エッチ液とガム液の使用方法(049-2)

掲載日:2014年9月11日

※本記事の内容は掲載当時のものです。

印刷技術情報:ダンプニング

エッチ液とガム液の使用方法(049-2)

【概要】
 本印刷に入る直前で,版とブランを洗浄する場合があります。版の洗浄は,プレートクリーナーを使用せずに,一般的に使われている「洗油」でインキを洗浄することにしている。その後の処理についてですが,以下の通り二通りの方法を採用していますが,どちらも一長一短があるようでどのような方法がよいのでしょうか。
 (ⅰ)「洗油」でインキ洗浄をした後,水をスポンジに含ませて,「洗油」を拭き取り,2倍ほどにうすめたガム液をスポンジに染み込ませて,処理し,すぐ本印刷に入る。(したがって,ガム液は版上にて乾くまでには到っていません。)
 (ⅱ)「洗油」でインキを洗い落した後,版の感脂化を防ぐために,5倍位にうすめたエッチ液をスポンジに含ませ,版処理して,(水で処理するのは省略する)本印刷に入る。

 【解決方法】
 本刷印刷前に,いきなり「洗油」で版面のインキを洗い落とすのは問題です。通常は版面のインキを落す時は,版面をゴム液で濡らして,洗油でインキを落し,その後水洗いして,印刷に入るのが正式な方法です。版面が乾いている時に油が着くと,地ヨゴレの原因になります。エッチ液をうすめて使っても,効果は期待できません。

 

「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。

(印刷情報サイトPrint-betterより転載)