東京アビリンピックにてDTP競技を開催

掲載日:2018年3月30日
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第16回東京都アビリンピック(東京障害者技能競技大会)が、2018年2月18日(日)小平市の職業能力開発総合大学校にて開催された。

東京アビリンピック

アビリンピック(ABILYMPICS)とは、障害者技能競技大会の通称である。障害のある方々の職業能力向上を図るとともに、社会の理解を深めることを目的として、職業技能を競う大会である。
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催し、各都道府県で開催される他、全国アビリンピックも開催されている。さらに4~5年に1回、国際アビリンピックも開催されている。

東京都のアビリンピックの競技種目は、ワード・プロセッサやパソコンデータ入力、ビルクリーニングなど9種目で、その1つが「DTP」となっている。今大会には、9種目で合計112名の選手が参加した。

J1

(DTP競技会場:職業能力総合開発大学校、東京都小平市)

DTP競技

東京都アビリンピックのDTP競技は、与えられたテーマと写真・図版・テキストの素材を元に、120分の制限時間内にデザインとDTPデータ制作を行い、その優劣を競うものである。

JAGATは、2013年度よりDTP競技の専門委員として、競技の企画・運営・審査に協力している。

今年度は、9名がDTP競技に参加した。普段からDTP制作業務に携わる人たち、またはそれを目指して学習中の人たちである。競技会場は、東京都小平市の職業能力総合開発大学校のCADルームであった。

課題は、書面およびWordドキュメントとして提示され、また写真・テキスト・図版など素材データが各競技者のパソコンに用意されている。競技前の注意事項説明では、口頭で読み上げるとともに手話通訳もおこなわれた。

今回の競技課題は「バードフェスティバル、I love birdフォトコンテストの募集チラシをデザインする」である。
支給された写真データ、図版データ、テキストデータをPhotoshopやIllustratorなどを使用して加工・レイアウトし、印刷データを制作する。
「鳥をテーマにしたフォトコンテスト」というテーマであったが、今回はデザイン面で個性豊かでレベルの高い作品が揃っていた。

(課題に取り組む競技者)

採点は、分り易いレイアウトで「フォトコンテストに参加してほしい」というメッセージが伝えられているかどうか、印刷データとして必要な加工が出来ているか、などを基準に行った。

金賞を受賞したのは、独創的でインパクトがあり、かつメッセージが明確に伝わるレイアウトの作品であった。画像の加工やイラストにも工夫されているものであった。

なお、金賞受賞者は沖縄県で開催される全国大会(2018年11月)に東京都代表選手として推薦される予定である。

(金賞作品)

(※第16回東京アビリンピック結果報告) 

(JAGAT 資格制度事務局 千葉 弘幸)

DTPエキスパート
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