トラッピング不良と逆トラッピング(024)

掲載日:2014年9月10日

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報 : インキ・ブランケット

トラッピング不良と逆トラッピング(024)

【概要】
トラッピング不良と逆トラッピングとはちがうものなのですか?

 【解決方法】
トラッピング不良と逆トラッピングとはそれぞれ異なります。
トラッピング不良とは、ウェット印刷(多色刷機)時において、先刷りのインキの上に後刷りインキがうまくのってくれないことを指し、逆トラッピングとは、多色刷印刷において 先刷りインキが後胴ブランケットにとられてしまい,版を介して、先刷りインキが後刷りインキユニット(ローラ)にあがり、インキが濁ってくることを言います。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)