出版ビジネスの最新動向2019~デジタルとの関係からみた出版流通の今後~

掲載日:2019年7月11日

既存の出版流通が限界に近づいている。収益を雑誌に依存することで成り立ってきた出版流通インフラは、その前提を失った。取次と出版社との間で書籍出荷価格と運賃協力金についての交渉が始まるなど、取引慣行の見直しも含めた構造改革の動きも表れ始めている。本研究会ではデジタルタグボートの辻本氏に海外の出版事業をご講演頂き、今後の出版業界を考えるヒントをいただく。次に文化通信社の星野氏に現在の取次と出版社、書店の置かれた状況を解説していただく。

また、日本では電子コミックが出版社の収益を支え始めている事情もある。紙と電子の同時出版に強みを持ち、書店にも配慮しながら独自の存在感を強める竹書房の竹村氏に中堅出版社の立場からも出版流通の今後と出版社の再生について語っていただき、業界構造の再編を多角的に考察する。

 

 

日時

2019年7月30日(火) 14:00-17:20 

構成

【1】電子出版とデジタル印刷出版の最新動向~海外事情を中心に

講師: デジタルタグボート株式会社 代表取締役社長 辻本英二氏

【プロフィール】

1979年~1988年 芸文社
1988年~1993年 アスキー
1993年~2012年 インプレス
・2000年 インプレス執行役員
・2002年~2003年 Stanford University Visiting Fellow Asia Pacific Research Center
・2004年~2009年 メディカルトリビューン
2013年~ デジタルタグボート代表

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【2】出版業界の最新動向
 
講師: 株式会社文化通信社 専務取締役編集長 星野渉氏
 

【プロフィール】

1964年生まれ。NPO法人本の学校理事長、日本出版学会副会長。出版流通、再販制度問題、電子出版、流通EDIなど、出版産業の変化を精力的に取材し続けている。著書に『出版産業の変貌』、共著に『オンライン書店の可能性を探る―書籍流通はどう変わるか』、『出版メディア入門』、『本屋がなくなったら、困るじゃないか』など。

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【3】 正しい電子書籍ビジネスが印刷物を増やす

講師: 株式会社竹書房 取締役統括局長 竹村響氏

  (1)  サイマル配信時代における電子と紙の生産、流通の最適化
  (2)  流通コストの考え方 電子書籍の機能によって返本や在庫の概念が変わった
  (3)  竹書房の取組 ポジティブなコストを増やして高単価商品を流通させる
  (4)  出版業の未来について 今後我々が取り組みたいことと業界への提言

 【プロフィール】

1977年神戸市生まれ。同志社大学卒業後2000年竹書房入社。編集職を経た後、2007年電子書籍黎明期よりデジタル事業を兼任。2014年から紙媒体の営業職として漫画作品のプロモーションとマーチャンダイジングを中心に事業を統括。2015年から編集も含めた書籍事業の統括も兼任。2018年取締役就任。

会場

 

日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)

 

参加費

 

一般:15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込) 印刷総合研究会メンバー: 無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで →自社が研究会メンバーか確認したい場合は、こちらのフォームからお問合せください 。

 

申込み

 

WEBから

Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。 登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。

FAXから

申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)でお申し込みください。 (印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)

 

問い合わせ

 

内容に関して 研究調査部 印刷総合研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申込み及びお支払に関して 管理部 電話:03-5385-7185(直通)