DNP、文章内容に最適なフォントに自動変換するシステムを開発

掲載日:2018年8月31日

― 文章の内容からその気持ちにマッチしたフォントで情感あふれるメッセージを表現 ―

 

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義斉 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、テキストデータを自動解析する技術を活用し、文章の内容や感情に合わせて、最適なイメージのフォントを自動的に判別して表示する「DNP感情表現フォントシステム」を開発した。同システムは、文章中の言葉や絵文字の意味を解析し、その文章を12種類の感情・イメージに分類して、その文章に最適なフォントに変換して情報を表示することができる。

 

【 「DNP感情表現フォントシステム」 の特長】

 

     DNP感情表現フォントシステムの導入イメージ

 
1.言葉・絵文字に応じてフォントを自動変換

文中の言葉や絵文字を解析し、それらが持つ感情やイメージを12種に分類して、最適なフォントへ自動変換する。12種の分類は、安らぎ、穏やか、楽しい、喜び、好き、哀れ、不安、恐怖、怒り、驚き、デジタル(ネットスラング)、ニュートラル(中立)。単語や絵文字が持つ感情やイメージの設定、変換するフォント、使用フォント数はカスタマイズも可能。

 

2.入力するテキストのリアルタイムな分類が可能

テキストの入力時にリアルタイムで内容を解析し、順次フォントを自動判別しながら、文章全体で感情・イメージを伝えるフォントに変換する。また、利用者自身が自分の好みのフォントを選択する機能もある。今後は、同システムで利用者のフォント選択結果(ログ)を収集し、さらなる判別精度の向上を図っていく。

 

 


12種類の感情・イメージの分類と使用フォントの組み合わせ例

 

大日本印刷株式会社