多くの企業でAIの導入が進む中、その実態は調べものや書類作成といった「学ぶ」の域に留まっていることが少なくない。経営者が旗を振っても現場の社員にはその真価がピンときていないケースもある。
page2026セミナーでは、印刷業界向けにAI活用のはじめ方やリスクへの向き合い方など幅広くAIへの向き合い方を考える機会を提供する。
個人の能力を増幅するAI
AIの進化は日進月歩なので「AIに頼めば、自動的に新規事業を創ってくれる」といった魔法のような期待を抱く方もいるかもしれない。しかし、現状では「使い手によって成果が大きく変わる“増幅装置”」というとらえ方が本質的であろう。
ある印刷会社では、BtoC向けの自社のサービスサイトを運営しており、営業が集客施策を企画している。以前は、集客施策を実行するためには、Webサイトのコーディングはシステム担当にイラスト作成はデザイナーにコラム記事の執筆はライターにというように社内外の専門家に作成作業を依頼していたが、AIを活用することでかなりのことは自分一人でできるようになり、企画から施策実施、結果の検証、それを踏まえた対応というサイト運用のPDCAサイクルを一人で高速にまわせるようになったという。各種作成作業の生産性が劇的に向上した結果、高速にトライ&エラーを繰り返すことができ、成果に結びつけるというAI活用の理想形といえる。
組織的に取り組むには
前述の事例は、たまたまAIに“はまった”個人がいたことでAI活用が急速に深化した事例といえる。革新的な技術が登場したときには趣味的に使い倒す個人に引っ張られる形で組織的に普及していくケースが多いが、そうした人が現われるのを待っているだけでは対応に遅れをとってしまうリスクがある。
印刷業においては、営業から企画デザイン、DTP制作、刷版、印刷製本まで工程が多岐にわたるうえ、スキルやノウハウが個人にたまりやすい。「現場の細部」にこそ企業の強みが宿っているのだが、この領域は個別性が高く外注システムでは解決が難しいので、現場の社員一人ひとりが自律的に「どこにAIを任せるか」を判断できる組織文化の構築が不可欠となる。AIそのものの使い方よりも担当している業務のどこをAIに任せることができそうかという気づきのほうが重要になってくる。
page2026セミナー「AI スキルを “学ぶ” から “使う”へ」では、強制ではなく自然に現場のAI活用が浸透していくための“5つの導入ステップ”を解説する。
また、AIを単なる効率化ツールから“成長のエンジン”に高めていくためのロードマップを示す。
【S17】AI スキルを “学ぶ” から “使う” へ ~効率化から成⻑のエンジンにつなげるロードマップ
2月13日(金) 14:30~16:00
【S2】AI時代のWebマーケティング ~買い手の思考回路の変化と対応方法
2月5日(木) 14:30~16:00
【S14】リスクを価値に変えるAI戦略 〜3年後に企業を救う「印刷データの真正性」
2月12日(木) 14:30~16:00
【S15】すぐに使えて成果も出せる!画像生成AIのビジネス活用法
2月12日(木) 16:30~18:00


