次世代デジタルスポットUVニスコーター『JETVarnish 3D』 国内1号機を島津印刷へ納入決定

掲載日:2015年8月20日

コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、社長:和田幹二、以下コニカミノルタ)は、 仏MGI社製B2判デジタルスポットUVコーター『JETVarnish 3D(ジェットバーニッシュスリーディ)』を、インライン箔押しオプション『iFOIL(アイフォイル)』とともに、国内で初めて島津印刷株式会社(本社:新潟県新発田市、社長:島津延明氏 以下島津印刷)に納入します。本年7月に導入に関する基本合意を行い、8月に売買契約を締結いたしました。(10月納入予定)

コニカミノルタが納入する『JETVarnish3D』とその周辺機器により印刷された商品は、島津印刷によりブランド化され、新たな付加価値を創出するものとして訴求していく予定です。また、コニカミノルタは島津印刷と合同プロジェクトチームを立ち上げ、新たな市場創出を推進してまいります。

同製品の導入にあたっては、特に以下の点を評価いただきました。

  • 豊かな3D表現による印刷価値の向上
     『JETVarnish 3D』は印刷物の表面に最大200マイクロメートル厚のスポットニス塗布を行うことができ、オプションの『iFOIL』と組み合わせることで3D箔押し加工も可能です。これにより印刷物上に立体感と光沢を持たせることができ、更に箔の持つメタリック感も加わることで、国内では従来成し得なかった豊かな立体表現が可能となります。印刷物が本来持っている手触り感や表情などの感性価値を一層引き立たせ、印刷物の訴求力を、飛躍的に向上できます。
  • 営業力強化に有効
    『JETVarnish3D』では、高価な中間材料を使わずインクジェット技術を用いて表面加工を行うことで、増加する小ロット印刷物にも柔軟な対応が可能となります。また、デザインの段階での試作品制作も容易に行え、より訴求力が高い印刷物へと提案の幅が広がります。『JETVarnish3D』を使うことでオンリーワン商品の提案が可能となり、クライアントに対する営業力・提案力の強化につながります。

コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社は、昨年7月に仏MGI社の国内総代理店としての業務をスタートし、昨年10月から『JETVarnish 3D』の国内展開に向けたマーケティング・プロモーション活動を行ってきました。本年4月からは、同製品の販売活動を本格的に開始しております。今後も新たな印刷需要創造を目指し、価値ある商品・サービスの提供により商業印刷市場の拡大につながるよう取り組んでまいります。

http://www.konicaminolta.jp/business/information/2015/150820.html