印刷終了後のダンプニング砲金ローラの処理(049-3)

掲載日:2014年9月11日

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:ダンプニング

印刷終了後のダンプニング砲金ローラの処理(049-3)

【概要】
 印刷終了後のダンプニング砲金ローラの処理についてですが,砲金ローラが部分的にインキがからんだり,感脂化している場合もあるので,エッチ液で処理するのがよいか, ガム液を良く塗布して,乾燥させて,不感脂化する方がよいかわかりません。

 【解決方法】
 砲金ローラのインキのカラミは,その部分が感脂化されておこります。その部分をアラビアゴムとパミストンパウダーを使って良くこすり,水がハジケないようにします。そして,アラビアゴムを全面に塗って,乾かします。よく乾かす事がポイントです。急ぐ場合は,ヘアードライヤーなど使うと便利です。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)