エキスパート認証試験に向けた取り組み

掲載日:2017年2月14日
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次回2月26日(日)実施エキスパート認証試験まで残り2週間となった。試験に向けた各種取り組みを紹介する。

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2/8(水)および2/9(木)の2日間、資格関連セミナーを実施した。
2/8の「DTP最新情報ガイダンス」では、これから本試験に取り組む受験予定者だけでなく、すでに資格を有している方が最新の話題に触れる機会を提供する意味合いもあり、近年のDTP関連トピックを中心にDTPエキスパート認証委員である石塚晃講師に講演いただいた。
事前申込みの方に加え、当日申込者も含め、約60名の方が来場され、会場は満席となった。
2/9の「クロスメディアエキスパート認証試験ガイダンス」では、本試験で問うところの企画提案力が求められるビジネス環境や人材像についての解説とともに、実際に企画提案書を記述いただく記述式試験のポイント解説をクロスメディアエキスパート認証委員である影山史枝氏より講義いただいた。

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満席のガイダンス会場


展示会場では、JAGATコーナーにて書籍販売とともにエキスパート認証試験のパネル展示と資料配布を行った。
初日開場後より来場者が途切れることなく活況を呈した展示会場となった。

対策講座の取り組み

昨年12月に開講した埼玉県印刷工業組合主催の第23期クロスメディアエキスパート認証試験対策講座は、2/11(土)に最終回を終えた。
今回の講座は、埼玉県印刷工業組合の印刷関連資格士会発足に伴い、印刷業の未来を見据えた業務展開に際して求められる人材に対し、クロスメディアエキスパートを必要資格と捉え、開催に至った。
クロスメディアエキスパート認証試験第2部(記述式)試験では、顧客企業の抱える課題に対し、メディア戦略で課題解決を図るための企画提案を行う人材を想定しでいる。

  • 顧客の抱える課題とは何か
  • そのうちコミュニケーション戦略で解決できる課題とは何か
  • その課題に対しどのようなメディア施策を展開するのか

これらを論理的思考をベースに分析・立案することにより、
顧客企業をメディア戦略により支援する人材である。
講座では、顧客の課題抽出を顧客企業の経営戦略・マーケティング戦略という点から導き出す手法をはじめ、各種発想法を踏まえたブレーンストーミングや、論理的思考のためのフレームワークなどについて講義を行った。
さらに、毎回グループ演習として、ひとつの与件を題材に、与件に対するメディア施策を打ち出し提案の形式にまとめるというグループワークを行った。
各自の分析をグループ内で討議することにより、多角的な視点による気づきを得ることができる。
まとめあげた提案内容をプレゼンし、他グループからの質疑応答と講師からの指摘を繰り返すことで、さらに論理的に整合性のとれた提案とする試みだ。
今回の講座では、合計3回の講義と演習に35名の方が参加され、活発な質疑による充実した内容となった。
埼玉県印刷工業組合 新井顧問による試験に向けた激励とともに最終回を終え、2月26日(日)試験を迎える。

第47期DTPエキスパート認証試験/第23期クロスメディアエキスパート認証試験 案内

(JAGAT CS部 丹羽 朋子)