中とじ製本のホッチキスの間の寸法には規格があるのでしょうか?

掲載日:2014年8月14日

※本記事の内容は掲載当時のものです。

ナンデモQ&A:後加工

Q:中とじ製本のホッチキスの間の寸法には規格があるのでしょうか?

A:特に決まった規格はありません。しかし、ランダムに綴じているわけではなく一応の目安はあります。
 一つの考え方をご紹介します。上のホッチキスの中央から下のホッチキスの中央までの距離が、書籍の天地寸法の2分の1になるようにして、天から上のホッチキスの中央までが天地の4分の1、下のホッチキスの中央から地までの距離が天地の4分の1となるように機械を設定することが多いです。この寸法で綴じれば可も無く不可も無く、バランスよく製本できます。 
 これは、あくまでも基本的な考え方であり、この寸法に拘る必要はありません。多くの場合は、出版社から製本会社へ具体的な指示がなされています。

 

(2002年1月21日)
(印刷情報サイトPrint-betterより転載)