セッション数             :12本
プレセミナー               :1月31日(月)14:00~16:10
基調講演                 :2月1日(火)14:00~16:00
オンラインカンファレンス・セミナー(10本):2月7日(月)~10日(木)
総視聴者数                :853名

(page2022プレセミナー・基調講演・オンラインカンファレンス・セミナープログラム)

<リアル展示会>
出展規模:125社460小間
来場者数:7,672名(来場者受付通過人数)
 2月2日(水):2,234名
 2月3日(木):2,474名
 2月4日(金):2,984名


<来場者属性>
このpage2022来場者データは、来場登録の際に実施する属性確認を基に、データの収集を行っているものである。

①業種

印刷業の方の割合が半数を超え、印刷関連メーカー・ベンダーを合わせるとおよそ7割となる。


②職種

経営企画層の来場が大幅に増加した。


③役職


経営者層の来場が増加し、役職者層の来場が5割を超えた。


④都道府県別

まん延防止等特別措置の期間中と言う事もあり、都道府県間を超えた移動を控える傾向が顕著となった結果、「東京都」の来場者が8割を超え、これまでよりも20ポイント近く上昇した。

次回page2023について


日程:2023年2月1日(水)~3日(金)
場所:サンシャインシティ

次回page2023は、これまで通り2月第1週にサンシャインシティでのリアル開催いたします。2024年度以降につきましては、開催時期の見直しを検討しつつ、リアルとオンラインの最適な融合を模索してまいります。

(CS部 堀雄亮)


page2022開催のご報告

 

page2022が無事開催しました。

集客はコロナの影響で、例年に比べれば入場者が少ないのですが、

皆さんからは「こういう時期だからこそ頑張ろう」と

励まされています。

 

page2022会場では、

コロナ対策に関して、最善を尽くしておりますので

久々のリアルpageに是非ご参加ください。

お待ちしております。

 

(JAGAT専務理事 郡司秀明)

 

【page2022 Webサイト】

ぶち当たる壁を乗り越え勝ち残る印刷会社になるために

来るべくアフターコロナに向けて、page2022オンラインカンファレンス・セミナーではキーワードとして「新規事業創出」と「マーケティング」を取り上げる。

 

印刷会社における新規事業の最終到達点とは

新たな収益モデルを構築すべく、新規事業について真剣に考えている印刷会社が増えている。しかし、既存業務との掛け持ちによるジレンマや、新しいことに対するアレルギーから社内理解を得られずに先延ばしになっているケースは多い。

「新規事業に取り組むにあたり、社員全員に社長の考えを理解してもらおうと思ってはいない。」

page2022オンラインカンファレンス・セミナーのS1「新事業開発でぶち当たる壁をいかに乗り越えたか(2月7日(月)16時~)」に登壇する glassy株式会社代表取締役社長の工藤太一氏はそう語る。事業承継を経て、事業再建に取り組む過程で工藤氏は自社の強みを再定義し「社内報」事業に活路を見出した。昨今、全くの異業種の新規事業へのチャレンジがメディアに取り上げられ、そうした取り組みに対する国からの支援もあるが、誰も思いつかないような斬新なアイデアを生み出すことは容易ではない。一方、既存事業の延長でビジネスのヒントを見つけられたとしても、専門特化しきれずに事業を打ち切ってしまうケースも少なくない。新規事業に取り組む過程で、社内間の新規事業に対する思いの違いや、組織間の壁を経営者としてどう乗り越えたのか。また印刷会社における新規事業の最終到達点は?当セミナーでぜひ解を見つけていただきたい。また、多くの印刷会社の新規事業開発を支援しているバリューマシーンインターナショナル代表取締役社長の河島氏からは、新規事業の具体的な進め方、社内外の協力体制の構築について、豊富な事例を交えながらわかりやすく解説する。

 

印刷会社がマーケティングに取組むということ

マーケティングが重要なことは多くの経営者が理解しているはずだ。しかし取り組んでいるというマーケティング施策があまり機能せず、形骸化してしまうことは少なくない。

「マーケティングオートメーションツールを導入することや、マーケティング部門を設置することでマーケティングに取組んでいると思っている企業のなんと多い事か。」

耳の痛い言葉だが、page2022オンラインカンファレンス・セミナーのS2「勝ち残る印刷会社のマーケティング戦略(2月8日(火)13:30~)」に登壇するシンフォニーマーケティング株式会社代表取締役社長の庭山一郎氏が指摘するのは、各社のマーケティング施策が、部分最適にとどまってしまっているという点だ。 ではどうするか?それは経営者の考え方を根本的に変えなければならないという。自社の事業ドメインを見つめ直し、自社の製造する印刷物の価値を高める。そのために組織を変え、人も育てる。これからの時代を生き残る印刷会社になるために必要不可欠な全体最適のマーケティングへの向き合い方とは?page2022基調講演で啓蒙を

また2月10日(木)10時30分~は、「ビジネスのタネの見つけ方、つくり方、育て方」では、様々な実例をもとに、解説する。一貫して視聴いただくと効果もあるのではないか。

 

 

【page2022 関連セミナー】
[S1]新事業開発でぶち当たる壁をいかに乗り越えたか
    ~社内報で切り開いた変革事例から学ぶ~

[S2]勝ち残る印刷会社のマーケティング戦略

工場改善に必要なビジョンとリーダーシップ

ビジョンなきシステム開発に学ぶ改善活動

工場改善や標準化の推進においては、ビジョンが必要だ。2021年9月発足のデジタル庁が挑む重要テーマの一つに地方自治体のコンピューターシステムを共通仕様にする「標準化」があるが、日本経済新聞電子版( 2021年8月22日 )によれば、実態は惨憺たるもので住民の氏名や住所などの基本データの保存法すらそろっておらず、ご当地仕様が乱立する。開発した業者しか保守管理できず、コストも高止まりしやすい。「昭和」の名残が色濃いシステムでは、デジタル行政の実現は遠いという。各自治体がバラバラにシステムやしくみを作った結果だ。国としてのビジョンやリーダーシップの欠如だといえる。

リーダーシップはスキルとして捉える

工場改善活動を推進するためには、プロジェクトをけん引するリーダーシップ能力の高い人材が鍵を握る。リーダーシップは、スキルである。工場改善をサポートするコンサルティングファームのコンサルソーシング株式会社によれば(2018年8月26日ブログより)

リーダーシップとは、方針を理解し進むべき道を示し、メンバー個人の能力を引き出し活かし、高い組織力とより良い風土をつくることとある。

リーダーシップは、

①組織が向かうべき道を描き、見せること

②一人ひとりの能力を引き出し、活かすこと

③組織能力をつくり出すこと

④よい組織風土をつくること

⑤異常の見える化と予防管理を行うこと

そのスキルは、

「聞く力」「示す力」「気づく力」

改善活動を推進するリーダーは、組織が向かうべき道を描き見せること、ビジョンを見せて、メンバーや周囲の話を聞き、課題解決の方向を示し、やり遂げるために現場の問題に気づく力が必要だ。今回のpage2022セッションでは、印刷工場の改善活動と多能工化をテーマした講座も開催される。人員確保も難しく、生産効率アップと働き方改革への取り組みが必須の課題となる中、改善活動とその延長線にある多能工化への取り組みを学ぶ講座となっている。考え方を解説し、実務に携わる印刷会社の工場長からの事例紹介も予定されている。印刷工場の改善活動促進の機会として役立てて頂きたい。

(JAGAT CS部 古谷芸文)

S3:印刷工場の改善活動と多能工化

page2022オンラインカンファレンス・セミナー

S4:カラーマネジメントの最新トレンド

2022年6月開講【オンライン】印刷工場長養成講座

page2022リアル展示会会場における感染症拡大防止対策について

2月2日(水)~4日(金)に東京・池袋のサンシャインシティで開催予定のpage2022リアル展示会における、感染拡大防止対策についてまとめました。


1. 主催者として実施する感染症拡大防止対策
  ・来場者へのマスク着用の徹底/会場入口での検温の実施/手指消毒液の設置
  ・適切な身体的距離を保つための表示等の設置
  ・三密回避の注意喚起サインの設置/館内アナウンスの実施
  ・入場口を限定しての入場管理
  ・適切な館内滞留人数の把握と入場制限の実施
  ・場内換気の徹底
  ・運営スタッフのマスク着用/手指消毒の徹底(場合によってはフェイスシールド/手袋の着用)
  ・来場者の個人情報の把握


2. 出展社へ依頼する感染症拡大防止対策
  ・説明員の連日の検温実施(37.5℃以上の方は入館いただけません)
  ・マスク着用と手指消毒の徹底(場合によってはフェイスシールドや手袋の着用)
  ・各ブースでの高頻度接触部位や運営ツールの消毒

以下は推奨事項
  ・説明員/運営スタッフ/施工スタッフの名簿の作成
  ・適切な身体的距離を保つための表示の設置やブース運営
  ・商談カウンターなどでの飛沫拡散防止対策

当協会として、最大限の感染対策を施し、リアル展示会の運営を行ってまいります。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

(page2022 事務局)

JAGAT大会2021とpage2022でマーケティング理論を実践へ

今年度の「JAGAT大会2021」は2021年11月25日にオンラインで開催する。

より多くの印刷およびメディア関連事業に携わる皆さまに弊会コンテンツを提供するべく、広く一般の方々にもご参加いただけるオンラインイベントとした。JAGAT会員企業様及び印刷総合研究会会員様は無料で聴講可能です。 https://www.jagat.or.jp/jagat_convention2021

先進事例を自社に置き換えて考える

JAGAT大会2021オンラインでは「page2017」の基調講演に登壇したロン・ジェイコブス氏の「afterコロナを見据えた印刷業界」をテーマにした基調講演と、その講演内容についてのディスカッションをするという構成である。今回特にディスカッションに重きを置くべく、講演部分を2つに分け、それぞれに解説とディスカッションを加えて2部構成としている。アメリカの事例を聞いてふーん、で終わるのではなく、解説とディスカッションを経て、自社に置き換えて考えるきっかけにしていただきたいという想いから構成を変更した。

そして考えて終わりではなく、行動に繋げていただくべく、page2022(2022年2月2日~4日@サンシャインシティ)でも様々な企画を用意した。まず展示会場に「デジタルマーケティングサービスゾーン(仮称)」を設置する。ここではデジタルマーケティング関連サービスを展開する企業を広く集めるだけでなく、マーケティングを市場の創出、顧客の創造と捉えて、幅広い業種から様々な製品、サービスを集める予定だ。

印刷関連企業の新たなチャレンジをサポート

また今回のpage2022においては、貴社の製品・サービスなどの紹介動画コンテンツを配信しその動画の視聴者情報(リスト)を得ることが出来る動画配信プランもご用意している。このプランに、テーブルブース出展を組み合わせたセットプランを設定した。テーブルブースは、通常の出展小間とは異なり、カウンター形式のミニブースであるが、ブース説明員の人員を最小限に抑えることができる。リーズナブルな出展料金と合わせて、新規の出展企業にとっては最適な出展プランである。

JAGAT大会で学びpageで行動に

マーケティングは概念だけを学んでもあまり効果は無く、実務での試行錯誤が必須である。敏腕マーケターであればあるほどトライアンドエラー、そして「テストマーケティング」を繰り返し、最適解を見つけ出す。これまでのJAGAT大会は企業トップにご参加いただくことが多かったが、今回は無料でオンライン視聴が可能となるので、ぜひ社歴の若い方にもご視聴を促していただきたい。そして新規事業開発のようなチャレンジのきっかけと、それを実行に移すテストマーケティングの場を与えていただきたいと思う。コロナ化を乗り越えつつある今だからこそ、若い力の新たな発想や行動力に期待しても良いのではないか。

(CS部 堀雄亮)

印刷会社の自社製品・サービスをpage2022でPR

JAGATでは「page2022」を、2022年2月2日(水)~4日(金)の3日間、
東京・池袋サンシャインシティにて、開催いたします。 それとともに、前回page2021にて実施したオンライン展示会につきましては、 「ビジネス直結」を最優先に考えたオンラインでの展開を行います。

昨年の実績と経験を踏まえブラッシュアップしたオンライン展開

内容を簡単に申し上げますと、今回はご協賛いただく企業様の動画コンテンツを配信し、その動画の視聴者情報(リスト)をお渡しする形になります。リアル展示会のご出展企業であれば、製品動画1本をご用意いただければ、展示会出展1小間分ほどの費用で、御社動画コンテンツの視聴者情報が取得が可能となる。

印刷会社様が出展しやすいオンラインイベントに

そして今回、特に印刷関連企業の皆様にご出展いただくべく、自社セミナーの開催プランに加えて、企業紹介及び製品紹介の動画プランもご用意した。自社紹介の動画であれば、ご用意されている企業も多く、またもし用意が無くても、安価で簡単に動画作成が可能となるサービスも多数存在している。そうした動画をご用意いただければ、page2022期間中に誰が動画を再生したかが分かる仕組みとなっている。リスクとコストを削減し、リアル展示会と同様の効果が得られます。

つきましては、こちらの詳細についての、
事務局からご説明を各社様個別に相談会をオンラインにて行います。

こちらの相談会の参加をご検討する企業様におかれましては、添付ファイルをダウンロードいただき、必要事項をご記入いただきお送りいただきたい。

(JAGAT page事務局)