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page2019セミナーは課題解決のヒントやスキルの習得を目的に16本の多彩なテーマを取り上げる

セミナー(16本)
pageセミナーは「今」抱えているさまざまな課題解決のヒントや、すぐに役立つスキルを身につけることが目的となる。page2019ではノウハウの取得とスキルアップを目指し、16本の多彩なテーマを取り上げる。

page2019ではノウハウの取得とスキルアップを目指し、16本の多彩なテーマを取り上げる。「ビジネス創出」「営業・企画」「デザイン・制作」「現場のトラブル対策」の4分野から構成する。page2019のテーマである「デジタル×紙×マーケティング」を念頭に置き、セミナーは「強みの掛け算」に焦点を当て、印刷会社が本来持っている強みと新たなノウハウを掛け算することで、顧客を支援する方法やビジネス創出のヒントを紹介していく。

ビジネス創出
 印刷企業が受注型から請負型へ脱却を図るために必要な、ビジネスを創り上げる手法や方策について紹介する。
  
【S1 】紙媒体の成果アップ!紙と連携するWeb動画の企画制作法
印刷ビジネスの価値向上の手段とし注目されている動画活用。ハイクオリティではなく、DMやチラシの効果をアシストするための、コストをかけない「必要にして十分」な動画の企画と作り方を紹介する。

【S2】スモールスタートから成功へ導く新サービス開発手法と実行プロセス
自社の事業特性や強みを掘り下げ新しい印刷ビジネスアイディアを発想する方法から、経営リスクを抑えつつ成功確率を高めるための「スモールスタート」の重要性と実行プロセスを解説する。限られた経営資源を活用して新事業を立ち上げた印刷会社の実践事例と新たな挑戦も紹介する。

【S3】動画のクロスメディア活用による効果的な地域プロモーション
印刷会社が地域で長年培ってきたネットワークや情報など印刷業の強みを活かした地域プロモーションについて、近年の動画・映像事情、環境変化を踏まえながら、非マス・デジタル・スマホ時代に対応した地域PR動画の企画方法を紹介。また、動画、紙、地域イベントの連携による印刷会社の新たな可能性について考える。

【S5】「SNS×地域プロモーション」~効率的な情報発信と効果的な集客手法~ 
地域資源のPRや観光地への集客支援にSNSの活用は欠かせない。SNSの発信に最適な情報コンテンツの見つけ方や国内外のターゲットへピンポイントで訴求する方法を紹介。国内外から地域へ集客するSNS、地域から観光地へ誘導する地域誌、SNS映えで口コミを広げるためのパネルやPOP等、SNSと紙媒体の連携による地域プロモーションのあり方についても考える。

【S11】シニアに響くマーケティング施策~シニア市場の現状分析と可能性~ 
少子高齢化が加速する状況において、シニア層をターゲットにしたマーケティングがこれから必要になってくるだろう。現段階ではシニア層と紙は親和性が高く、さらなる開拓の余地がある。また、シニアに対しても全体的なテーマである「デジタル×紙×マーケティング」の可能性が見込める。シニアマーケティングの現状やその手法について紹介する。

営業・企画
 印刷営業の基本ノウハウを軸に、Web案件の受注法、日常の顧客対応力、DM企画・制作、チームマネジメントなど、印刷営業が現場で直面するシーンを想定し、深堀りした内容の営業・企画関連のプログラムを企画している。

【S4】DMの企画・立案・制作の裏側
マーケティングデータと絡めたプロモーションメディアとしてのDMの訴求力は、ますます見直されている。そこで具体的にDMを制作する上でのポイントを聞く。このDMはどうやってできたのか? なぜ成功し、なぜ失敗したのか? DMの企画・立案・制作の背景まで解説をする。

【S8】顧客から選ばれる印刷営業 ~日々の営業活動こそビジネスチャンスを広げる~
日々何気なくこなしている顧客接点こそ“宝の山”。こまめな情報提供、心地よい進行管理、納品後の評価伺いなど、もう一歩顧客との関係を深めることで、選ばれる営業になる。顧客関係性を強化する手法から、組織営業力の強化までを紹介する

【S10】プロモーションの仕組みづくりと営業提案手法
プロモーションの仕組みづくりから提案することで、顧客の成果に寄与し、さらに販促物の複数受注を実現することで、自社の売り上げにもつながる。本講座はターゲットの特性や行動に応じた適切な販促物の組み立て方から、それに必要なヒアリング、顧客に必要性を理解させるための提案手法を紹介する。

【S12】印刷トップセールスマンへの道~中長期的に結果を出し続けるために~
価格競争が激しさを増す厳しい環境下において、印刷会社にとって営業は付加価値の源泉である。既存顧客を減らさず、売上確保への対策が必須であり、営業力の強化は欠かせない。本講座は、一時的な結果ではなく、中長期的に結果を出し続ける営業力強化法のポイントを、経験・実績豊富な講師が分かりやすく伝授する。

【S14】ここを押さえておけば大丈夫!Web受注の勘所 ~利益を上げる正しい見積と契約書の作成~
Web案件の営業では、印刷とは違った勘所を押さえる必要がある。特に見積りや契約書の理解がないと利益が確保できないどころかリスクを負うこともある。本講座では、Web営業に最低限必要な「技術や基礎知識」「案件を遂行する制作体制の組み方」「リスクを事前に回避する見積書と契約書の重要性」について学ぶ。

【S16】成果を上げる!営業と制作のハッピー・リレーションシップ
多くの印刷会社で問題となる営業と制作のリレーションシップ。ここに問題があれば、顧客満足度を上げ、成果を得ることが難しくなる。“顧客第一主義”という美辞麗句では解決できないこの問題を、営業と制作、お互いの立場や考え、そして果たすべき役割を知り、社内・顧客共に満足度を上げる方法のヒントを学ぶ。

デザイン・制作
印刷ビジネスにおいてデザインの重要性が増し、人材育成の重点テーマとしてあげられることも多い。デザインの基本セオリーから印刷加工表現技法まで、印刷を軸にしたデザインのあり方を紹介する。

【S7】デザイン設計の基本セオリー part1デザインの基本、配色とビジュアル効果編
基本的なデザインの考え方を事例やパターンにより解説し、効果的な配色ルールの基本を学ぶ。人々の心をつかむ絶妙な配色は、仕組みとコツさえ理解すればできるようになる。心理的側面や役割、機能も解説する。

【S9】デザイン設計の基本セオリー part2型から学ぶ、レイアウトデザイン編
デザインの完成度が高めるためには、情報を整理し、表現として再構築する必要がある。デザインの各要素の扱い方やレイアウト技法などの基礎知識とともに、デザインの発想力を高めるコツを解説する。

【S13】デジタル印刷&加飾技術を活かしたブランド展開と製品開発プロセス
デジタル印刷技術は、人の五感に訴え、高い価値を生む可能性がある。重要なことは、マーケティングで技術の強みを活かすことだ。デジタル印刷とデジタル加飾を活用したブランドの立ち上げと製品開発の事例とプロセスを解説する。

現場のトラブル対策
 プリプレスや印刷現場で直面するトラブルやその対策につながるコースを紹介する。

【S6】工場管理再点検、事故防止と効率化で利益創出を「自主的な進め方、目標達成に向けた体制作りのヒント」
印刷現場は,改善の余地がある「濡れ雑巾」であり、現場改善による利益創出の機会がある。事故防止や効率化は、その場しのぎの対応では解決できない。その必要性と現状の把握と改善方法、維持継続の視点で、明日からすぐ実践できる具体例を交えて解説する。

【S15】今さら聞けないDTP・プリプレストラブル対策
印刷物の製作過程で起こるトラブルを防止するためには、出力やオフセット印刷の特性・CMS やPDF など関連技術を踏まえたデータ制作をすることが必要となる。完成度の高い印刷物を製作するために、必ず押さえておきたい基礎知識とトラブル対策について解説する。

※カンファレンス・セミナーの内容は、都合によって講師や内容を変更する場合があります。Webサイトなどで最新情報をご確認ください

2018年の印刷ビジネスを振り返る

2018年の印刷市場は持ち直し傾向と天災の影響で一進一退であった。しかし今後につながる様々な変化の兆しを見つけることができる。2019年を考えるために、2018年について様々な材料から振り返る。

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印刷白書2018

印刷白書2018
印刷産業の現在とこれからを知るために必携の白書『印刷白書2018』
第1部「特集 デジタル×紙×マーケティング」
第2部「印刷産業の動向」「印刷トレンド」「関連産業の動向」
第3部「印刷産業の経営課題」
ご注文はこちら発行日:2018年10月25日
ページ数:152ページ
判型:A4判
発行:公益社団法人日本印刷技術協会
定価:9,167円+税
JAGAT会員特別定価:7,685円+税

解説

印刷産業のこれからを知るために必携の白書『印刷白書2018』。
印刷・同関連業界だけでなく広く産業界全体に役立つ年鑑とするために、「印刷白書」は3部構成となっています。
印刷業界で唯一の白書として1993年以来毎年発行してきましたが、2018年版では創刊の1993-1994年版から2018年版までのキーワードと印刷産業の概況・環境変化・課題の推移を一覧表にしました。
印刷関連ならびに情報・メディア産業の経営者、経営企画・戦略、新規事業、営業・マーケティングの方、調査、研究に携わる方、産業・企業支援に携わる方、大学図書館・研究室・公共図書館などの蔵書として、幅広い用途にご利用いただけます。

第1部「特集」では「デジタル×紙×マーケティング」をテーマとしています。
デジタルと紙を組み合わせてコミュニケーションを行うこと、デジタルマーケティングで生きる紙メディアのあり方などの現状分析と課題解決に取り組んでいます。
第2部「印刷・関連産業の動向」、第3部「印刷産業の経営課題」では、社会、技術、産業全体、周辺産業という様々な観点から、ビジョンを描き込み、今後の印刷メディア産業の方向性を探りました。
印刷メディア産業に関連するデータを網羅、UD書体を使った見やすくわかりやすい図版を多数掲載し、他誌には見られない経営比率に関する調査比較などのオリジナルの図版も充実させました。


CONTENTS

第1部
第1章 特集 デジタル×紙×マーケティング
[プロローグ]「デジタル×紙×マーケティング」で新規ビジネスモデルを創出する
[特集1]デジタル化された印刷メディアの再定義
[特集2]デジタルマーケティングにおける紙メディアの特性
[特集3]「情報のデジタル化」と「情報処理の高度化」で進化するマーケティング
[関連資料]情報流通量/DTP・デジタル年表
[コラム]情報デザインで相手にわかりやすく伝える

第2部
第2章 印刷産業の動向
[産業構造]印刷ビジネスの可能性はどこまで広がるか
[産業連関表]ビッグデータで印刷需要を考える
[市場規模]印刷業の強みを生かした需要創造へのロードマップ
[上場企業]経営強化で収益改善を達成した上場印刷企業
[関連資料]産業構造/産業分類・商品分類/規模/産出事業所数(上位品目)/産出事業所数・出荷額/調達先と販売先/産業全体への影響力と感応度/最終需要と生産誘発/印刷物の輸出入額と差引額/印刷製品別輸出入額/印刷物の地域別輸出入額/印刷物の輸出相手国・輸入相手国/経営動向/上場企業/生産金額(製品別)/生産金額(印刷方式別)/売上高前期比・景況DI/設備投資・研究開発/生産能力/紙・プラスチック/印刷インキ/M&A

第3章 印刷トレンド
[デザイン]デザインの力で印刷・加工技術とマーケティングを結びつける
[ワークフロー]社外とつながる開かれたシステムで全体最適化の実現を目指す
[オフセット印刷]多品種小ロット対応から全体最適化に向けた挑戦へ
[デジタル印刷]デジタル印刷の有効性訴求で市場拡大へ
[包装印刷]水性フレキソ印刷とデジタル印刷の活用が進む
[後加工]本格的なスマート化で進展する印刷と後加工の連携
[関連資料]デジタル印刷/フォーム印刷業界

第4章 関連産業の動向
[出版業界]出版流通の多様化と出版ビジネスの多様化
[電子出版]独自のビジネスモデルで成長する電子コミック
[新聞業界]新聞メディアのデジタルトランスフォーメーションの進展
[広告業界]紙とデジタルの協同で広告メディアはさらに深化する
[DM業界]行動喚起力と顧客データベースの進展による新たな動き
[折込広告他]活用シーンの変わる折込広告と地域接点としてのフリーペーパー
[通信販売業界]依然としてネット通販が強く市場は7兆円規模へ成長
[関連資料]出版市場/電子出版市場/コンテンツ市場/新聞市場/広告市場/通販市場

第3部
第5章 印刷産業の経営課題
[地域活性化]人口減少と高齢化を見据えた政策動向と地域活性ビジネスの方向性
[経営管理]「見える化」で数字を共有し意識改革と収益の改善を図る
[クロスメディア]コミュニケーション手段としての動画利用の進展と付加価値
[デジタルマーケティング]個人による情報発信とマイクロインフルエンサーが影響力をもつ時代へ
[デジタルイノベーション]ビジネス、メディア、ソーシャルの3方向に進化するAI・SNS・VR
[人材1]採用案内ツールと体験型インターンシップで企業のブランドを伝える
[人材2]印刷業のビジネスビジョンを実現する「越境人材」
[関連資料]地域活性化/クロスメディア/人材
[コラム]”見えない世界”を克服する学びと気づき/進化を続けるICT活用のビジネスモデル

巻末資料
年表/『印刷白書』年表/主な統計調査の概要/印刷産業&関連団体アドレス/図表インデックス

『JAGAT info』2018年4月号

JAGAT info 2018年4月号表紙

■私の若手社員時代
疑問を持ったら、そのままにせず徹底的に答えを追究せよ
原価管理への疑問が早期のデジタル化対応につながった
共立速記印刷株式会社 代表取締役会長 吉岡 新氏

■特集
印刷ビジネスの動向と展望2017〜2018
強弱入り混じる状況の解釈と変化の方向性を読み解く

■特別企画
page2018カンファレンス報告 デジタル×紙メディア×マーケティングの可能性

■地域活性ビジネス事例研究
「本」による地域活性化、その背景と展開
「本のまち八戸」と「八戸ブックセンター」の試みを事例として

■マーケティング情報
ブロックチェーンと森友問題、その社会と印刷への影響

■技術トレンド/クロスメディア
ライブ配信でモノを売る!
2018年注目の「ライブコマース」の可能性

■技術トレンド/グラフィックス
人事評価と営業プロセスの見える化で次のステップへ

■Education
時代の変化で変わるマーケティングと営業活動

■エキスパート資格
DTPエキスパートに相応しい実技能力とは

■工場見学レポート
技術力プラスαで無限の表現にチャレンジする
2018年 印刷総合研究会 見学会より
株式会社ショウエイ

■デザイン・トレンド
まちづくりの担い手にスポットを当てた
地域×デザイン 2018 ‒まちとまちをつなぐプロジェクト‒

■メディア業界動向
次世代に向け新たな取り組み進展
〜IoTを活用して付加価値創造や働き方改革へ〜
井上 秋男

■森 裕司のデジタル未来塾
CCライブラリを使いこなそう

■デジタル印刷最前線
今年4月、東京に「イノベーションセンター」開設
デジタル印刷のさまざまなアプリケーション活用提案
Xeikon(ザイコン)CEO ブノワ・シャトラール氏に聞く

■DTPエキスパートのための注目キーワード
デザインに関する権利と保護
野尻 研一

■クロスメディアエキスパート試験で役立つメディア課題解決入門
技術の進化で変わるメディア提案
影山 史枝

巻頭言/印刷界OUTLOOK/『JAGAT印刷産業経営動向調査2017』のお知らせ
キーワード2018/西部支社便り/第4期工場マネージャー養成講座のお知らせ
印刷後継者・経営幹部ゼミナールのお知らせ/ニュースラウンジ
印刷営業20日間集中ゼミのご案内/通信教育のご案内/印刷経営ウオッチング
ニューメンバー/消息/『印刷白書2017』のお知らせ

2018年4月15日発行 A4判

「オフセット印刷物(紙に対するもの)」の事業所数は26都府県で第1位

2016年の印刷産業の事業所数(全事業所)は14.3%減、東京、大阪、埼玉、愛知で4割を占める。都道府県別産出事業所数は「オフセット印刷物(紙に対するもの)」が不動の1位となった。(数字で読み解く印刷産業2018その1)

印刷産業(全事業所)の事業所数は、昨年末に公表された最新の調査結果(総務省・経済産業省「平成28年経済センサス‐活動調査 製造業(産業編)」)によれば、2万2140事業所(2016年6月1日現在)で、前回調査の「平成26年工業統計表 産業編」(2014年12月31日現在)に比べて14.3%減となりました。

都道府県別に見ると、東京都が4256事業所(全国の19.2%)と最も多く、大阪府2420事業所(同10.9%)、埼玉県1543事業所(同7.0%)、愛知県1358事業所(同6.1%)と、都市圏が上位を占めています。増加率では47都道府県のすべてで減少し、最も減少幅が大きいのが東京の23.1%減、次いで大阪・佐賀の17.8%減、愛媛の17.3%減となりました。

次に人口に対する事業所数で見ると、東京に次いで、人口78万人の福井が事業所数241で2位となり、以下大阪、京都、長野、岐阜と続いています(下表参照)。福井県は眼鏡の産地として有名で、一番多い事業所は「眼鏡枠」ですが、次に多いのが「オフセット印刷物(紙に対するもの)」の事業所なのです。47位は人口623.6万人の千葉(事業所数472)、46位が914.5万人の神奈川(同743)、45位が山口、44位が鳥取、43位が長崎、42位が滋賀と、下位6県は前回と同じ顔ぶれとなっています。

1月19日に経済センサスの参考表として、「製造業(品目編)における都道府県別上位1~3位品目の産出事業所数及び出荷金額」が公表されましたが、1位「オフセット印刷物(紙に対するもの)」、2位「その他の製缶板金製品」、3位「その他の製造食料品」と例年どおりの順位となりました。

これを都道府県別にみると、「オフセット印刷物(紙に対するもの)」は東京1217事業所、大阪696事業所、愛知436事業所の3都府県合計で産出事業所数の3割強を占めています。この状況は、現在の品目分類となった2008年調査から変わらないものです。ちなみに2016年調査では26都府県で第1位品目、12道県で第2位品目、4県で第3位品目となっています。

印刷産業の事業所が存在しない県は一つもないことからも、印刷産業の裾野の広さがよくわかります。また、東京だけが1位から3位を「オフセット印刷物(紙に対するもの)」「写真製版」「紙以外のものに対する印刷物」と、印刷・同関連品が独占し、東京の地場産業が印刷産業であることが統計からも明らかになっています。

2008年より前のデータを見ると品目分類は違いますが、1位の「平版印刷物(オフセット印刷物)」が突出し、2位以下が半分程度という状況は、1996年ごろから続いています。ただし、1996年の時点では「凸版印刷物(活版印刷物)」が8位、「写真製版(写真植字業を含む)」が19位と、印刷・同関連品の産出事業所が上位30品目に3品目入っていることが大きな違いです。その後、凸版印刷物は徐々に順位を下げ、2007年の27位を最後にランク外となり、写真製版は2000年ごろまで20位前後を維持していましたが、2002年の29位以降はランク外となりました。平版印刷物の1位は1993年から現在まで続いていて、ここからも印刷需要の根強さがうかがえます。

 

JAGAT刊『印刷白書2017』では印刷メディア産業に関連するデータを網羅し、わかりやすい図表にして分析しています。また、限られた誌面で伝えきれないことなどは「数字で読み解く印刷産業」で順次発信しています。

(JAGAT 吉村マチ子)