デザイン制作における生成AIの活用は、クリエイティブ業界に革命をもたらしつつある。従来のデザインプロセスを根本から変え、効率性と創造性の両面で大きな進歩を遂げている。
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「AI」タグアーカイブ
印刷ビジネス2024年の振り返りと2025年の展望
印刷会社経営にとって、コロナ禍による反動増などが消失した2024年は、結果的にアフターコロナを占う試金石の年になった。50人超の印刷経営者の声など、年末時点で見えている材料をもとに2024年を振り返り、2025年を展望する。
印刷会社の強みを活かした商品開発と販路開拓
JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する企業の労働生産性の向上を目的とした「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として選定を受け、その一環として、印刷ビジネスに役立てて頂けるセミナーを提供します。
受講にあたっては、「同時双方向通信による生産性向上支援訓練利用規約」を事前にご確認ください。
印刷会社の独自性を軸にした、競争力の高い商品開発の方法について解説します。また、開発した商品の販路開拓についても顧客目線での商品訴求ポイントの創出と具体的な販売促進手法を学べる講座となっています。
満員御礼 ※定員に達したため申込みを締め切りました
開催日時 ※2日間の講座です
1日目:2024年 8月19日(月) 10:00~17:00
2日目:2024年 8月26日(月) 10:00~17:00
開催形式
オンライン
※本講座は、グループワークや発表など、参加型のセミナーとなっています。
ご発言できる環境下や双方向のコミュニケーションがとれるよう1人1台のパソコンからの
ご参加をお願いいたします。
<カリキュラム>
■ 新商品開発プロセス
・自社の独自性、強みの棚卸
・市場の需要と顧客ニーズの分析
・商品のアイデアの洗い出し
・商品コンセプトの基本設計
・想定ターゲット(ペルソナ)の設定
・商品の事業性価値の仮説検証
■ 商品の販路開拓の仕方
・販路ルートの模索と顧客導線の仮説出し
・現状のPRメディアの導線設計分析と改善ポイント
・営業ツール(Web・アナログ)の作り方
・商品の差別化、顧客に刺さるPRポイントの洗い出し
・顧客反応の分析と改善法
・販路開拓に活用できる最新のAI・ITツール
・プロモーション戦略の立案と実行
定員
15名
生産性向上支援訓練の規定により、会員の方、優先の講座となっております。 一般の方は、限定5枠までとなりますのでご了承ください。 |
受講対象
・営業、企画の方
・AI、Webツールに興味があり学びたい方
受講資格
印刷会社及び関連業界企業に属している社員の方はすべて対象
講師
参加費(税込)
1名 5,500円
申込締切 : 各コース開催日の10日前まで※但し定員になり次第締め切ります。
お申込み 満員御礼 ※定員に達したため申込みを締め切りました
■ Webからのお申込み
必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
■ FAXでのお申込み
お申込書をプリントアウトし必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3168までFAXにてお送りください。
■ 参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
● 研究会・セミナーのZoomウェビナー参加方法のご案内
● セミナーお申し込み後の流れについて
【内容に関して問い合わせ先】
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
研究・教育部 セミナー担当 電話:03-3384-3411
【お支払いに関して】
管理部(販売管理担当) 電話:03-5385-7185(直通)
公益社団法人 日本印刷技術協会
日々のアップデートを意識しよう
−『JAGAT info』5月号のご案内−
5月も半ばを過ぎたが、この時期の心地良い晴天のことを「爽やかな五月晴れ」と表現している方を時折見掛ける。だが、「五月晴れ」という言葉の本来の意味は“梅雨の晴れ間”である。 続きを読む
生成AIの力で進化するデザインプロセス
生成AIとデザインの融合でプロセスが進化し、クリエイティビティ(創造力)が加速している。今、新たなデザインの未来が広がりつつある。
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印刷ビジネス2023年の振り返りと2024年に向けて
コロナ禍明け初年となった2023年は、国内は物価高騰、国外はウクライナ危機に中東危機と不透明感がさらに濃くなった。とはいえ、売り上げ増も珍しくなくなり、いつになく明るい声も聞かれる。年末時点で見えている材料をもとに振り返る。
印刷会社の課題解決に焦点を当てた「page2020セミナー」16セッションのみどころ!
page2020セミナーでは、印刷会社の「成長軸をつくる」「生産性を高める」を2大テーマに掲げ、新たな成長領域を睨んだ、デジタルとの連携、デザイン紙加工の強化から、今直面している働き方改革、人材不足・採用難等の解決策等、16セッションを実施する。 続きを読む
「AI×印刷ビジネス」の構想ができる人材の育成が重要
AI技術を活用したビジネスの構想とその可能性を判断し、技術者との橋渡しができる人材がAIビジネスを成功させる上で重要になる。
■AIビジネスに求められる人材の能力と確保
AIをビジネスに活用する上で通るべきプロセスとして、①事業構想→②仮説検証→③開発→④運用の4段階がある。
技術が進展してもそれをビジネスにつなげられなければ市場は広がらない。AIの多くの失敗は、事業構想や活用アイデアの段階をおろそかにして、今ある技術から仮説検証を始めているケースが多い。AI技術を活用したビジネスの構想とその可能性を判断し、技術者との橋渡しができる人材(本稿ではアセスメント人材という)がAIビジネスを成功させる上で重要になる。
印刷会社におけるAI人材の方向性として、製造工程での効率化や、顧客へのマーケティングソリューションにおけるAIの活用方法を、AI開発事業者を交えて構想できるかどうかである。その第一歩が経営者による、従来発想とは違ったアセスメント人材の育成である。
印刷ビジネスや自社のソリューション領域を理解した上で、AIにできること、できないことを技術的な見地で見極める知識、AIを活用した業務プロセスを構想できる知識やリテラシーを学ぶことが重要だ。ただベースとなる技術人材として、仮説検証からプログラムを開発する能力、実際にプログラム運用する能力は高度な技術知識を要するため、専門教育を施さなければ育成することは難しい。
人材施策として、①コンサルタントやベンダーへの外注、②経験者・優秀者の採用、③社内育成の方法がある。①②に関しては、短期的な視点では成果を上げる可能性もあるが、高額なコストの観点から事業継続性が低い。また②に関しては、採用獲得競争が激しい。NECは研究職を対象に、2019年10月より新卒の年収が1000万円を超える可能性がある賃金制度の導入を発表した。従来のモデルから転換し、その時代の市場価値に応じて給与を決めていく。IoT、AI人材も市場の需要に対する人材が不足しているため、必然的に市場価値は高まり、それ相応の待遇で迎い入れる環境を整備することが重要になる。従って、今後、大企業を中心にこの流れは進むと考えられるので、中小印刷会社としてはこのモデルの選択は難しい。
③の育成は短期的な成果は見込めないが、コスト面、継続性を考えると現実的な選択肢となる。
■印刷会社向けAIセミナーの報告
2019年8月、JAGATで「AI×印刷ビジネスアイディアソン~AI超入門ワークショップ~」を開催し、22名の参加者にAIの活用内容について事前アンケートを求めた。
AIの印刷ビジネスへの活用で多かったのが、「校正、検版、校閲の自動化および精度を高める」「デザインレイアウトの自動化、画像データの自動修正によるプリプレス作業の効率化とその精度を高める」との回答であった。ただ、クリエイティブへの応用には顧客やマーケットとの連携など現場の作業効率とは違った側面がある。予測系AIを活用した「販売予測による効果的なプロモーションツールと適正数量」の回答数も多い。顧客のさまざまなデータを基に、見込み顧客層と購買予測を立てることで、ターゲットに合わせた効果的なパンフレットやチラシのコンテンツと適正部数を提案することで、支援力を高めたいようだ。
事前アンケートでは、「経営者がAI についてよく言及するが、具体的なものとして見えてこない」「AIの活用に関して、印刷業界での事例についてあまり話が聞こえてこない」「AI 活用の人材育成について知りたい」との意見もあり、各社が模索の段階にあることもうかがえる。JAGAT は、多様な人材育成の機会を設け、印刷業界のAI リテラシーを醸成し、
新たな可能性を追求していきたい。
<page2020関連セミナー>
●【S6】「AI×印刷」ビジネスアイディアソン
開催日:2020年2月6日(木)10:00~12:00
https://page.jagat.or.jp/session/detail_27.html
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