page2026 オンラインカンファレンス・セミナーも展示会もパワーアップして開催へ

掲載日:2025年12月3日

今回で39回目を迎える印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2026」は、「Re:Connect ~再びつなぐ、印刷のチカラ」をテーマに、2月5日(木)~13日(金)まで開催するオンラインカンファレンス・セミナーと、2月18日(水)~20日(金)の3日間、東京・池袋サンシャインシティで開催する展示会で構成する。

オンラインカンファレンス・セミナーは6日間24本開催

page2026では展示会の開催に先駆けて、オンラインカンファレンス・セミナーを2月5日(木)~2月13日(金)までの期間で計24本開催する。テーマも生成AI関連をはじめ、印刷ビジネス展望、組織変革、デザイン、カラーマネジメント、動画、営業手法など多岐に渡る。受講手法はすべてオンライン、1本あたりの開催時間もすべて90分となり、より皆様が参加しやすい形式とした。コンテンツの詳細の公開及び受講申し込みの開始は12月22日を予定しているので、今少しお待ちいただきたい。
 pageイベントでは、コロナ前のpage2020までは、カンファレンス・セミナーを展示会場と同じサンシャインシティのワールドインポートマート5階のコンファレンスルームで、3日間で30本以上を開催していた。時代の流れを受け、オンラインでの開催とはなるが、カンファレンス・セミナーの開催規模はコロナ前に近づいた。かつては展示会場で、次のカンファレンス・セミナーに参加するべく急ぎ足でセミナー会場に向かう方々の姿をたくさんお見受けした。オンラインの画面上で、ご参加いただく皆様のそんな姿を想像しつつ、より良いコンテンツをお届けできればと思う。

page2026展示会は企画ゾーンで

今回のpage2026展示会では、前回page2025で実施した、新聞製作技術展「JANPS」とのジョイントゾーン「JANPS in page2025」の設置は無いが、新しい企画ゾーンを複数立ち上げて、出展社を募った結果、前回よりも出展小間数が増加する見通しとなった。特に展示ホールD(文化会館2階)に設置する新企画「紙以外印刷ゾーン」は12社18小間が出展する。出展企業は機器メーカーと、ユーザーである印刷会社が混在しており、非常に面白いゾーンが出来上がった。
 印刷業界における人手不足の解消のための自動化、省力化、無人化を実現する機器、サービス、ソリューションを紹介する新企画「自動化ゾーン」は、出展各社が複数機器を展示し、また他企業とのコラボレーションの予定もあり、インパクトのある展示が予想される。「2030年問題」と呼ばれる労働力人口の減少が喫緊に迫る中、来場者の方々に解決のヒントを提示できるのではないか。
 これらの新企画ゾーンに加え、前回から実施の工場ソリューションゾーンも引き続き設置するため、、前回の新聞製作技術展とのコラボゾーンを補って余りある規模の小間数となった。こちらもコロナ前のpage2020の水準に近くなってきた。バラエティーに富んだ出展企業が立ち並ぶ展示会にぜひ足をお運びいただきたい。

自社の「印刷のチカラ」でビジネスを構築

今回のpage2026のテーマは「Re:Connect ~再びつなぐ、印刷のチカラ」である。「Connect」ではなく、「Re:Connect」としたのは、前回page2025のテーマ「協奏」、前々回page2024の「連携」からの流れを受け、「再びつなぐ」という意図を込めている。また「つながる」ではなく、「つなぐ」という点にこだわりたいと思っている。意図せず自然と「つながる」のではなく、主体的に「つなぐ」ために、オンラインカンファレンス・セミナーのコンテンツを倍増し、展示会にも多くの出展企業にお集まりいただき、パワーアップしたpage2026の体制は整った。来場される方も、カンファレンス・セミナーの受講や展示会への来場を通じ、自社のビジネスにつながる何かを探すのではなく、自社の「印刷のチカラ」で「つなぐ」という思いを持ってもらえればこんなにうれしいことはない。それが出来るよう、準備を進めていきたいと思います。

(研究・教育部 堀雄亮)