DTPエキスパート最新情報ガイダンス

掲載日:2016年2月16日
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去る2月3日(水)および4日(木)、page2016会場にて『DTPエキスパート最新情報ガイダンス』と題したセミナーを開催した。

当初有資格者向けアンケートの中で今後の業務展開に必要または知識を補充したいと思う分野についての回答を集め、有資格者も多く来場するpage会場にて資格者向け継続教育セミナーを開催しようという計画だったが、アンケートの集計結果とDTPエキスパート認証制度の今後の方向性として重要視される項目に一致するものが多かったため、資格者に限定せず一般参加可の無料セミナーとして開催するに至った。

講師にはpage2016セミナーで『今さら聞けないカラーマネジメント』の講師も務められたDTPエキスパート認証委員の石塚 晃 氏 および 当協会専務理事 郡司 秀明が登壇し、約1時間半のセミナーを実施した。

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初日は60名の定員が満席となり、当日申込み用に座席を増やして合計62名の参加、二日目も36名の方々に参加いただいた。

冒頭では、今後DTPエキスパートに求められる資質として、今回のpage2016のテーマとしてフォーカスされたマーケティングとの関連を示した。
印刷はマーケティングを支えるメディアとして機能してきたわけであり、マーケティングがマスマーケティングからOne to Oneマーケティングに変化している今、印刷も変わらざるを得ない。個別ターゲットに対して印刷がどう関わるかという視点をもって未来を見据えるべきである、という趣旨である。
この点は、すでに発表されている第45期DTPエキスパート認証試験の新出題項目として挙げられている通り、「マーケティングと印刷物の連携」という観点からの出題として取り上げられる可能性がある。モノづくりそのものにマーケティングの知識が必要であるか否か、ということで捉えるのではなく、印刷物がどのような背景においてその役割を果たすのかを知るに足る知識を蓄えなければならないということ、また、各種業務提携や連携において、DTPエキスパート認証制度創設以来掲げている「メディアビジネスに携わる人々の共通言語を身に付ける」という制度主旨から、マーケティングの基礎知識やトレンドについても押さえておくべき項目として挙げられている。

page2016テーマに絡めた講義ののち、石塚講師により直近の新出題項目を中心に解説をいただいた。
今後の業務範囲の想定として、ビジネスで用いる場合のセキュリティ対応を考慮したクウド利用について、PDF/X-1aワークフローからPDF/X-4のワークフロー変更、またpageセミナーで石塚氏が講師を務められたカラーマネジメントに関する項目など、実業務での応用を踏まえた解説講義をいただき、今後のエキスパート取得希望者や、資格継続希望者にとって貴重な内容となったことと思う。
今後も、有資格者および取得希望者に向けた勉強会の開催などを通して、エキスパート人材の育成に寄与する機会を提供していきたい。

JAGAT CS部 丹羽 朋子

第45期DTPエキスパート認証試験 新出題項目