【5/28開催】変革期の流通小売業の現在と支援

掲載日:2024年5月20日

趣旨

小売業はいまなおチラシの大需要家である。チラシは減っているが、とはいえ、代わりの有力メディアが出現したわけでもなく、現場はリテールメディアを組合せる方向だ。従来メディアの減少ばかりが話題になるが、テレビに匹敵する1.7兆円の市場(電通『日本の広告費2023』)を持つ商業印刷周辺への効果的な告知・集客・増売を巡る試行錯誤が続く。

このような状況下、小売業は総じて売上高を伸ばすが、人手不足とEC、物流2024年問題など課題も山積する。最有力チェーンが大量閉店を表明して大変革も現実になり、新たな商機も生まれそうだ。空白地帯の小売需要はどこがカバーするのか? 無人レジなどリテールテック投資の行方は。小売業の最新現状分析と支援ビジネスのあり方まで含めて考える。

 

構成と内容

変革期の流通小売業の現在と支援を巡って
---商業印刷の変容とリテールメディアの試行錯誤---

(1)流通業界の現状と方向
小売を取り巻く環境変化とその対応を2つの視点から解説する。まずは少子高齢化とそれに伴う慢性的な人手不足、競争激化に対する小売企業の対応策について、リテールテクノロジーの活用とM&Aの視点から。もう一つは、期待の高まるリテールメディアの15年前の失敗とショッパーの買物行動の視点から懸念点と可能性について考察する

公益財団法人流通経済研究所
流通店頭環境部門 上席研究員 祝 辰也 氏

(2)折込チラシの最新動向と好事例
2023年の出稿統計データをもとに新聞折込チラシの出稿動向を振り返ると共に、直近の傾向も踏まえて今後を展望する。また、いよいよ実用段階に入って収益貢献し始めたデジタルマーケティングと新聞折込チラシの組合せ活用のリアルについて、昨年11月に実施したJ-NOAメディア調査の最新結果と注目事例を踏まえて解説する。

株式会社読売IS
コミュニケーションデザイン部 担当部長 有村 潤也 氏

(3)大変革を迫られる流通小売業への伴走
いったんコロナ対策は落ち着き、訪日外国人も戻り始めた。しかし、極度の円安、原材料費の高騰、少子高齢化、EC化の波と物流問題、そしてDX対応のプレッシャーなど流通業を取巻く課題は山積みだ。各社はこれらの課題にどう向き合うのか、伴走する周辺サプライヤーはどう動くのか、各社の中期戦略も参考に考える。

TOPPANデジタル株式会社
SCM事業 チーフエバンジェリスト 山岸祥晃 氏

(4)ディスカッション-商業印刷の変容とリテールメディアの試行錯誤-

登壇者3氏 + JAGAT 藤井建人

開催日時

2024年5月28日(火) 14:00-16:40 (Web開場13:30)

開催方式

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参加費

一般:15,400円(税込)
JAGAT会員:11,000円(税込)
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